ブロードバンドに接続する方法と接続できない時の対処法

インターネットは現代社会において欠かせない存在ですが、Windowsインターネット接続できないなどブロードバンド接続に関する問題が時折発生することもあります。本記事では、ブロードバンド接続の方法と、接続できない時の効果的な対処法について解説します。

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内野 博

Mar 14, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

ブロードバンド接続は、現代のインターネット利用において必要不可欠であり、特にWindows 10/11ユーザーにとっては、日々の仕事や作業、そしてエンターテイメントに重要な役割を果たしています。しかし、時にはインターネット接続に障害が生じることもあります。この記事では、ブロードバンド接続の基本から、接続できない時の対処法までを解説します。


Part1:ブロードバンド接続とは?

ブロードバンド (broadband) 接続とは、高速・大容量のインターネットアクセスを提供するためのネットワークサービスのことです。この技術は、大量のデータを迅速に転送することを可能にし、音楽や動画のストリーミング、オンラインゲーム、大容量ファイルのダウンロードなど、多様なオンライン活動に対応します。ブロードバンドの種類については、ADSL(非対称デジタル加入者線 / xDSL / VDSL:マンション) は、既存の電話線を使用して接続をし、光ファイバー接続は、光信号を使用してデータを転送し、非常に高速で安定したインターネット速度を実現します。

Part2:ブロードバンドに接続する方法

Windows 10/11でブロードバンドに接続する方法を具体的に解説します。この手順に従って、高速インターネットへの接続を設定することができます。

1. Windowsの「スタートメニュー」をクリックまたはタップして開きます。スタートメニューから「設定」(歯車アイコン)を選択します。

2.設定メニュー内で「ネットワークとインターネット」をクリックします。

ネットワークとインターネット

3.「ネットワークと共有センター」セクションを探して選択します。

ネットワークと共有センター

4.「接続またはネットワークのセットアップ」画面で「インターネットに接続します」をクリックします。

インターネットに接続する

5.もし既にインターネットに接続した場合に「既にインターネットに接続しています」という画面が表示しますのでそこで「新しい接続をセットアップします」をクリックします。

新しい接続をセットアップ

6.インターネットに接続していない場合は直接的に下記の「どのような方法で接続しますか?」というメッセージが表示します。そこで「プロードバンド(PPPoE)(R)」を選択します。

プロードバンドを選択する

7. 「インターネットサービスプロバイダー(ISP)の情報を入力します」というメッセージが表示されます。画面で示す必要な項目を入力して「接続」をクリックするとパソコンがプロードバンドへ接続します。

プロードバンドへ接続する

Part3:ブロードバンドに接続できない時の対処法

ここでは、ブロードバンド接続に問題がある場合の対処方法を、以下に紹介します。

3.1:基本的なチェック(ケーブルの接続、ルーターの電源、 Wi-Fiの電波状況を確認)

ブロードバンドに接続できない時は、以下の基本的な部分をチェックすることが大切です。

1.ケーブルの接続確認

使用しているケーブルがルーターやモデム、パソコンにしっかりと接続されているかを確認してください。その時、緩んでいるケーブルがないか、または損傷していないかも見てみましょう。

2.ルーターとモデムの電源確認

ルーターとモデムの両方が、オンになっていることを確認します。また、各機器の点灯しているLEDインジケータをチェックして、電源が入っているか、ネットワーク状態が正常かを確認してください。

3.Wi-Fiの電波状況を確認

Wi-Fi経由で接続している場合は、信号が安定しているか、または他の電子機器からの干渉を受けていないかを確認します。また、Wi-Fi信号が弱い場合は、ルーターの近くに移動するか、中継Wi-Fi等を使用して範囲を広げることを検討してください。

3.2:パソコンやルーターの再起動

ブロードバンド接続に関する問題が発生した際、特にWindows ネットワーク接続できないケースでは、パソコンや機器の再起動が有効な対処法の一つとなります。再起動によって、一時的なソフトウェアやハードウェアの問題が解決されることがあります。

