WindowsでOneDriveが起動しない原因と対処法

通常はパソコンを開くと同時に起動するOneDriveですがどうしても起動できないケースにあったことありませんか?本記事では、WindowsでOneDriveが起動できない原因とその対処法を画像付きで詳しくご紹介いたします。

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内野 博

Sep 25, 2023 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

データのバックアップ、複数人でのデータの共有などに使えるマイクロソフトのクラウドストレージOneDriveですが、起動できなくなることが時にあります。タスクバーにOneDriveのアイコンが消えている、エラーメッセージが表示されるなどのケースにあったことありませんか。

通常はパソコンを開くと同時に起動するOneDriveですが、なぜ起動できなくなるのでしょうか。原因を探ってみましょう。合わせて、起動できないときの対処法も紹介します。

いろいろな対処法があるので、いずれかを試せば起動するはずです。


Part1:WindowsでOneDriveが起動しない原因

まず、WindowsでOneDriveが起動しない原因を見てみましょう。

1.1 自動起動設定が無効になっている

OneDriveの自動起動設定が無効になっていると、Windowsを開いたときに起動しません。自動起動設定をどのように有効にすればいいかは後程説明します。

1.2 インターネット接続の問題

インターネットに接続されていないと、OneDriveが起動しないことがあります。その場合は、インターネット接続に問題があるとのエラーメッセージが表示されるので、確認をしてください。

1.3 グループポリシーの設定

グループポリシーの設定でOneDriveにアクセスできなくなることがあります。設定で「OneDriveファイルを記憶域として使用できないようにする」となる場合があるのです。

1.4 レジストリがOneDriveの起動を制限する

レジストリの設定がOneDriveを起動できないようになっている場合があります。この場合は、レジストリ値を変更する必要があります。

Part2:WindowsでOneDriveが起動しない時の対処法

WindowsでOneDriveが起動しない原因を見てみましたが、問題はそのようなときにどう対処するかです。そこで具体的な対処法を紹介しましょう。

2.1 自動起動設定を有効にする

OneDriveの自動起動設定が無効で起動しない場合は、有効にすればいいのです。有効手順は以下のようになります。

▼タスクマネージャーから

1.スタートボタンを右クリックして、「タスクマネージャー」を選択する

「タスクマネージャー」を選択

2.タスクマネージャーが開いたら、「スタートアップアプリ」を選択する

「スタートアップアプリ」を選択

3.OneDriveを探して、状態を右クリックして有効化する、あるいは上部の「有効化する」をクリックする

「有効化する」をクリック

これで「タスクマネージャー」を利用して自動起動が有効化します。

▼設定から

設定からOneDriveの自動起動を有効化することもできます。手順は以下の通りです。

1.スタートメニューから歯車の形をした「設定アイコン」をクリックする

「設定アイコン」をクリック

2.設定が開いたら、メニューから「アプリ」を選び、「スタートアップ」をクリックする

「スタートアップ」をクリック

3.「スタートアップアプリ」からMicrosoft OneDriveを探し、右側のスイッチを「オン」にする

スイッチを「オン」にする

これで設定からOneDriveの自動起動がオンになります。

2.2 OneDriveをエクスプローラーで開く

OneDriveが起動しないとき、エクスプローラーから開くこともできます。手順は以下の通りです。

1.検索ボックスに「OneDrive」と入力して、「ENTER」キーを押す

「OneDrive」を検索

2.タスクバーにOneDriveアイコンが表示されるようになる

にOneDriveアイコンを表示させる

これで起動するようになるでしょうが、念のため自動起動も有効化しておきましょう。

2.3 グループポリシーの設定をリセットする

グループポリシーの設定をリセットすることで、OneDriveが起動するようになることがあります。手順を見てみましょう。

1.「Windows」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開く

「ファイル名を指定して実行」を開く

2.名前欄に「regedit」と入力して、「OK」ボタンを押す

「regedit」と入力

3.レジストリエディター画面が開かれる

レジストリエディターを開く

4.次のレジストリーキーに移動する

「HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Windows\OneDrive」

5.次のキーを確認し、「1」を「0」にする

「DisableFileSyncNGSC = DWORD:1」

これでOneDriveが起動するか確認してください。

2.4 レジストリのOneDriveキーを修正する

レジストリのOneDriveキーを修正することで、起動するようになる場合があります。手順は以下の通りです。

1.「Windows」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、「regedit」と入力して「OK」ボタンをクリックする

2.「HKEY_CURRENT_USER」 > 「SOFTWARE」 > 「Microsoft」 > 「OneDrive」と展開する

OneDriveキーを修正する

3.OneDriveを右クリックして、削除して、再起動する

Part3:OneDriveを再インストール(上記の方法が効かない場合)

これまで説明した方法を試しても効かない場合は、OneDriveを再インストールしてみましょう。再インストールする場合は、いったんアンインストールを行います。手順を見てみましょう。

1.スタートメニューから「設定」を開く

「設定」を開く

2.「設定」が開いたら、「アプリ」から「インストールされているアプリ」を開く

「インストールされているアプリ」を開く

3.Miorosoft OneDriveを探して、右の3点マークをクリックし、「アンインストール」を押す

OneDriveをアンインストール

4.アンインストールが完了する

5.パソコンを再起動する

6. Micorosoftの公式サイトからMicorosoft OneDriveを再ダウンロードする

その時にマイクロソフトアカウントでのログインを求められます。

OneDriveを再ダウンロード

Part4:OneDriveが起動できない場合データを復元する方法

万一OneDriveが完全に起動できなくなったときは、データの復元が難しくなりますが、復元を可能にする方法があります。「Recoverit」というおすすめのデータ復元ソフトを利用すれば、復元できるようになります。

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Recoveritの利用手順を見てみましょう。Windowsの場合を例にしてみます。

以下は、「Recoverit」で間違って消してしまったファイルやフォルダを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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