【Windows10】パソコンの起動が遅い原因と対策

パソコンは長く使うほど起動速度が遅くなるものです。しかし、windows10パソコンが異常なほど立ち上がりが遅い場合は原因を解消して改善できるかもしれません。本ページでは、Windows10の起動が遅いときの原因と対策を紹介します。

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内野 博

Apr 10, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

Windows10のパソコンを長く利用していると、異常に起動が遅いと感じることがあります。パソコンは長く使うほど起動速度が遅くなるものです。しかし、異常なほど立ち上がりが遅い場合は原因を解消して改善できるかもしれません。特に導入しているソフトや保存しているデータが多い場合、簡単に改善できる可能性があります。

本ページでは、Windows10搭載パソコンの起動が遅いときの原因と対策を紹介します。


Part1: パソコンの起動が遅い原因

Windows10パソコンの起動が急に遅くなったと感じたときは、主に以下の原因が考えられます。
● 導入ソフトが多い
● 保存ファイルの容量が多い
● バックグランド処理を行うソフトが多い
● 内部に熱がこもっている
● ウイルス感染

それぞれの原因を詳しく解説します。

1)導入ソフトが多い

Windows10搭載PCの立ち上がり速度が異常に遅い原因で考えられやすいのは、導入ソフトの多さです。PCの起動、処理速度を安定させるには、ストレージに一定の空き容量がないといけません。そのため、導入ソフトがあまりにも多くストレージの空き容量が少ない状態になると、起動速度の低下に繋がります。

2)保存ファイルの容量が多い

保存ファイルの容量の多さも、Windows10PCの起動速度が遅くなる原因です。ストレージの空き容量は、ファイルの保存でも消費します。そのため、保存ファイルが多すぎる場合もストレージの空き容量が少なくなり、PCの立ち上がりが遅くなるわけです。

3)バックグランド処理を行うソフトが多い

バックグラウンドで動作しているソフトが多くないかにも注意が必要です。バックグラウンドとは、ソフトを起動しなくても裏側で動作する機能を指します。バックグラウンドが有効になっているソフトが多いと、PCの起動してすぐに動作するため立ち上がり速度の妨げとなります。

4)内部に熱がこもっている

PC内部に熱がこもっていないかもチェックしておきましょう。冷却ファンが正しく動作していない場合、PCの起動時に内部の熱がたまり立ち上がり速度が遅くなります。PCの起動では予想異常に発熱が起きるため、冷却ファンが正しく動作しているかは要チェックのポイントです。冷却ファンが正しく動作していない場合、PC内部の清掃をするといいでしょう。

5)ウイルス感染

PCがウイルスに感染して、起動速度が遅くなるパターンも珍しくありません。ウイルスはPCに保存されている個人情報や機密データの漏えいを狙うものですが、PCへ異常な負荷をかける症状も起こり得ます。


Part2: Windows10の起動が遅い時の対処法

Windows10パソコンの起動を早くする方法は、主に以下の5つです。
● 必要のないソフトやファイルの削除
● デスクトップの整理
● 高速スタートアップの活用
● ウイルスの駆除
● HDDからSSDへの換装

不要なソフトやファイルを削除するだけでも、起動速度が改善する可能性があります。それぞれの対処法を詳しく解説します。

1)必要のないソフトやファイルの削除

PCの起動速度が異常なほど遅い場合は、まず不要なソフトやファイルを削除してストレージの空き容量を確保しましょう。ストレージの空き容量を増やすだけでも、PCの起動速度が変わります。しかし、不要なファイルを削除する際は、Cドライブに保存されているシステムファイルを消さないように注意してください。システムファイルを削除すると、PCが正しく動作しない恐れがあるからです。不要なファイルを削除する場合、PCの購入後に自分が保存した画像や動画、Officeファイルを対象にしましょう。

2)デスクトップの整理

デスクトップにあまりにも多くのアイコンがある場合、これを整理するのもおすすめです。デスクトップに設置しているアイコンが多いと、その分PCの起動速度が遅くなります。PCは起動する度にデスクトップの状況を再現するからです。デスクトップにあまり使用しないアイコンがある場合、削除するといいでしょう。

3)高速スタートアップの活用

Windows10では、高速スタートアップを有効にして起動速度を改善する方法があります。高速スタートアップとは名前の通り、PCの起動速度を高速にできるツールです。高速スタートアップを有効にすると、PCをシャットダウンする前の状況を本体に保存して、立ち上がりをスムーズにできます。

高速スタートアップを有効にしたいときは、まず「スタート」ボタンを右クリック、「設定」→「システム」→「電源とスリープ」をクリックして以下の手順を行なってください。
1. 表示される一覧で「電源の追加設定」を左クリック
2. 表示されるウィンドウの左側で「電源ボタンの動作の選択」を左クリック
3. 「現在利用可能ではない設定を変更します」を左クリック
4. 「高速スタートアップを有効にする」にチェックを入れる
5. 「変更を保存」のボタンを左クリック

→関連記事:  Windows10の高速スタートアップを無効にする方法

4)ウイルスの駆除

PCの起動速度が異常なほど遅いときは、ウイルスに感染している可能性もあります。そのため、セキュリティソフトを利用してウイルスの感染チェック、および駆除もやっておきましょう。セキュリティソフトを使用していない場合、PCを保護するために導入をおすすめします。詳しくは下記の関連記事を参考にしてください。

→Windowsの場合:  Windows11/10向けの無料ウイルス対策ソフトおすすめ

→Macの場合:  Macのウイルス対策とセキュリティソフトおすすめ5選

5)HDDからSSDへの換装

内蔵ストレージがHDDである場合、SSDへ換装するのも1つの方法です。SSDはHDDよりも処理速度が速いストレージなので、換装すると起動速度の改善が見込めます。
しかし、パソコンの内部パーツを交換するので、知識がないと行えない点がデメリットです。

→関連記事:  簡単にHDDからSSDに換装する方法の紹介


PCの起動を高速化・高速スタートアップする方法は、以下の動画でもご覧できます。

recoverit

Wondershare Recoveritで削除されたファイルを復元する

ガイド>

Part3: パソコンから誤って削除したデータを復元できる方法

Windows10PCの起動速度を改善するためにデータを整理する場合、誤って必要なファイルを削除してしまうことがあります。必要なデータを消してしまった場合、データ復元ソフトがあれば修復が可能です。データ復元ソフトはさまざまなものがありますが、なかでも「Recoverit」がおすすめです。

Recoveritはデータ復元成功率が95%と高く、500万人以上のユーザーが利用しており実績は優秀といえるでしょう。
復元操作はたったの3ステップで完了するため、パソコン初心者の人でも使いやすいです。

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以下は、「Recoverit」 でパソコンから間違って消してしまったデータを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択できます。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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