USBメモリーにパスワードを設定するには?

Windows10用USBメモリにパスワードを設定してデータを保護しましょう。また、USBメモリをロックして不正アクセスを防ぐ方法を解説します。USBパスワード設定方法やUSBメモリの選び方なども詳しく紹介します。

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内野 博

Jun 25, 2023 • カテゴリ: USB復元

USBメモリはデータの持ち運びが気軽にでき、クラウド主流の今日でもその利便性から活用する場面は多いと思われます。ただ、持ち運びに便利であることと同時にデータ紛失のリスクも伴い、情報漏えいの危険性と隣合わせと言っても過言ではありません。

そのリスクヘッジのためにもUSBメモリにパスワードを設定し、データの機密性を高めましょう。今回はWindows10でUSBメモリにパスワードをかける方法をいくつかご紹介します。

Part1: WindowsでUSBメモリにパスワード設定する方法

(1)USBメモリにパスワードをかける理由

USBメモリは、大きなデータをコンパクトなサイズに収めて、手軽に持ち歩ける保存媒体としてパソコンユーザーにはとても便利なツールです。パソコン以外にもさまざまな外部機器に接続して、データ保存や読み取り可能で、特に仕事上で携帯しているケースが多く見られます。

ただし、コンパクトさが仇になり、「バッグに入れていたUSBが見つからない」「ポケットに入れて持ち歩いていたら紛失」などと大切なUSBをなくしてしまったという経験は少なくないはずです。
万が一、紛失したUSBメモリに、個人情報に関連するデータやビジネス上の機密データが入っていたら非常に困ります。USBメモリを拾った第三者が、内部データを悪用されてしまうというリスクが否めません。
そうならないためにUSBメモリにパスワードを設定しておけば、USBメモリを失くした際にも簡単には内容を見ることができなくなるので、セキュリティを高めることができます。

(2)USBメモリにパスワードをかける方法

実際にWindows10でUSBメモリにパスワードを設定する方法をご説明しましょう。ご利用のWindows10のエディションが「Windows10 Pro」の場合「BitLocker」機能を用いてUSBメモリにパスワード設定ができ、セキュリティを高めることができます。(※Windows10 Homeの場合には使えません)

■手順
①USBメモリをパソコンに接続
②エクスプローラーを起動→左メニューの「PC」を選び、USBドライブを右クリック
③「BitLockerを有効にする」をクリック
④USBをロックするための「パスワード」を設定→「次へ」をクリック
⑤「回復キー」のバックアップ方法を選択→「次へ」をクリック
⑥USBの暗号化する範囲を選択→「次へ」をクリック
⑦「暗号化の開始」をクリック

ご利用のWindows10がPro版出なかった場合には、サードパーティのツールを使ってパスワード設定しましょう。「Lhaplus」を使いフォルダそのものにパスワードをかければ、データの漏洩が防げます。


①窓の杜「Lhaplus」をダウンロード
②暗号化したいデータやファイルをフォルダに入れる→フォルダを右クリックして「圧縮」⇒「.zip(pass)」を選択
③パスワードを記入して「OK」をクリック
④デスクトップに作成された圧縮ファイルをUSBメモリにコピー

Part2: WindowsでUSBメモリのパスワードを解除する方法

Windows10のPCで暗号化したUSBメモリのパスワードを忘れた場合、大切なUSBメモリ内のデータが見られなくなり、とても焦りますよね。
先程のBitLocker機能で暗号化されたUSBメモリやUSB外付けHDはパスワードを紛失すると、暗号化が解除できなくなってしまい中身が一切開示されません。

でも、ご安心下さい。USBメモリの暗号化を解除する方法をご紹介します!BitLockerでUSBメモリを暗号化した際に作成した「回復キー」で暗号化を解除する方法をご紹介します。

  1. 暗号化されたUSBメモリをパソコンに接続→BitLockerのロック解除画面が開く→下にある「その他のオプション」をクリック
  2. 「回復キーを入力する」をクリック(※回復キー=USBメモリをBitLockerで暗号化した際に、保存した回復キーのファイルに記述されている)
  3. 回復キーを入力(※間違えると解除不可能になるので、手入力ではなくコピペで)→「ロック解除」ボタンを押す
  4. エクスプローラーを開く→USBメモリを確認(暗号化の鍵マークが外れて解除されていればOK)

Part3:【豆知識】失われたUSBデータを復元する方法

万が一大切なUSBポートメモリ内のデータを失ってしまった時の復元方法として「データ復元ソフトRecoverit(リカバリット)」をおすすめします!

「Wondershare Recoverit」データ復元ソフトは、Windowsパソコンから失われたファイルだけでなく、USメモリのデータが失われてしまった時、シンプルな操作でデータ復元を行うことができます。たとえお使いのパソコンがクラッシュしても、96%復元率を誇る安全な復元ソフトです。

HDやUSBメモリなど、多様なストレージにも対応し、復元作業を実行する前に「内容のプレビュー表示」もされて、ユーザーが確認、操作する手間が省けます。Recverit無料版では、復元対象のデータ容量が500MBまでですので、まずは無料版で便利さと快適さを体験してみてください。

そして、複数のパソコンでも利用したい、容量を無制限にしたいというディープなユーザー様にはご購入をおすすめします。

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Recoverit - 強力なUSBデータ復元ソフト

    • PC、HDD、ゴミ箱、SDカード、USBメモリから削除したデータを復元

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    • 95%以上の復元成功率を誇っています

  • USBのデータを無料でスキャンし、プレビューすることができます

RecoveritでUSBメモリのデータを復元する手順

Step1 まず「Recoverit」を立ち上げて、削除されたデータの保存場所を選択します。

今回はUSBメモリのデータを復元するるので、USBメモリとパソコンに接続してから、「外付けデバイス」に該当のUSBメモリを選択して、クリックしてください。

書き込み禁止されたUSBメモリーを選択

Step2 フォーマットされたUSBメモリーのスキャンが始まります。

そうすると、USBメモリから消えたデータをスキャンし始めます。スキャンが終わったら、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。

書き込み禁止されたUSBをスキャン

Step3 USBメモリの消えたデータをプレビューして復元します。

USBメモリのデータがスキャンされた後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行いてください。そして、復元したいUSBメモリのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!(ご注意:オリジナルファイルと同じ場所に保存しないでください。)

書き込み禁止されたUSBメモリーでのデータを復元

「Recoverit」ならUSBメモリーから紛失されたデータを復元できるのでご安心くださいね。また、Recoveritを使うことで、USBメモリの復元だけではなく、外付けHDDの復旧SDカードデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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