Sep 25, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元
Windows10のパソコンを使い、デュアルモニターなどで作業をした時、突然メインモニターに「シグナルが検出されません」と表示され、画面が暗転…なんて事ありませんか?これはdisplayportケーブルで接続しても認識せず、画面が映らない現象です。
それでは、今回はdisplayportが認識されない場合の原因や解決方法について、ご紹介しましょう。
Displayportをご存知ですか?また、最近ではパソコンと外部機器をつなげるのに使用されるHDMIケーブルとの違いなど、ご説明していきましょう。
Displayportとはその名の通りパソコンとモニター・ディスプレイを接続するケーブルの名称です。先述のようにパソコンのモニター・ディスプレイといえば、HDMI、DVI、VGAなどがお馴染みかと思います。しかし、これらの通信規格はもう先時代のものとなってきており、近年の高画質を極めた画像を反映させるためにはDisplayportを利用する時代となってきました。
メリットとしては、他のコネクタ規格と比較すると、圧倒的に高スペックなことが第一に挙げられます。
ここ数年の間で、テレビなどを例にすると、4K、8Kは当たり前の傾向となってます。
ちなみに4K動画を作るためには、それ以上の解像度が必須となります。4Kは 解像度が3,840×2,160 ですので、それよりも上の解像度である5K~8Kでないと完全なエディターツールを配置できなくなります。
パソコン上で解像度の高いゲームを楽しむ際には、ゲーミングモニターとしてDisplayportは使い勝手が良く、ゲームのパフォーマンスには欠かせない、速度や動きの滑らかさなどが影響していることが考えられます。
またHDMIは、同期に時間が掛かり認識されず、画面が表示されない場合があるのに比べて、displyaportの方が瞬時に同期して、接続の安定性は圧倒的に高いようです。
Displayportが認識しない原因はどんな事が挙げられるでしょう?いくつか考えられる原因は以下の通りです。
Displayportが認識しないトラブルを解決する方法を、対処しやすい順でご説明しますので、ご参考にしてください。
1)接続不良が原因
Displayportケーブルの接続状態に問題があり、ディスプレイが認識できない場合、Displayportケーブルをディスプレイから取り外して、再度接続を試みて下さい。ディスプレイ側とパソコン側の端子にしっかりと奥まで刺さっているか確認する事が重要です。
また、Displayportケーブルの相性問題も考えられるので、他のケーブルを使って接続を試してみてください。
2)デバイスを再起動させて再接続
パソコンとディスプレイの電源を切ってから、Displayportを再接続することで、認識の問題が解決できるケースもあります。ほとんどはこのやり方で解決できます。
3)ディスプレイ側の入力ソースの変更
通常はパソコンからの映像信号がディスプレイに到達すると、入力ソースが自動的に選択されて映像が表示されるはずです。
しかし、何らかの影響でDisplayportの信号が正しく検出されず、ディスプレイが映らない事が起こります。
ディスプレイ側の入力ソースを「自動」から「Displayport」に変更することで解決する場合もあります。ディスプレイ側の入力ソースは、「メニューボタン」を押して変更できます。
4)グラフィックドライバーのアップデート
ご利用のグラフィックドライバーのバージョンに不具合があることが原因で、Displayportが正しく認識できないケースがあります。
その場合は、グラフィックドライバーを最新のバージョンにアップデートして、Displayportの問題解決を試してみましょう。手順は以下の通りです。
①「Windowsマーク」を右クリック→「デバイスマネージャー」を選択
②(真ん中辺りにある)「ディスプレイアダプター」のツリーをクリックして展開
③「グラフィックドライバー名」を右クリック→「ドライバーの更新」を選択
④「ドライバーを自動的に検索」をクリック
最新のドライバーが見つかった場合は自動的にインストールされる。また、既に最新のドライバーの場合は、「Windows Updateで更新されたドライバーを検索する」をクリック→WindowsUpdateの画面が表示されたら、「更新プログラムのチェック」をクリックしてWindowsを最新の状態にする。
※グラフィックドライバーのアップデート完了後、PCを再起動してください。再起動後にDisplayportの認識の問題が解決したか確認してみましょう。
5)他の映像出力端子で試してみる
Displayportが認識しなくても、HDMIなどの他の映像端子でディスプレイを認識することができます。
前述のやり方でもDisplayportの問題が解決せず、ディスプレイやグラフィックボードの交換がすぐに行えない場合は、この方法を検討してください。
変換アダプターを使用することで、グラフィックボードとディスプレイに同じ端子がない場合でも接続可能です。
もし、パソコンをDisplayportにつなぐ作業中、パソコン内のデータなどが何らかの原因で消失したら、困りますよね。そこで、お使いのWindows10のパソコンから消えたデータなども簡単に復元できるソフトRecoverit(リカバリット)をご紹介します。
Recoveritは、Windowsパソコンから失われたデータや、削除されたファイルを3ステップと数分で復元可能です。1000種類以上のデータ形式を対応できます。パソコン、ごみ箱、内蔵ハードドライブ、 外付けストレージメディア、さらにはクラッシュしたパソコンからデータを復元すること ができます。
Recoverit無料版は、復元したい対象のデータ容量が最大500MBで利用することができます。無料版でお試しになってみて、便利な機能を数台のパソコンでも利用してみたい、復元するデータやファイル等の容量を無制限にしたいと思われたら、製品版をご購入されてはいかがでしょうか?
Recoveritを起動します。起動できた後、下記の製品画面で、消えたファイルの元の保存場所を選択して、右下にある「開始」をクリックします。
そうするとRecoveritは自動的にデータのスキャンをスタートします。
スキャンが終わった後、見つけたファイルは形式ごとにリストされます。「復元」ボタンをクリックするとデータを復元します(一部のデータはプレビューできます)。
消えたファイルをプレビューで確認して復元すれば完了となり、非常に簡単な操作となっています。
また、このソフトを使うことで、パソコンから消えたデータの復元だけではなく、SDカード、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試してください。
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内野 博
編集長