Windows 10/11の初期化:クラウドダウンロードとローカル再インストールの違い

Windows 10/11の初期化や再インストールには、クラウドダウンロードとローカル再インストールという2つの主要な手法があります。この記事では、それぞれの手法の違いやメリットに焦点を当て、ユーザーが適切な選択を行えるように解説します。

安全なソフトプライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし 3ステップで操作 3ステップだけで復元可能
内野 博

Dec 26, 2023 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

Windows10/11を初期化する際は「クラウドダウンロード」「ローカル再インストール」のどちらかを選択することになります。

一般的にはパソコンの初期化は頻繁に行うものでないため、クラウドダウンロードとローカル再インストールの違いがわからない方も多いでしょう。

この記事では、Windows10/10でのクラウドダウンロードとローカル再インストールについて、わかりやすく詳しく解説します。


Part1:クラウドダウンロードとは

クラウドダウンロードは、Windows10/11のパソコンを初期化する方法の1つです。

インターネット上からWindowsOSをダウンロードし、全てのファイルシステムを再構築します。つまり、パソコンが完全に初期化されることになるため、クラウドダウンロードを実行する前には、できる限りのバックアップデータを取っておくことが望ましいです。

また、クラウドダウンロードの場合はWindows10/11を真っ新な状態から再スタートできるので、元々のディスク内に問題や不具合があっても初期化できるというメリットもあります。

ただし、クラウドダウンロードを行うにはインターネットに接続されている環境が必須です。クラウドダウンロードを行った後には、全て手動でパソコンの再設定を行う必要があるデメリットも存在します。

Part2:ローカル再インストールとは

ローカル再インストールとは、パソコン内に保存されている既存のファイルシステムを利用して、WindowsOSを再インストールする方法です。

こちらはインターネット接続がない環境でも実行でき、ファイルやデータは削除されずに引き継がれるため、比較的短時間で作業を終えられる可能性があります。

ただし、元のファイルシステムが損傷している場合や、不具合が生じている場合には、再インストールの実行ができないこともあるため注意が必要です。

また、ローカル再インストールが難しい状況下では、クラウドダウンロードを選ぶことになります。

Part3:クラウドダウンロード vs ローカル再インストール:どちらを選ぶべきか?

クラウドダウンロードとローカル再インストールの内容については、大まかに理解できたでしょうか。

この項目では、クラウドダウンロードとローカル再インストール、どちらを選ぶべきかについて考えていきます。

3.1 クラウドダウンロードとローカル再インストールの比較

 

クラウドダウンロード

ローカル再インストール

復元時間

遅い

 

※通信速度が高速であれば、時間短縮は可能

早い

 

※元のファイル・データ容量が大きい場合、クラウドダウンロードよりも時間がかかる可能性がある

データ通信量

4GBを超える可能性がある

インターネット通信を利用しないため影響なし

初期化の内容

全て初期化される

ファイルやデータは引き継がれる

ファイルシステムの損傷

損傷があっても初期化が可能

既存のファイルシステムを利用するため、損傷があると初期化できない

これらの比較内容を見てみると、高速で無制限のインターネット通信環境がある場合はクラウドダウンロードがおすすめできそうです。ただしクラウドダウンロードはインターネット通信を利用するので、高速通信でない場合や、データ通信量に制限がある場合はおすすめはできません。

一方でファイルシステムに損傷がない場合や、ファイルやデータの引き継ぎが必要な場合はローカル再インストールから実行してみるのが良いでしょう。インターネット接続環境が用意できない場合にもおすすめです。

3.2 選ぶ際のポイント

クラウドダウンロード

ローカル再インストール

クラウドダウンロードとローカル再インストールでは、初期化の内容が大きく異なります。

上記のポイントを参考に、自身の目的に適した方法を実行しましょう。

Part4:初期化で誤って削除されたデータを復元する方法

クラウドダウンロードとローカル再インストールは、どちらも初期化する手段の1つなので、できる限りバックアップを取っておきましょう。

万が一初期化の作業によって重要なデータが削除されてしまった場合は、データ復元専用のソフトウェアを利用することで元に戻せる可能性があります。

データ復元専用ソフト「Recoverit(リカバリット)」は、パソコンやSSD、HDD、USBやSDカードなど、あらゆる媒体から消えてしまったデータを復元することが可能です。

誤操作や不具合、ウィルス感染などによるデータの紛失に対応し、ドキュメントから写真、動画、メールファイル、音声ファイルまであらゆるファイル形式を瞬時に復元しますので、お困りの方や、問題に備えたい方はぜひ一度お試しください。

無料ダウンロード(Win版) Windows版 無料ダウンロード(Mac版) Mac版

以下は、「Recoverit」 を利用してパソコンから消えたデータを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択できます。スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから消えた大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

データ復元ソフト

Recoverit - 強力なパソコン復元ソフト

    • PC、HDD、ゴミ箱、SDカード、USBメモリから削除したデータを復元

    • 写真、動画、音楽、ドキュメントなど1000種のデータ形式に対応

    • クラッシュして起動しないパソコンからデータを復元

  • 破損した動画ファイルを修復
人気記事
Home > Resources > Windowsコンピュータ復元 > Windows 10/11の初期化:クラウドダウンロードとローカル再インストールの違い