Macbook・iMacのキーボードが反応しない場合の対処方法6選

日頃から使っているMacが急にキーボード操作を受け付けなくなった、一部のキー入力がうまくできない、なんてことはありませんでしょうか。キーボードの破損か何かMacでエラーが起こったか悩まれてしまうかもしれませんが、案外簡単な理由が原因なのかもしれません。本文では、Macでキーボードが反応しない際の対処法について述べていきます。

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内野 博

May 17, 2024 • カテゴリ: Macデータ復元

日頃から使っているMacが急にキーボード操作を受け付けなくなった、一部のキー入力がうまくできない、なんてことはありませんでしょうか。キーボードの破損か何かMacでエラーが起こったか悩まれてしまうかもしれませんが、案外簡単な理由が原因なのかもしれません。

本記事ではMacのキーボードが反応しない際の対処法について述べていきます。


Part1:Macbook・iMacのキーボードが反応しない原因

Macのキーボードが反応しないのには様々な理由があります。キーボードの問題かもしれませんし、Mac本体の設定やシステムの問題かもしれません。こちらでは意外とありがちなキーボードが反応しない原因となるものをいくつか紹介させていただきます。

①Macの設定の問題

例えばマウスキー機能やスローキー機能、NumLockキーなどは有効になっていることで一部もしくは全体のキー操作に変更が出ます。キーボードレイアウトなどもキーボードの操作性に変化が出ますし、Caps Lockキーのように押してしばらくしてから変更が適応されるといったボタンもあります。

こういった場合は不具合ではなく設定の問題ですので、それぞれ設定から変更がないか確認する必要があります。

②キーボードが汚れている

キーボードにゴミが詰まっているためにキー入力ができない、ということもあります。汚れがないかを確認してみましょう。ただし清掃用の液体を直接かけるような真似はやめてください。

③USB接続

USBによる接続不良もあります。単純に接続がうまく行っていないこともあればUSB端子の破損により接続不良になっていることもあるので、よく確認してみてください。

Part2:Macbook・iMacのキーボードが反応しない場合の対処方法

方法1:電源に接続して充電を行う

MacBookなどのノート型のPCのキーボードが反応しない場合、バッテリーの容量が無くなったことが原因のことは多いです。本来バッテリーの残量が一定以上低下した場合には警告が表示されるはずですが、エラーや設定で表示されないこともあります。いちど電源に接続して充電を行いましょう。

方法2:有線接続のキーボードを再度接続する

Macに外付けキーボードを有線で接続している場合、キーボードとMacがちゃんと接続されているか確認しましょう。一度抜き差しを行い、コネクタがちゃんと接続されているか確認してください。

・Bluetoothなどの無線のキーボード

1)バッテリー残量の確認

無線のキーボードを使っている際には充電が十分されているか確認してください。残量が少なければ充電しましょう。

2)Bluetoothを再接続

Bluetoothの接続に不具合が生じている場合、Bluetoothの接続を解除し再接続を試みましょう。

方法3:キーボードを掃除する

一部のキーが反応しない時は、物理的な要因が考えられます。動作しないキーの周りに誇りやゴミが付着していないか確認しましょう。異物が挟まってしまったためにキーボードが動かないという状態も少なくはありません。

キーボードの掃除には柔らかい素材を使って優しく行いましょう。

方法4:キーボードの動作変更オプションの設定

1)スローキーがオンになっている

スローキーはタイピングが困難なユーザーのための設定です。所定の時間以上押したキーのみが入力として受け付けられるので誤操作の可能性を減らします。

もしこの設定がオンになっていれば普通にタイピングしていると文字入力も殆どできない状態でしょう。キーの設定を変更・確認するのは以下の方法となります。

まず「Appleアイコン」から「システム環境設定」を選択する。

・キーボードの動作変更オプションの設定

「アクセシビリティ」を選び、「キーボード」→「ハードウェア」のタブ→「スローキーを有効にする」のチェックを確認

・キーボードの動作変更オプションの設定

2)マウスキーがオンになっている

マウスキーはマウス操作をキーボードで代わりに行う機能のことです。このマウスキーがオンになっているとキーボード・テンキーを使ってテキストを入力することはできません。

「アップルメニュー」→「システム環境設定」→「アクセシビリティ」→「ポインタコントロール」→「代替コントロール方法」のタブ→「マウスキーを有効にする」のチェックを外す

・キーボードの動作変更オプションの設定

方法5:Macを再起動する

キーボードの一部だけ反応しない、全ての操作を受け付けないといった場合、様々な原因が考えられます。原因が特定できず直し方もわからない場合は一度だけ再起動をしてみましょう。キャッシュの処理の問題や簡単なエラーの場合、再起動をすることで不具合が解消されることは多いです。

もし一度の再起動で問題が解決しなかったとしても再起動は何度も行わないでください。逆に不具合を誘発してしまうこともあります。

方法6:ソフトウェアキーボードの確認

キーボードの一部が反応しない時にはソフトウェアキーボードの確認を行うことでキーが正しく動作しているか動作していないかの判別が可能となります。

ソフトウェアキーボードの確認手順は下記の通りです。

1)アップルメニューから「システム環境設定」→「キーボード」と選択します。

2)開かれた画面から「メニューバーにキーボードビューアと絵文字ビューアを表示」にチェックを入れる

ソフトウェアキーボードの確認手順

3)上部メニューから「キーボードビューワーの表示」を選択する

ソフトウェアキーボードの確認手順

4)開かれたビューワーでキーボードで反応しないキーを押し、動作確認をする

ソフトウェアキーボードの確認手順

該当キーで強調表示されれば正しく動作しており、強調表示されなければキーは正しく動作していないと判別できます。

Part3:Macbook・iMacから消えたデータを復元する方法

もしデータがMacから消えてしまったのならデータ復元ソフトを利用するといいでしょう。こちらではRecoveritをおすすめさせていただきます。

Recoveritはあらゆるデバイスに対応しているデータ復元ソフトで、ほとんどのファイル形式が復元可能になっています。無料版もあるため操作感も確かめやすく、簡単に復元できます。

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以下は、「Recoverit」で誤って削除したファイルを復元する操作手順です。

ステップ1 復元したいファイルの元保存場所を選択します。

Recoveritを起動して、紛失したファイルの元保存場所を選択してクリックしてからスキャンが開始されます。

消えたデータの保存先を選択

ステップ2 誤って削除したファイルを検索します。

削除したデータをスキャンし始めます。スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。

ファイルを検索

ステップ3 スキャンしたファイルをプレビューして復元します。

スキャン完成した後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいファイルにチェックを入れて、「復元する」ボタンをクリックすれば完了です!

ファイルを復元

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