3.3:ネットワーク設定の確認・修正

ブロードバンド接続ができない問題に直面した時、Windows ネットワークの設定を確認・修正する手順は非常に重要です。以下に、その手順を説明します。

1.スタートメニューをクリックし、「コントロールパネル」を検索して開きます。

2.「ネットワークとインターネット」カテゴリの下にある「ネットワークと共有センター」を選択します。

3.画面の左側にある「アダプターの設定の変更」をクリックします。

アダプターの設定を変更

4.使用しているネットワーク接続(無線または有線)を見つけます。次に、接続を右クリックし、「プロパティ」を選択します。

ネットワーク接続を見つける

5.「ネットワークタブ」→「インターネット プロトコル バージョン4 (TCP/IPv4)」を選び、もう一度「プロパティ」をクリックします。

インターネットのプロパティを開く

6.「全般タブ」→「IPアドレスを自動的に取得する」を選択します。また、IPアドレスと、DNSサーバーの設定が自動的に取得されるように設定されていることを確認します。これは通常、ほとんどのユーザーに推奨される設定です。

IPアドレスを確認

7.変更を加えた後は、「OK」をクリックして設定を保存します。すべての変更を適用するために、パソコンを再起動します。

3.4:トラブルシューティング

ブロードバンドに接続できないときの対処法として、Windowsにはトラブルシューティングツールが搭載されており、ブロードバンド接続の問題を診断して修正することができます。このツールは、ネットワークの問題を自動的に検出し、修正するための一連のチェックを実行します。

トラブルシューティングの詳細な手順や使用方法については、下記の記事を参照してください。このガイドは、Windows 10のトラブルシューティング機能を効果的に使用する方法について、より深く掘り下げて説明しています。

Windows PCでトラブルシューティングを実行する

3.5:セキュリティソフトのアンインストール

ブロードバンド接続の障害は、Windows10/11にインストールされている、セキュリティソフトウェアが原因になることがあります。時には、これらのプログラムがネットワークトラフィックを誤ってブロックすることで、インターネット接続の問題が生じる場合があります。

セキュリティソフトのアンインストールを行うには、以下の手順に従います。

1.コントロールパネルを開いて「アプリ」を選択し、「アプリと機能」に進みます。

アプリと機能を選択

2.問題のセキュリティソフトウェアを見つけ出し、選択します。次に、「アンインストール」をクリックし、画面の指示に従って削除を完了します。

アプリをアンインストール

※ここでは、例として、「Microsoft Defender」を選択しています。

3.6:ネットワークアダプターのドライバーを再度インストール

ブロードバンド接続がうまくいかない時、Windowsのネットワークアダプターのドライバーに問題があることが考えられます。ドライバーの不具合は、接続エラーを引き起こす可能性があり、この問題を解決するためにはドライバーを再インストールすることが効果的です。

ネットワークアダプターのドライバーを再インストールするには、以下の手順に従います。

1.スタートメニューを開き、「デバイスマネージャー」と検索して開きます。

デバイスマネージャーを開く

2.デバイスマネージャーで、「ネットワークアダプター」セクションを見つけます。

3.問題が発生しているネットワークアダプターを右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。

デバイスをアンインストール

※ここでは、サンプルの一つとして選択しています。

4.アンインストールが完了したら、パソコンを再起動します。再起動すると、Windowsは、自動的にネットワークアダプターのドライバーを再インストールしようとします。

5.再起動後に自動的にドライバーが再インストールされない場合は、メーカーのウェブサイトから最新のドライバーをダウンロードして、手動でインストールしてください。

関連記事:Windows11でネットワークドライブに接続 できない問題の解決方法

Part4:豆知識:インターネットのトラブルで紛失したデータの復元

Windows10のパソコンではインターネットのトラブルや予期せぬエラーでデータが紛失した経験は誰しもあるでしょう。平日利用しているWindows10にはデータ復元機能がないため、イライラ人にオススメしたい人にオススメなツールを使えば、どんなファイルでも取り戻せます。それは、Wondershareの「Recoverit」というソフトです。Recoveritを使うとファイル形式やデバイスを問わず、紛失したデータの保存場所をスキャンしから簡単に復元できます。

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以下は、「Recoverit」でインターネットのトラブルで紛失したデータを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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