Microsoft Edgeが起動しない場合の対処法

内野 博

Sep 25, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

日頃からMicrosoft Edge（マイクロソフトエッジ）を利用していると、突然起動しなくなる問題が起きる場合があります。Microsoft Edgeが立ち上がらない状況では、アプリかWindowsのシステムに問題が発生しているかもしれません。

本ページでは、Microsoft Edgeが起動しない・立ち上がらない場合の対処法を紹介します。

Part1:　Microsoft Edgeが起動しない原因

Microsoft Edge（マイクロソフトエッジ）が起動しない・立ち上がらないトラブルが起きたときは、以下のどちらかが原因と考えられます。
● Windowsのシステムエラー
● Microsoft Edgeのエラー

それぞれの原因について詳しく解説します。

1)Windowsのシステムエラー

Windowsのシステムは、アプリケーションの動作状態を左右する重要なポイントです。Windowsのシステムにエラーが起きると、Microsoft Edgeが起動しない問題が起こります。またWindowsのシステムエラーが起きた場合、Microsoft Edge以外のアプリにも問題が発生する可能性が生じます。Microsoft Edge以外のアプリも動作がおかしい場合、Windowsのシステムエラーを疑ってみましょう。

2)Microsoft Edgeのエラー

Microsoft Edge自体にエラーが発生している可能性もあります。他のアプリは問題なく起動・動作するのにMicrosoft Edgeだけ使えない場合、Microsoft Edgeにエラーが発生している可能性が高いです。

Part2:　Microsoft Edgeが起動しない場合の対処法

Microsoft Edgeが起動しない場合は、以下の方法で対処します。
● Microsoft Edgeのプロセス終了
● パソコンの再起動
● Windows Updateを行う
● Microsoftの再インストール

それぞれの対処法を詳しく解説します。

1）Microsoft Edgeのプロセス終了

Micorosoft Edgeが起動しない場合、まずはEdge自体のプロセスを終了させてみましょう。Micorosoft Edgeが立ち上がらない問題では、Edgeにエラーが発生している可能性があるからです。以下の手順を行うと、Micorosoft Edgeのプロセスを終了できます。

1. スタートボタンを右クリック
2. 「タスクマネージャー」を左クリック
3. 表示されたウィンドウで「プロセス」のタブを左クリック
4. 「アプリ」を左クリック
5. ツリーが開いたらMicrosoft Edgeを右クリック
6. 「タスクの終了」を左クリック

この手順を行なって起動が可能になれば、Microsoft Edgeのエラーは一時的なものかもしれません。しかし、すぐに同じ問題が発生した場合は、他の対処法を行ってください。

2）パソコンの再起動

パソコンを再起動するのも有効な対処法です。Windowsのシステムに発生したエラーが原因と仮定すると、パソコンの再起動で解決する可能性は高いです。パソコンの再起動は他の問題でも活用できる対処法なので、基本的に「困ったら再起動」と考えるといいでしょう。

3）Windows Updateを行う

Microsoft Edgeのプロセス終了やパソコンの再起動をしても問題が解決しない場合、Windows Updateを行いましょう。元バージョンのWindows自体に問題が起きている可能性があるからです。Windowsを最新バージョンへ更新すると、Microsoft Edgeが立ち上がらない問題が解消できるかもしれません。Windows Updateは以下の手順で行えます。

1. スタートボタンを左クリック
2. 「設定」のボタンを左クリック
3. 表示されるウィンドウで「更新とセキュリティ」を左クリック
4. ウィンドウ左側で「Windows Update」を左クリック
5. ウィンドウ右側にアップデート情報が表示されたら、画面の指示に沿って更新を行う

4）Microsoft Edgeの再インストール

どの方法を試しても問題が解決しないのであれば、一度Microsoft Edgeの再インストールが必要です。Microsoft Edgeが破損していると仮定すると、再インストールすることでアプリの破損を解消できます。Microsoft Edgeを再インストールする場合、まず以下の手順でアンインストールを行なってください。

1. スタートボタンを左クリック
2. 「設定」のボタンを左クリック
3. 表示されるウィンドウで「あぷり」を左クリック
4. ウィンドウ左側で「アプリと機能」を左クリック
5. ウィンドウ右側でMicrosoft Edgeを左クリック
6. 「アンインストール」を左クリック

Microsoft Edgeがアンインストールできれば、別のブラウザで公式ページへアクセスしてダウンロードとインストールをしてください。しかし、この対処法では登録されたお気に入りが消える恐れがあります。お気に入りを消したくない場合、事前にMicorosoftアカウントへ同期するか、エクスポートをしておきましょう。

Part3:　豆知識：誤って削除したMicrosoft Edge閲覧履歴を復元する方法

Microsoft Edgeを利用していると、誤って閲覧履歴を削除してしまうことがあります。誤って削除した閲覧履歴を修復するには、データ復元ソフトが必要です。データ復元ソフトは種類によってできることが違いますが、「Recoverit」はMicrosoft Edgeの閲覧履歴修復に対応しています。

Recoveritはデータ復元成功率が95％と高性能で、修復作業は3ステップだけと難しくありません。また1000種類以上のファイル形式に対応しているので、万が一の備えとして用意しておくと安心です。

以下は、「Recoverit」 で誤って削除したMicrosoft Edge閲覧履歴を復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択できます。スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です！

以上簡単な操作で誤って削除したMicrosoft Edge閲覧履歴が復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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