USBメモリに保存されているファイルが文字化けした時の復旧方法

「USBメモリのファイルを開くと、解読できない文字列が羅列されていた」の状況はあるでしょうか。今回はUSBメモリのファイルを開くと起こる「文字化け」について、原因と修復・復旧方法を紹介します。

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内野 博

Sep 25, 2024 • カテゴリ: USB復元

「USBメモリのファイルを開くと、解読できない文字列が羅列されていた」といった経験はないでしょうか。通称「文字化け」と呼ばれる現象は、さまざまな原因で起こります。

今回はUSBメモリのファイルを開くと起こる「文字化け」について、原因と修復・復旧方法を紹介します。データ復元ソフトRecoveritを使えば簡単に復元が可能です。あわせて解説するので、ぜひ参考にしてください。


USBメモリに保存されているファイルが文字化けした時の修復・復旧方法

USBメモリに保存されているファイルが文字化けしたときの修復・復旧方法を紹介します。文字化けが発生すると、もともと書かれていた文章が読めません。以下の5つの方法を試し、無事に解読できる状態にしましょう。

①USBメモリを読み込むパソコンを変える

USBメモリを読み込むパソコンを変えると、文字化けが修復される可能性があります。代表的な例で言うと、WindowsパソコンとMacパソコン間で接続先を変更した場合です。近年のアップデートによりOSの互換性は向上しましたが、古いソフトウェアをもったパソコンでも高い確率で発生します。

もともとファイルが作成されたOSのパソコンなら、上手く読み込みが可能です。Windowsパソコンで文字化けする場合はMacパソコンに、Macパソコンで文字化けする場合はWindowsパソコンに接続して読み込むと、正常に閲覧できる可能性があります。

②閲覧するソフトウェアを変える

文章を閲覧するソフトウェアを変えると、正常な文字が表示される可能性があります。現在のソフトウェアに対応していない文章ファイルは、文字化けが起こりやすい傾向です。たとえば数年以上も昔のホームページやメール、ガラケー時代に作成した文章などが挙げられます。

前述した原因で文字化けしている場合は、閲覧するソフトウェアを変えると有効です。「通常はGoogle Chromeを使用しているが、Safariで閲覧してみる」といったように、デフォルトと異なるソフトウェアで表示しましょう。

ただし、選んだソフトウェアが文字化けに対処できるかどうかは、表示してみないとわかりません。修復・復旧するまで、根気強く試す必要があります。

閲覧するソフトウェアを変える

③USBメモリエラーをチェック

パソコンは自動修復機能が搭載されており、軽度の論理障害を自動で修復できます。USBメモリの「エラーをチェック」より、文字化けの原因となるエラーの検出が可能です。さらに、エラー箇所を自動で修理してくれます。ただし物理障害には効果がなく、実行するとかえって重症化につながるためオススメしません。

USBメモリエラーをチェックする方法は、以下の手順です。

手順1.デスクトップ画面左下の「PC(パソコンマーク)」を選択する

デスクトップ画面左下の「PC(パソコンマーク)」を選択する

手順2.USBメモリのアイコンを右クリックし、「プロパティ」を選択する

「プロパティ」を選択する

手順3.「ツール」タブを選択し、「チェックする」を選択すると完了する

「ツール」タブを選択し、「チェックする」を選択すると完了する

④データ復元ソフトを利用する

データ復元ソフトRecoveritを利用すれば、USBメモリから削除してしまったデータを簡単に復元が可能です。今回の紹介した対処法で、文字化けが解決できると知った方も多く存在します。中には「試してみたいけど、すでにデータを削除してしまった」と言う方も居るのではないでしょうか。

データを復元するには、専用のソフトが必要です。データ復元ソフト「Recoverit」を利用すれば、削除したデータを簡単に復元。たとえ「ゴミ箱」を空にした状態でも、Recoveritが検出して安全に復元してくれます。

また文字化けに対処していると、誤操作でファイルを削除してしまうこともあるでしょう。そんなときでも、Recoveritが活躍します。これから文字化けに対処する方、すでに対処を諦めて削除してしまった方の両方にオススメです。

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「Recoverit」USBメモリから削除してしまったデータを復元する手順

ステップ1 復元場所を選択

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 USBメモリから削除してしまったデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 USBメモリから削除してしまったデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でUSBメモリから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、USBデータ復元だけではなく、外付けHDDの復旧フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

⑤データ復元業者へ相談する

どうしても自力で文字化けを修復・復元できない場合は、専門の業者に依頼する必要があります。当然ですが、業者に依頼するとUSBメモリを預ける時間と対処するための費用が必要です。

しかし専門業者なだけあり、ほとんどの問題は解決してくれます。軽微な原因で発生している文字化けや、簡単なデータ復旧であれば、難なく解決してくれるでしょう。時間とお金に余裕があり、どうしても解決できない方は、復元業者へ相談する方法がオススメです。


USBメモリに保存されているファイルが文字化けした原因

USBメモリに保存されているファイルが文字化けした原因について解説します。文字化けの原因は、主に次の4つです。

  1. 作成時と読み込み時の文字コードが異なる
  2. ソフトウェアの文字コードが異なる
  3. USBメモリに障害が発生している
  4. USBメモリのファイルが破損している

前述した対処法で解説したとおり、「WindowsとMacの異なるOS」「GoogleChromeとSafariの異なるソフトウェア」が文字化けの原因です。またUSBメモリの不具合で発生する「障害」「破損」でも、文字化けが発生します。日頃から、ファイルやUSBメモリ本体の取り扱いに注意しましょう。


豆知識:USBのデータを保護する方法

USBメモリのデータを保護し、外部からの障害や破損を防ぎましょう。USBメモリのデータを保護する主な方法は、以下の2つです。

  1. セキュリティ機能付属のUSBメモリを使う
  2. ファイルを暗号化する

近年では、USBメモリそのものにパスワードロックや指紋認証機能が搭載されているものもあります。第三者から閲覧・編集できないため、物理的なセキュリティとしては非常に強固です。

またセキュリティ機能が搭載されていないUSBメモリを使う方は、ファイルへのセキュリティをオススメします。誰でも無料で使え、簡単にファイルの暗号化やパスワードロックが可能です。もちろん「削除」するときもセキュリティの解除が求められるため、誤って削除するリスクを減らせます。ただし暗号化する場合、データの初期化を求められる場合がほとんどです。必ず事前にバックアップしておきましょう。

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