Wi-Fiが勝手に切れる?原因と即効の対策7つ

Wi-Fiが勝手に切れたり不安定になると、オンライン作業やエンターテイメントがストレスフルになります。本記事では、Wi-Fiの信号が頻繁に切れる問題に対処するための手順やヒントについて解説します。

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内野 博

Sep 25, 2024 • カテゴリ: パソコン復元

自宅や外出先でWi-Fiを使用していると、接続が勝手に切れたり不安定になったりすることがあります。

Wi-Fiがよく切れる場合、原因は主に接続デバイスや通信環境の問題が考えられますが、どのように対処すると良いのでしょうか。

この記事では、Wi-Fiが勝手に切れる時の原因と対処法について、誰にでも分かりやすく解説します。お困りの方はぜひ参考にしてみてください。


Part1:Wi-Fiが勝手に切れる原因

  1. Wi-Fiルーターに不具合が起こっている
  2. Wi-Fiルーターの配置場所に問題がある
  3. パソコンやスマートフォン側のドライバーを更新していない
  4. セキュリティソフトが干渉している
  5. デバイス間の距離が遠すぎる
    など

Wi-Fiが勝手に切れる原因は、上記のようにいくつか考えられます。Wi-Fiルーターにしっかりと電波が入っている場合、接続デバイスやデバイス間の通信環境を改めて確認してみましょう。

なお、Wi-Fiルーター自体に電波が入っていない時は、通信業者のメンテナンスやデバイスの故障などが考えられます。

このような場合、通信業者の公式サイトでメンテナンスや不具合情報を確認してみるのもおすすめです。

Part2:Wi-Fiが勝手に切れる場合の対策

早速Wi-Fiが勝手に切れる場合の対策をいくつか紹介します。

今回はこれら7つの対策についてまとめました。今すぐにできるものもあるので、ぜひ記事を確認しながらお試しください。

2.1 Wi-Fiルーターの再起動

はじめにWi-Fiルーターを再起動してみましょう。この方法は最も手軽な対策です。

ルーター側の一時的な不具合や、位置的に接続が切れてしまっただけであれば、再起動のみで解決できる可能性があります。

2.2 ルーターの場所の変更

Wi-Fiルーターと接続デバイスとの間に、物理的な障害が確認できる場合は開けた場所に配置を変更してみてください。

デバイス間に遮るものがあると接続が不安定になることがあります。

また、別の電子機器など干渉するものが近くにある場合も、できるだけ配置を離すことによって電波の干渉が無くなり、解決できるかもしれません。

2.3 Wi-Fiチャンネルの変更

Wi-Fiルーターに周波数の切り替え機能がある場合は周波数(チャンネル)を切り替えてみてください。一般的には2.4GHzと5GHzの切替機能が備わっているはずです。

 

2.4GHz

5GHz

特徴

・電波が遠くまで届きやすい

・家電やBluetoothにも使われているため、Wi-Fiルーターと干渉しやすい

・Wi-Fi専用のチャンネル

・他の家電などと干渉しない

・物理的な障害物に弱い

各チャンネルの違いは上記の通りです。

物理的な障害を避けられる場合や、はじめから2.4GHzのチャンネルを使っている場合は5GHzに切り替えてみましょう。

一方で現在のチャンネルが5GHzの場合は2.4GHzに切り替えてみるのもおすすめです。電波が届きやすくなり、接続環境が安定する可能性があります。

2.4 ドライバーの更新

次にWi-Fiと接続しているパソコンの「ドライバー」が最新のものになっているか確認します。

「ドライバー」とは、OSやルーターなどの周辺機器と、パソコンなどのデバイスを繋ぎ動作させるためのシステムのことです。このファイルシステムが古いままだと、正常に動作しない可能性があります。

例えばWindowsパソコンの場合、以下の手順でドライバーを更新することができます。

Windowsボタンを右クリックし「デバイスマネージャー」を開きます。

Wi-Fiが勝手に切れる

「ネットワークアダプター」の項目を展開し「Intel(R)~」ではじまり、「Wireless~」もしくは「Wi-Fi」といったワードが含まれる名前を見つけてください。

Wi-Fiが勝手に切れる

右クリックし「ドライバーの更新」をクリックします。これでドライバーが古い場合は最新の内容に変更されますので、再度Wi-Fiの接続を試してみてください。

Wi-Fiが勝手に切れる

2.5 セキュリティソフトの確認

セキュリティソフトが干渉し、接続状況が不安定になったり、切れる原因となったりしている可能性も考えられます。一時的にセキュリティソフトを無効化し、Wi-Fiの接続を試してみましょう。

Windowsに備わっているファイアウォールの場合は、以下の手順で無効化することができます。

設定画面を開き「プライバシーとセキュリティ」の項目から「Windows セキュリティを開く」をクリックします。

Wi-Fiが勝手に切れる

「ファイアウォールとネットワーク保護」を選択し「ドメインネットワーク」を開いてください。

Wi-Fiが勝手に切れる

「Microsoft Defender ファイアウォール」がオンになっている場合は、トグルをオフに切り替えます。これでWi-Fiが接続できるか再度試してみると良いでしょう。

Wi-Fiが勝手に切れる

2.6 デバイス間の距離の確認

単純に、Wi-Fiルーターとデバイス間の距離が離れすぎているとWi-Fiの接続がすぐに切れる、勝手に切れるといった問題が起こりやすくなります。

たとえデバイス間に物理的な障害物がないとしても、できるだけデバイス同士を近くに配置して接続を試すことで、解決できることもありますよ。

2.7 ISPに問い合わせる

ISP(Internet Service Provider)とは、インターネットサービスを提供する事業者のことです。つまり、契約しているWi-Fiのサポートセンターに問い合わせるというのも対策の1つです。

もしもこの記事でお伝えした対策を試しても解決しない場合は、遠慮なくサポートセンターへ問い合わせましょう。

→関連記事:
  WindowsパソコンでWi-Fiが表示されない場合の対処法
 Windows10パソコンでWIFIドライバが消えた原因と対処法

Part3:豆知識:パソコンデータ復元ソフトをご紹介

Wi-Fiが勝手に切れる、不安定になる、すぐに切れるなどの問題などによって、万が一パソコンのデータが消えてしまっても焦る必要はありません。

データ復元専用ソフトを利用することで、データの転送やバックアップが上手くいかず消えてしまった場合や、誤削除、不具合などによる紛失があっても、簡単に重要なデータを復元できます。

データ復元ソフトの「Recoverit(リカバリット)」は、パソコン本体やHDD、SSD、各種メモリ媒体などから消えてしまったファイルを、簡単なステップで復元することが可能です。

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以下は、「Recoverit」 を利用してパソコンから消えたデータを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択できます。スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから消えた大事なデータが復元・復旧できます。
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