ウイルスに感染されたUSBメモリーからデータを復旧する方法

皆さんはUSBを普段使っていらっしゃいますか。USBを利用したウィルスが存在することはご存知でしょうか。本記事ではそのUSBを媒介としたウィルスについて述べていきます。

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内野 博

Apr 12, 2023 • カテゴリ: USB復元

皆さんはUSBを普段使っていらっしゃいますか?持ち運びが簡単で容量もそれなりに入る、仕事でも学業でも便利な媒体ですよね。でもそのUSBを利用したウィルスが存在することはご存知でしょうか。本記事ではそのUSBを媒介としたウィルスについて述べていきます。

 目次:

パート1:USBメモリーがウイルスに感染された原因

普段USBを利用しているかたは多いことでしょう。しかしこのUSB、扱いを間違えるととんでもないことになってしまう可能性があります。というのも普段パソコンのウィルスのチェックをする方は多くいらっしゃるでしょうが、USBにまで注意を払う方はあまりいらっしゃらないからです。

勘違いされる方も中にはいらっしゃると思いますが、USBやSDカードのような記録媒体もウィルスに感染します。そしてこのUSBの手軽さを利用したウィルスがあり、それによってウィルスに感染しているパソコンでUSBを利用するとUSBにウィルスが感染し、感染したUSBを別のパソコンで利用すると更にそのパソコンにウィルスが感染する、という事が起こります。

基本的にUSBがウィルスに感染する理由は感染したパソコンを経由した時に自動的にウィルスがコピーされるというものです。これはUSBを接続すると自動でUSBのフォルダ画面を開くというUSBの自動再生機能というものを利用したウィルスがあるため起こります。

詳しく言えば、ウイルスに感染したパソコンにUSBメモリを使うことで、USBにウイルスが自動でコピーされます。さらにそのウイルスを拡散させるために自動実行させる「autorun.inf」という不正なファイルがUSBフォルダ内に作成されます。

この感染したUSBメモリが別のパソコンに接続されると、先程の「autorun.inf」ファイルを参照してウイルスが実行されます。そして今度はパソコン内にウイルスがコピーされ「autorun.inf」ファイルが作成されるのです。

このため人から借り受けたUSBを利用する際は一層の注意が必要になってくるでしょう。

パート2:USBメモリーでウイルスをチェックする方法

普段オフラインでパソコンを利用しているような方でもこのウィルスに関してはウィルス対策ソフトなどを利用する必要があります。というのも基本的にウィルスの経路はインターネットからになりますが、このウィルスに関してはUSBを媒体として感染するからです。

ですのでUSBや外付けHDDやなどの外部デバイスでもウィルスチェックできるもの、更にはウィルス駆除の機能がついたウィルス対策ソフトが重要になってきます。

例えばセキュリティソフトとして有名なノートンはこれらの機能を兼ね備えています。特にノートンはUSBの自動再生機能を止めるよう設定でき、ウイルスの自動再生を防ぐ事もできます。そのため、感染したUSBを利用していてもウィルスが作動しないので安全に利用することも可能です。

また、ノートンと並んで有名なセキュリティソフトであるウィルスバスターも同様にUSBの感染をチェックすることができます。これらのように信用できるセキュリティソフトを導入するといいでしょう。

不特定多数でUSBを利用する場合はセキュリティソフトだけではなく特殊なUSBを利用するのも良いかもしれません。最近ではUSBメモリ内にある「autorun.inf」といったシステムファイルを勝手に書き換えるプログラムを自動で削除するUSBメモリも存在しています。普段からこのようなUSBを利用しセキュリティソフトも導入することで2重の防止が可能となります。

それ以外にも 使っているソフトやアプリは常に最新の状態で利用する、自身のPCの安全性に自信がないのなら安易に人にUSBを貸さない、または借りないなど、自分でもできることを最大限することを勧めます。

パート3:ウイルスに感染されたUSBメモリーからデータを復旧する方法

ウィルスのせいで元々あったデータも削除しなくてはいけなくなってしまったけどどうにか復元したい。そんな場合はデータ復元ソフトを利用することをおすすめします。

Recoverit」は2003年に発売された製品で、Wondershare社が開発したデータ復元ソフトです。高い復元率を誇っており見やすい画面と簡単な操作が特徴となっています。状況に応じたデータ復旧方法を選択できる非常に便利なソフトウェアで、無料版もございますのでお手軽にご利用になれます。お困りでしたら是非どうぞ。

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以下は、「Recoverit」 で間違って消してしまったファイルやフォルダを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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