iPhoneの曲をパソコンに移す方法とパソコンからiphoneに音楽を入れる方法

この記事ではiPhoneの曲をWindowsパソコンに移す方法について、画像付きで分かりやすくお伝えします。

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内野 博

Apr 29, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

CDからパソコンに取り込んだ曲や、パソコンで購入した音楽を外出先でも聴きたいと思うことはありませんか? また、iPhoneでダウンロードした曲や録音した音声データをパソコンから確認・編集したいというケースもあるでしょう。この記事では、iPhoneとパソコンとの間で音声データを共有したり、移動したりするための方法をご紹介します。


Part 1:iPhoneの曲をパソコンに移す方法

iPhoneの曲をパソコンに移す方法としては、次の3通りが挙げられます。どの方法も、Windowsパソコン、Macパソコンの両方に対応しています。なお、この記事の説明や画像は、Macパソコンでの表示に基づいています。Windowsパソコンをお使いの場合も、同様の手順で操作を進めてください。

方法1:Apple Music(ミュージック)を利用する

Apple Music(ミュージック)アプリを使うことで、パソコン上でもiPhoneと同じように音楽を楽しんだり、iPhoneの音楽をパソコンへ移したりすることができます。Apple Musicのサブスクリプションサービスに登録している場合も、iTunes Storeで音楽を購入した場合も、手順は次の通りです。

1.パソコンからApple Musicアプリを開きます。Apple Musicアプリは、App StoreやMicrosoft Storeからダウンロードできます。

Musicアプリを開く

サインインを求めるメッセージが表示された場合は、iPhoneで使っているのと同じApple IDでサインインしてください。

2.左上のメニューバーから「ミュージック」、「環境設定」の順にクリックします。

Apple IDでサインイン

3.「一般」タブの「ライブラリを同期」にチェックを入れます。

ライブラリを同期

これで、iPhoneとパソコンとの間で、Apple Musicの曲が同期されます。

方法2:クラウドストレージを利用する

音楽や音声ファイルをクラウドストレージ上に保存しておけば、デバイスを問わず音楽を楽しめます。ここでは、iCloudを使ってiPhoneの曲をパソコンに移す方法を紹介します。

1.iPhoneの「設定」アプリを開き、ユーザー名をタップします。

「設定」アプリを開く

2.「iCloud」をタップします。

iCloudに進む

3.「ICLOUDを使用しているAPP」から「すべてを表示」をタップします。

すべてを表示

4.各アプリについて、iCloudの利用状況が表示されます。一覧から「ミュージック」を探して、同期を「オン」にします。

同期をオンにする

これで、iPhoneの「ミュージック」のデータがiCloud上に同期されます。パソコンのApple Musicアプリや、ウェブ上のApple Musicを開き、iPhoneで使っているのと同じApple IDでサインインすることで、iPhoneの曲をパソコンからも利用できるようになります。

方法3:サードパーティ製ソフトウェアを利用する

iPhoneの曲をパソコンへ移動したい場合には、Apple Musicの他、サードパーティ製のソフトウェアを使うこともできます。音声ファイルに加えて写真・動画やアプリなどの多種のデータを転送できるものや、機種変更時・バックアップ時に特化した機能をもつものなど、ソフトウェアによってさまざまな特徴があります。有償のソフトウェアであっても、機能や転送可能なファイル数を絞った無料体験版が用意されていることも多いので、それらをうまく活用して、自分にとって使いやすいソフトウェアを探しましょう。

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Part 2:パソコンからiPhoneに音楽を入れる方法

前のパートでは、iPhoneの音楽をパソコンに取り込む方法をご紹介してきました。反対に、パソコンで購入・ダウンロードした曲を、iPhoneを使って外出先でも聴きたいという場合もありますよね。ここでは、パソコンの曲をiPhoneに移す方法として、次の2つをご紹介します。これらの方法も、パソコンがWindowsかMacかを問わず使えます。引き続き、UI表記や画像はMac版に基づいているため、必要に応じてお使いの環境での表示に読み替えてください。

方法1:Apple Music(ミュージック)アプリでパソコンからiPhoneに音楽を入れる

パソコンの音楽をiPhoneに移す場合も、Apple Musicアプリが活躍します。サブスクリプションサービスからライブラリに追加したり、iTunes Storeで購入したりした曲はもちろん、外部のウェブサイト等からダウンロードした音声ファイルや、パソコン上で作成・編集した音声ファイルも移行可能です。

(1) パソコンの音楽ファイルをApple Musicに追加する

※Apple Musicのサブスクリプションサービス上で「ライブラリに追加」した曲や、iTunesで購入した曲の場合は、この手順は不要です。(2) に進んでください。

