Feb 17, 2025 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元
パソコンで文字を入力する上で、キーボードは欠かせないツールです。しかし、突然入力したい文字が数字になってしまうことがあります。さっきまで普通に入力できたのに「キーボードがおかしい」と感じたことはないでしょうか。入力がおかしくなるのは、キーボードの設定によって引き起こされるものです。
今回は、その原因と対策について解説。もしもデータが消えてしまったときは、便利なソフト「Recoverit」も紹介します。
パソコンのキーボードで文字を入力すると、意図せず数字になってしまう原因はいくつかあります。よくある原因は、キーボードの入力切り替えキー「Num Lock」がオンになっている場合です。パソコンで文字入力すると数字キーが優先され、画面に数字が入力されてしまいます。
すべてのパソコンのキーボードが該当するわけではありませんが、キーボードのキーには複数の入力文字モードがあります。たとえば、通常どおり文字入力するのであれば、「I」キーはローマ字入力で「い」です。しかし、「I」キーはひらがな入力で「に」、数字入力で「5」を入力する役割もあります。「Num Lock」キーをオンにした方は、「い」と入力したつもりが「5」と入力されるという理屈です。
数字キーが割り当てられているキーは、以下のとおりです。
パソコンのキーボードで文字を入力すると数字になったときの主な解決策は、「Num Lock」キーをオフにすることです。「Num Lock」キーは、キーボード上に配置されているものと配置されていないものがあります。
「Num Lock」キーが配置されていない場合は、ショートカットキーに割り当てられている可能性が高いためあわせて覚えておくと便利です。使用するパソコンやキーボードによって異なるため、注意して対処しましょう。Num Lockキーをオフにする方法を解説します。
「Num Lock」キーがキーボード上にある場合は、「Num Lock」キーを押すと簡単に切り替えられます。「Num Lock」キーの場所は、キーボードの右上部です。「Num Lock」は「NumLk」と表記されているキーボードもありますが、同じ役割のキーなので心配せず操作しましょう。
パソコンのメーカーによっては「Num Lock」キーが配置されていない場合があります。「Num Lock」キーが配置されていない場合は、各メーカーの手順に沿ってショートカットキーを押すと切り替えが可能です。以下は、各メーカーごとに割り当てられた「Num Lock」のショートカットキーの例です。
また、「Num Lock」キーがあった場合も「Fn」キーや「shift」キーと同時押しすることで切り替えられるパソコンもあります。各メーカーによって方法が異なるため、注意して対処しましょう。
今回はWindowsパソコンのキーボードの不具合について、入力した文字が数字になる原因と対処法を解説しました。「Num Lock」キーで簡単に切り替えが可能なので、意図せず押してしまったときやおかしいと感じる場合に試してください。
また、Windowsパソコンでデータが削除されてしまったときはデータ復元が必要です。データ復元ソフト「Recoverit」は、パソコン初心者でも安心して使える便利なソフトです。「わかりやすい操作手順」に「素早い処理性能」、さらに「あらゆるデバイスとデータから復元できる」といった特徴で人気があります。
Recoveritは、誤った操作でデータを消してしまったときや急な不具合でデータが消えてしまったときに便利です。誰でも簡単に使えるため、Windowsパソコンの操作に不慣れな初心者でも安心して使えます。ぜひRecoveritで、安全安心なパソコンをお楽しみください。
Recoveritを起動します。起動できた後、下記の製品画面で、消えたファイルの元の保存場所を選択してクリックします。
そうするとRecoveritは自動的にデータのスキャンをスタートします。
スキャンが終わった後、見つけたファイルは形式ごとにリストされます。「復元する」ボタンをクリックするとデータを復元します(一部のデータはプレビューできます)。
消えたファイルをプレビューで確認して復元すれば完了となり、非常に簡単な操作となっています。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、SDカード、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試してください。
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内野 博
編集長