WindowsのPCでUSBポートを有効または無効にする方法

USBポートにデバイスやコードを抜き差ししていると、時々操作が不安定になるときがありますね。本文ではWindowsのパソコンでのUSBポートを有効にする、または無効にする方法について述べていきます。

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内野 博

Apr 12, 2023 • カテゴリ: USB復元

パソコンユーザーにとってUSBポートで、様々な周辺機器などを活用するのは当たり前の動作ですね。USBポートにデバイスやコードを抜き差ししていると、時々操作が不安定になるときがあります。この記事では、WindowsのパソコンでのUSBポートを有効にする、または無効にする方法についてご説明します。


Part1: USBポートを有効または無効にするシーン

Windowsパソコンではウイルス感染被害が、長い間世界中の問題となっています。特に勤務先の会社や、固有の組織の情報漏洩防止やウイルス感染予防として、USBメモリ等の外部記録装置の使用を一時的にブロックする=USBポートロックは、シンプルかつ有効な方法とされています。

SDカード、外付けHDD、USBメモリ、DVD/CD、スマホ等の外部記憶装置を媒介した情報漏洩トラブルはよく起こる事例です。また、外部からのUSBメモリによるウイルス感染トラブルも看過できません

それとは逆にUSBポートを有効にしておくことで、様々な利便性が考えられます。

外部機器をお使いのパソコンに繋いで、データを共有したり、外付けSSDなどを、PCのUSBポートに繋げるだけで、そのまま使えるのでパソコン内のデータ容量が限界に近づいた時など、非常に便利な使い方となります。

(※SSDはメモリに情報をアーカイブしていく構造なので、HDDと比較してモーター類の可動部分が存在しない点で、振動や衝撃に強く、読み書きが速い、消費電力の節約というメリットがあります) 

Part2: Windows10でUSBポートを有効にするには

Windows10でUSBポートを有効にするには、BIOS、レジストリ、サードパーティのユーティリティによって、USBポートを有効または無効にできます。Windows10でUSBドライブを有効にする方法をいくつがご紹介します。

デバイスマネージャーでのUSBポートの有効化

デバイスマネージャーでUSBポートを有効にするには、以下の2つの方法があります。

ハードウェアの変更をスキャン

  1. WindowsマークとRキーを同時に押す→「ファイル名を指定して実行」
  2. devmgmt.mscと入力→「OK」ボタンをクリック→デバイスマネージャーが表示
  3. 一番上に表示しているお使いのPC名を右クリック→「ハードウェア変更のスキャン」オプションをクリック(スキャンプロセスが終了するまで待つ)

USBコントローラーを再度有効にする

  1. 前述の手順でデバイスマネージャーを表示させ、ユニバーサルシリアルバスコントローラー(下部に位置する)を展開
  2. USBコントローラー(上から二番目)を右クリック→ポップアップリストから「アンインストール」を選択
  3. 2の容量で、すべてのUSBコントローラーを1つずつアンインストール→その後パソコンを再起動すると、USBコントローラーを自動的に再インストールされている。

ドライバーの更新によって有効化する

  1. 前述の手順でデバイスマネージャーを開く→USBコントローラーを右クリック→ポップアップリストより「ドライバーの更新」オプションを選択
  2. 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択
  3. プロセスが終了するまで待機→「閉じる」ボタンをクリック(上記の手順を繰り返し、USBコントローラー全部のドライバーソフトウェアを更新していく) 

Part3 : Windows10でUSBポートを無効にするには

お使いのWindows10のデータや、勤務先でのWindowsでの機密性の保持のため、USBポートを無効にする方法もご紹介しましょう。

レジストリの設定変更よりUSB接続の使用禁止

  1. Windowsマーク+「R」キーを同時に押す→「ファイル名を指定して実行」を開く。
  2. regediを入力し、EnterまたはOKボタンをクリック
  3. 次の手順でキーをたどっていくHKEY_LOCAL_MACHINE → SYSTEM → CurrentControlSet → Services → USBSTOR 
  4. 右側の「Start」を右クリック(※他の設備を禁止したいときは、Serviceフォルダに他のデバイスを選択)
  5. 「修正」をクリック→「値のデータ」の数値を4に変更→OKボタンをクリック(※USB大容量記憶装置を有効化する場合、数値を3に変更)

デバイスマネージャーにてUSBポートを無効

  1. 前述の手順と同様、デバイスマネージャーを開く
  2. ユニバーサルシリアルバスコントローラー(下部に位置する)を展開
  3. 全てのエントリを1つずつ右クリック→「デバイスを無効にする」をクリック→確認ダイアログボックスが表示→「はい」をクリック

レジストリでUSBデバイスを読み取り専用に設定

パソコンからUSBデバイスへのデータ転送が禁止するために、USBデバイスを読み取り専用に設定してみましょう。

  1. Windowsキー+「R」を同時に押す→「regedit」と入力
  2. 「HKEY_LOCAL_MACHINE \ System \ CurrentControlSet \ Control」を選択
  3. 「Control」を右クリックし、「StorageDevicePolicies」というキーを作成
  4. 画面の右側に「WriteProtect」のDWORD値を作成→「値のデータ」に半角で「1」を入力

Part4: 失われたUSBデータを復元する方法の紹介

USBポートの有効・無効化作業中、万が一大切なデータを失ってしまった時の対処法として「データ復元ソフトRecoverit(リカバリット)」をご紹介しましょう。

【Wondershare Recoverit】データ復元ソフトは、Windowsパソコンから失われたファイルやUSBデータが失われてしまった時、シンプルな操作でデータ復元可能です。

USBドライブ、メモリカード、ハードドライブ等のさまざまなデジタルデータストレージデバイスから、既存のファイルや削除されたファイルの両方を回復可能なソフトです。スキャンされたデータファイルは、デフォルトでリストアップされ、 回復するファイルを見つけるのにとても便利です。

Recverit無料版では、復元したい対象のデータ容量が100MBまでですので、まずは無料版で便利さと快適さを体験してみてください。そして、複数のパソコンでも利用したい、容量を無制限にしたいというご要望のユーザー様にはご購入をおすすめします。

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RecoveritでUSBメモリのデータを復元する手順

Step1 まず「Recoverit」を立ち上げて、削除されたデータの保存場所を選択します。

今回はUSBメモリの復元なので、USBメモリとパソコンに接続してから、「外付けデバイス」のところに該当のUSBメモリを選択して、クリックしてください。

書き込み禁止されたUSBメモリーを選択

Step2 フォーマットされたUSBメモリーのスキャンが始まります。

そうすると、USBメモリから失われたデータをスキャンし始めます。スキャンが終わったら、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。

書き込み禁止されたUSBをスキャン

ステップ3 USBメモリの消えたデータをプレビューして復元します。

USBメモリのデータがスキャンされた後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行いてください。そして、復元したいUSBメモリのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!(ご注意:オリジナルファイルと同じ場所に保存しないでください。)

書き込み禁止されたUSBメモリーでのデータを復元

「Recoverit」ならUSBメモリーから紛失されたデータを復元できるのでご安心くださいね。また、Recoveritを使うことで、USBメモリの復元だけではなく、外付けHDDの復旧SDカードデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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