【chrome不具合】Windows10でGoogle Chromeがフリーズする場合

「ページが応答していません」Windows10でGoogle Chromがフリースした後、どのように改善するのか、操作中、行方不明になったファイルなどをどのように復元するのか、本文で詳しくご紹介します。

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内野 博

Sep 25, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

はじめに

Windows 10のOSではGoogle chromeを主力ブラウザとして利用されている方が多いでしょう。ブラウザの機能性が高い反面、時々Chromeがフリーズする事も少なくありません。今回は、Windows10でのGoogle Chromeがフリーズする原因や対処法についてご説明しましょう。

Part1: Windows10の Chromeがフリーズする原因

Google Chromeがフリーズする、あるいは応答なしと表示される原因をいくつか例を挙げてみます。

・Chrome自体の不具合

一番最初に挙げられる原因としてGoogle Chrome自体の不具合が考えられます。何らかの軽いバグでの不具合であれば問題ないのですが、Google Chrome自体にエラーが生じる大元のトラブルがあるということも否めません。Windows10の他のアプリに異常が見られないのならば、Google Chromeがフリーズする、または応答なしと表示される原因がGoogle Chrome自体にある可能性があります。

・Chromeの拡張機能の不具合

Google Chromeは拡張機能を利用して、ユーザー独自のカスタマイズが可能という利便性も人気の理由ですが、その拡張機能の不具合がGoogle Chromeの不具合に影響してしまうことがあります。不具合という事ではなく、Google Chromeの拡張機能が何らかの障害となる場合もあるので、拡張機能がGoogle Chromeがフリーズする、応答なしになるという可能性も視野に入れておきましょう。

・パソコンのメモリやストレージ容量不足

Windows10パソコンなどのメモリやストレージの空き容量の原因で、Google Chromeがフリーズする、または応答なしの状態となるケースがあります。アプリケーションを複数使用している、タブが多く開いているなどという状況だとメモリを圧迫しており、ハードディスクの保存容量がいっぱいになっている場合はストレージ容量不足に相当します

・ハードウェア(GPU)アクラセレーションの不具合

ハードウェアアクセラレーションとは、パソコンで映像関連の処理をGPUに任せてCPUの負荷を減らすための機能で、パフォーマンスを改善するために使用される様々な技術の内の一つとされています。Google Chromeではハードウェアアクセラレーションが「使用可能な場合は使用する」ように設定されてますが、これが原因となってGoogle Chromeがフリーズす可能性があります。

・キャッシュやCookieなど一時ファイルの問題

Google Chromeのブラウザでは、閲覧履歴やキャッシュ、Cookieなど一時ファイルが蓄積されています。一時ファイルとは、素早くWebページを開くために便利な機能ですが、これらが原因でGoogle Chromeがフリーズすることも考えられます。

・マルウェアやウイルス感染

原因例の最大の悪影響として、パソコンがマルウェアやウイルスに感染しているおり、Google Chromeの動作に影響を及ぼしてフリーズするということもあります。

Part2: Windows10の Chromeがフリーズ不具合を解消する方法

Windows10でChromeのフリーズを解消する方法について、いくつかご紹介します。

・Google Chromeのアップデートがあるかどうか確認してみる

ご利用中のGoogle Chromeのバージョンが古い場合や、提供されているバージョンに不具合がある場合は、アップデートを適用しましょう。Google Chromeを起動したら、ウィンドウ右上のメニューボタン︙をクリックします。一覧の「ヘルプ」にマウスカーソルを乗せましょう。サブメニューが表示されたら、「Google Chromeについて」をクリックしましょう。現在のGoogle Chromeのバージョンを確認しましょう。

・Windows10を再起動する

Windows10のシステムに何らかの不具合が発生している、または稼働時間が長い場合は、メモリにゴミが溜まることでバグが起こり、プログラムの動作時にフリーズが起こりやすくなります。Windows10を再起動してみて、動作が正常に戻るか試してみましょう。

・キャッシュ・閲覧履歴をクリアする

ブラウザを使い続けると、キャッシュや閲覧履歴が溜まってきます。キャッシュや閲覧履歴は自動削除されないので、Google Chromeを長く使用すると、大量のデータが蓄積しブラウザのフリーズの原因となる事があります。この場合は、キャッシュ・閲覧履歴を削除してみましょう。

・拡張機能のチェック

Google Chromeには「アドオン」と呼ばれる拡張機能を導入して、機能を増やしたりカスタマイズすることができますが、拡張機能の使いすぎで処理が重くなったり、拡張機能同士が競合してしまうことが影響し、フリーズすることがあります。どの拡張機能が原因なのか、どういう組み合わせで重くなるのかを精査して解決しましょう。

アドオンの確認は、Google Chromeのウィンドウ右上のメニューボタンをクリック→「その他のツール」→サブメニュー内の「拡張機能」をクリック→拡張機能の一覧が表示されます。

各拡張機能の右下のボタンをクリックしてオフにしてみましょう。その後に拡張機能を1つずつボタンをオンにした状態でGoogle Chromeがフリーズしないかどうか確認してきましょう。(※ブラウザ仕様の際、必須である拡張機能が複数ある場合は、それらの拡張機能のボタンをオンのままでフリーズしないかどうか確認してください)

確認後に、不要な拡張機能や競合してしまう拡張機能は削除しましょう。

・バックグラウンド処理やハードウェアアクセラレーションを無効化する

Google Chromeのウィンドウ右上のメニューボタンをクリック→「設定」をクリック→新しいタブで設定画面が表示されたら一番下までスクロールして「詳細設定」をクリック

「システム」項目のGoogle Chromeを閉じた際にバックグラウンドアプリの処理を続行する」と「ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」のボタンをオフにしましょう。

(※設定完了後はGoogle Chromeを再起動します)

Part3:豆知識——Windows10パソコンの消えたデータを復元する方法

Windows10のパソコンを操作中、失ってしまった閲覧履歴や、行方不明になったファイルなどを簡単に復元する方法としてデータ復元ソフト「Recoverit(リカバリット)」をおすすめします。

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以下は、RecoveritでWindowsパソコンから失われたファイルと削除されたファイルを復元する手順です。

ステップ1 まず「Recoverit」を起動して、Google Chromeのエラーで消えてしまったデータの元保存場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」を起動してから、消えたファイルの元場所を選択します。ここでは、「HDD」タブでハードディスクを選択するか、[場所]タブでデスクトップを選択してください。「開始」をクリックして、選択した場所をスキャンし始めます。

元保存場所を選択

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

「開始」ボタンをクリックして、パソコンから消えたデータをスキャンし始めます。スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。

復元されたいデータをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元」をクリックすれば完了です!

データを復元

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