1.パソコン上でApple Music(ミュージック)アプリを開き、左上のメニューバーから「ファイル」、「読み込む...」の順に選択します。

2.iPhoneに入れたい音声ファイルを選択して、「開く」をクリックします。

音声ファイルを選択

3.Apple Musicアプリのライブラリに音声ファイルが追加されたことを確認します。

ライブラリに音声ファイルを追加

これで、音楽ファイルがApple Musicのライブラリに追加されました。

(2) パソコンのApple MusicアプリでiPhoneに音楽を自動で同期する

引き続き、パソコンからApple Musicアプリを操作します。

1.左上のメニューバーから「ミュージック」、「環境設定」の順にクリックします。

2.「一般」タブの「ライブラリを同期」にチェックを入れます。

これで、先ほど追加した音声ファイルを、iPhoneの「ミュージック」から聴いたりダウンロードしたりできるようになります。ファイルが見つからない場合は、同期に時間がかかっていることが考えられるため、しばらく待ってみましょう。

方法2: iPhoneとパソコンを接続して音楽を手動で同期する

iPhoneとパソコンを接続することで、Apple Musicアプリや他のサードパーティ製ソフトウェアを介さずに音楽を同期できます。

ご注意:この方法は、iCloudでのライブラリ同期をオフにしている時のみ使用できます。ライブラリ同期の設定を変更する方法は、次の通りです。

1.iPhoneの「設定」アプリから「ミュージック」を選ぶ

2.「ライブラリ」内の「ライブラリを同期」設定のオン・オフを切り替える

ライブラリの設定を切り替える

iPhoneとパソコンの音楽の同期は、以下の手順で行えます。

1.iPhoneに付属の電源ケーブルを使って、iPhoneとパソコンを接続します。このとき、iPhoneとパソコンの両方にメッセージが表示されることがあります。その場合は、それぞれの端末で「信頼」を選択してください。

2.パソコン上からiPhoneの情報を表示します。

3.「一般」タブから「ミュージック、映画、テレビ番組を手動で管理」にチェックマークを入れ、ウィンドウ右下の「適用」をクリックします。

手動管理を適用

4.「ミュージック」タブを選択し、「ミュージックを“(iPhone名)”と同期」にチェックマークを入れます。

ミュージックをiPhoneと同期

5.同期したい音楽を選択して、「適用」をクリックします。

同期を適用

「ミュージックライブラリ全体」を選択すると、パソコンのApple Music アプリのライブラリに入っている、全ての曲がiPhoneにも同期されます。

「選択したアーティスト、アルバム、ジャンル、およびプレイリスト」を選択した場合は、続けてiPhoneに同期したい曲を選んでください。

6.処理が終わるまで待ちます。これで、パソコンとiPhoneとの間の音楽ファイルの同期は完了です。

Part 3:豆知識:パソコンで誤削除してしまった音楽ファイルを復元する方法

iPhoneとパソコンとで音声ファイルをやり取りしていると、同期がうまくいかずにデータが消えてしまったり、操作を間違えて必要な曲を消してしまったり、といった事態が発生するかもしれません。そんな時には、データ復元専門ソフトである「Recoverit」 を使うことで、ファイルを取り戻せる可能性があります。音楽に限らず、写真・動画・書類など、対応ファイル形式は1,000種類以上。わずか3ステップの簡単操作、素早い復元時間、高い復元率を兼ね備えたソフトです。

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パソコンから消えてしまった音楽ファイルをRecoveritで復元する方法は、下記の通りです。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「ファイルの場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの消えた音楽ファイルをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの消えた音楽ファイルをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われた音楽ファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

Part 4:iPhone・パソコン間での音楽データのやり取りに関するFAQ

(1) パソコンからiPadに音楽を入れるにはどうすればいいですか?

iPadをご使用の場合も、iPhoneと同じようにパソコンと音楽データをやり取りできます。つまり、iPadとパソコン、それぞれのApple Musicアプリで同期設定をオンにしたり、iPadとパソコンとをケーブルでつないで、手動で同期する音楽を選んだりといったことが可能です。

(2) iPhoneに入れた曲はどこにありますか?

iPhoneに入れた曲は、「ミュージック」アプリ内の「ライブラリ」から確認できます。オフライン時にも聴けるようにダウンロードした音楽がある場合は、「ライブラリ」内の「ダウンロード済み」というカテゴリに表示されます。

(3)iPhoneとパソコンの間で音楽データをやり取りする際の注意点は?

①著作権保護: Apple MusicやiTunes Storeで購入した音楽は、著作権保護のため他のデバイスに転送できない場合があります。

②フォーマット: iPhoneは、主にAACやMP3形式の音楽ファイルをサポートしています。他の形式のファイルは変換が必要です。

③容量: iPhoneのストレージ容量には限りがあるため、音楽データの転送や同期には注意が必要です。

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