Windows 10・11のゴッドモード「GodMode」の作成方法と使い方

Windows10・11には「GodMode(ゴッドモード)」という隠し機能がありますね。本ページでは、Windows10・11でGodModeを利用する方法を紹介します。

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内野 博

Aug 03, 2023 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

Windows10・11には「GodMode(ゴッドモード)」という隠し機能があります。GodModeを有効にすると、一つのフォルダにあらゆる設定項目が集約したような状態になります。従来の方法では設定画面を開き、目的の項目にたどり着くまでの手順がかかります。

しかし、GodModeを活用するとスムーズに設定変更が行えるでしょう。本ページでは、Windows10でGodModeを利用する方法を紹介します。


Windows 10・11でGodModeの設定方法

Windows 10でGodModeを利用する場合、まずデスクトップ上で右クリックをします。

メニューが表示されたら「新規作成」を選択して、「フォルダ」を左クリックしてください。

GodModeの設定方法

デスクトップに新しいフォルダが出来たら、フォルダ名を「GodMode.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}」にします。

GodModeの設定方法

すると、作成したフォルダがGodModeのアイコンになります。

GodModeの設定方法

以上でGodModeの設定は完了です。

GodModeの使い方

GodModeを使う目的は、設定の簡素化です。

GodModeはあらゆる設定が一覧として集約されており、従来の方法より簡単に変更が行えます。

基本的な使い方

GodModeのアイコンをダブルクリックすると、あらゆる設定項目が一覧にまとめられたウィンドウが表示されます。

GodModeの使い方

この中から、設定を変更したい項目を選択します。

ここではPCがスリープ状態になる時間を変更するために、「電源オプション」にある「コンピューターがスリープ状態になる時間を変更」をダブルクリックします。

GodModeの使い方

すると、スリープ状態になる時間の設定を変更できる画面が表示されます。

GodModeの使い方

従来の方法では、以下の手順で進まなければいけません。

  1. スタートボタンを左クリック
  2. 「設定」を左クリック
  3. 設定のウィンドウが表示されたら「システム」を選択
  4. ウィンドウ左側で「電源とスリープ」を選択
  5. ウィンドウ右側でスリープになる時間を変更 

従来の方法と比べると、GodModeを使うとより早く目的にたどり着ける方法といえるでしょう。

そのため、GodModeは「神モード」と呼ばれることもあります。

よく使う項目

GodModeはあらゆる設定項目が集約されているため、はじめて見ると戸惑うかもしれません。

しかし、よく使う項目さえ知っておけば問題はありません。

GodModeでよく使う項目を下記の表にまとめたので、利用する際の参考にしてください。

項目

詳細

システム

OS情報やメモリ容量等の確認、タスクマネージャーでのプロセスの確認

サウンド

音量をはじめとした各種サウンド設定

プログラムと機能

更新プログラムの確認およびインストール

マウス

マウスの各種設定

ユーザーアカウント

使用するユーザーアカウントの各種設定

Windowsファイアウォール

Windowsファイアウォールでのパソコンの保護状態のチェック

キーボード

キーボードの各種設定、状態の確認

GodModeを無効にする方法

Windows10では、プログラムやアプリをインストールする際に一定の手順を行う必要があります。

しかし、GodModeを無効にする手順は以下の通りとシンプルです。

  1. GodModeのアイコンを右クリック
  2. 「削除」を選択

GodModeを無効にする方法

ファイルを削除する感覚でGodModeを無効にできます。

そのため、GodModeは気軽に試すことができる機能といえるでしょう。

Windows 10のゴッドモード「GodMode」の作成方法は、以下の動画でもご覧できます。

recoverit

Wondershare Recoveritで削除されたファイルを復元する

ガイド>

GodModeの利用中でファイルを誤削除した場合の対処法

Windows10のGodModeはあくまで便利機能なので、これを有効にしてもシステムエラーによるファイルの誤削除は起こります。システムエラーによってファイルが削除される場合、ゴミ箱に残らないことがほとんどで標準的な機能では復元できません。この状況で役に立つのが、ファイル復元ソフト「Recoverit」です。

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ステップ1 「Recoverit」を起動して、削除してしまったデータの保存場所を選択します。

「Recoverit」を起動した後、削除したファイルの保存場所を選択します。

「外付けデバイスの復元」SDカードを選択

ステップ2 消えたファイルをスキャンします。

選択してクリックしたら、パソコンから消えたファイルがスキャンされます。
スキャンが終わった後、結果はファイル形式ごとに表示されます。

復元されたいデータをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたファイルをプレビューして復元します。

スキャンした後、消えたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。
その後、復元したいファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

SDカードデータを復元


以上のように、簡単な操作でWindowsパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、「Recoverit」はパソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。

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