Biosパスワードの確認、設定と変更方法

BIOSパスワードは、コンピュータのセキュリティを強化するために設定される重要な機能です。この記事では、BIOSパスワードの確認、設定、および変更方法について徹底的に解説します。

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内野 博

Apr 16, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

BIOSパスワードは、コンピュータの起動時にシステムへのアクセスを制御するためのセキュリティ機能です。このパスワードを設定することで、不正なアクセスからコンピュータを守ることができます。この記事では、BIOSパスワードの基本、設定方法、変更方法、およびパスワード変更後のデータ復元について詳しく説明します。


Part1:BIOSパスワードとは

BIOSパスワードとは、コンピュータの起動時にBIOS設定へのアクセスを制御するためのセキュリティ機能です。ここでは、BIOSパスワードの基本的な役割とその重要性を解説します。

①BIOSパスワードとは

BIOSパスワードとは、コンピュータが起動する際に必要とされるパスワードで、不正アクセスを防ぎ、システム設定へのアクセスを制限するためのセキュリティ機能です。このパスワードは、BIOS設定メニューで設定され、一度設定すると、BIOSの起動時にその入力が求められるようになります。

また、このBIOSパスワードは、システムが完全に起動する前に適用されるため、OSがロードされる前にセキュリティレベルを設定することができ、デバイスの盗難や不正使用時に非常に効果的です。そのため、BIOSパスワードの適切な管理と設定は、コンピュータのセキュリティを維持する上で必要不可欠です。

②BIOSパスワードを設定・変更する理由

BIOSパスワードを設定または変更する主な理由は、セキュリティを強化することです。このBIOSパスワードは、パソコンが盗難された場合や不正に使用されることを防ぐための重要な防御手段となります。特に、コンピュータに保存されているデータの漏洩を防ぐために極めて重要です。

また、BIOSパスワードによって、不正なユーザーがシステムの起動設定やセキュリティ設定にアクセスし、変更することが難しくなります。これは、企業や教育機関など、多数のユーザーがアクセス可能な環境では、デバイスの管理をより厳格にするためにBIOSパスワードが設定されることが一般的です。

Part2:BIOSのパスワードを確認・設定する方法

ここでは、BIOSのパスワードを確認・設定する方法を紹介します。

具体的な操作方法は、以下の手順に従います。

1.コンピュータを再起動し、起動時に「Delete」、「F2」、「F12」などのキーを押してBIOS設定メニューに入ります。このキーはマザーボードやPCのメーカーによって異なる場合があるため、具体的なキーは使用しているPCのマニュアルを参照してください。

2.BIOSメニュー内で「Security」タブ→「Set Supervisor Password」セクションを見つけ、ここで新しいパスワードを入力します。もし、パスワードが既に設定されている場合は、このセクションでその有無を確認できます。

BIOSのパスワードを確認・設定

3.新しいパスワードを入力した後、設定を保存し、コンピュータを再起動します。多くのBIOSでは、「F10」を押して設定を保存するオプションがあります。

設定を保存する

Part3:BIOSパスワードを変更する方法

定期的にBIOSパスワードを更新することにより、古いパスワードが漏洩した際のリスクを軽減でき、データの安全を確保します。ここでは、BIOSパスワードの変更手順について詳しく説明し、具体的な操作方法を紹介します。

具体的な操作方法は、以下の手順に従います。

1.コンピュータを再起動し、マザーボードまたはPCの指示に従い「F2」、「Delete」、「F12」などの特定のキーを押してBIOS設定画面に入ります。このキーは機種によって異なります。

BIOS設定画面に入る

2.BIOS設定画面に入るためには、既存のBIOSパスワードを入力する必要があります。正しいパスワードを入力して、セキュリティ設定メニューに進んでください。

BIOSのパスワードを入力

3.「Security」タブまたは類似のセクションを探し、「Set Supervisor Password」のオプションを選択します。

BIOSのパスワードを変更

4.次に、新しいパスワードを入力し、必要に応じて確認のために再入力してください。

新しいパスワードを入力

5.新しいパスワードを設定した後、「F10」キーを押して設定を保存し、システムを再起動します。これにより、変更が有効になります。

パスワードの変更を確認

※もし、BIOSパスワードを忘れた場合は、パソコンをシャットダウンし、電源を切った状態でケースを開けてCMOSバッテリー(マザーボード上の小さな丸いバッテリー)を取り外します。そして、数分間待ってからバッテリーを戻すことで、BIOS設定が工場出荷時にリセットされ、パスワードも解除されます。また、この操作を行う前には、データのバックアップを取っておくことが重要です。

Part4:BIOSパスワードの変更で消えたデータを復元する方法

BIOSパスワードの変更が原因でデータが失われた場合、Wondershare Recoveritデータ復旧ソフトウェアを使用することが効果的です。このツールは高度なスキャニング技術を利用して、誤って削除されたり失われたファイルを検出し、復元することが可能です。また、Wondershare Recoveritは、ハードドライブ、USBドライブ、SDカードなど、様々なストレージデバイスからデータを回復でき、複雑に見えるデータ復旧プロセスをシンプルかつ効率的に行うことができます。このような信頼できるデータ復旧ツールの使用により、貴重な情報を確実に取り戻すことが可能です。

そして、Recoverit無料体験版は、サブスクリプションなしで無料で100 MBのファイルを復元可能です。復元したいデータ量が多い方は、一度無料版でその技術力を試して、もし無事に復元出来たら、Recoverit Proなど製品版の購入を検討したほうがいいと思います。

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Recoveritで消えたデータを復元する手順

ステップ1 消えたファイルの元の保存場所を選択します。

Recoveritを起動します。起動できた後、下記の製品画面で、消えたファイルの元の保存場所を選択して、右下にある「開始」をクリックします。

場所を選択

ステップ2 消えたファイルのデータをスキャンします。

そうするとRecoveritは自動的にデータのスキャンをスタートします。

ファイルをスキャン

ステップ3スキャンしたファイルをプレビューして復元します。

スキャンが終わった後、見つけたファイルは形式ごとにリストされます。「復元」ボタンをクリックするとデータを復元します(一部のデータはプレビューできます)。

ファイルを復元

消えたファイルをプレビューで確認して復元すれば完了となり、非常に簡単な操作となっています。
また、このソフトを使うことで、パソコンから消えたデータの復元だけではなく、SDカード外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試してください。

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