Windows10エラーコード0xc00000eを解決する方法

Windows 10エラーコード0xc00000eを解決する8つの方法

内野博

Sep 28, 2023 • Filed to: Windowsコンピュータ復元

エラーコード0xc00000e

エラーコード 0xc00000eが表示された場合は、ドライブ構成が間違っているか、ハードウェア障害などの要因が原因である可能性があります。また、オペレーティングシステムがブート場所を見つけられないか、winload.exe ファイルが破損していてアクセスできないことが原因である可能性もあります。

これらすべての要因に対処し、 エラーコード 0xc00000e を修正するには、この記事で紹介する方法を参考にしてください。

Windows 10 エラーコード 0xc00000e　を解決する方法

方法 1: 物理デバイスの接続を確認する
方法 2: BCD ファイルを再構築する
方法 3: BCR レジストリハイブを再構築する
方法 4: 自動修復ユーティリティを使用する
方法 5: BIOS/UEFI 構成をリセットする
方法 6: ブートディスクをオンラインとしてマークする
方法 7: BIOS で Windows 8.1/10 WHQL サポート設定を確認する
方法 8: データを救出して Windows を再インストールする

エラーコード0x00000e?が原因で保存されていないデータまたは失われたデータを回復する方法

Windows 10 エラーコード 0xc00000e を解決する方法

次の方法で、 リカバリエラーコード 0xc00000e を修正できます。使用する方法は、PC の場合のエラーの原因によって決まります。

無料ダウンロード | Win 無料ダウンロード |Mac

方法 1: 物理デバイスの接続を確認する

まず、PC に外部デバイスが接続されているかどうかを確認します。この方法は重要です。BIOS または UEFI が、コンピュータのハードディスクよりも外部デバイスの起動優先順位が高くなるように構成されている場合、起動プロセスに影響を与えるためです。コンピュータは、システムのハードディスクではなく、外部ディスクから起動しようとします。これにより、コンピュータが起動してこの エラーコード 0xc00000eが発生する可能性があります。

このような問題を引き起こす可能性のある外部デバイスの例としては、CD、ペンドライバー、DVD、その他の USB ストレージデバイスなどが挙げられます。

方法 2: BCD ファイルを再構築する

ブート構成データ (BCD) ファイルにはブート構成のパラメーターが含まれており、このようなパラメーターは Windows オペレーティングシステムのブート方法を示します。したがって、BCD が破損すると PC に問題が発生し、このエラーが発生します。

BCD ファイルを再構築するには、ISO からブータブルメディアを作成し、それを Windows 10 コンピューターに挿入し、以下の手順に従う必要があります。

作成したブータブルメディアからコンピュータが起動したら、画面の右下に表示される [次へ] ボタンを選択します。

BCD ファイルを再構築-1

「コンピュータを修復する」リンクをクリックします。このリンクは画面の左下にあるので注意が必要です。明らかに画面の中央にある [今すぐインストール] ボタンをクリックしないでください。クリックすると、Windows 10 OS を新規インストールすることになります。

BCD ファイルを再構築-2

選択して「トラブルシューティング」を開始します。次に、[詳細オプション] ウィンドウの下のリストで [コマンドプロンプト] タブを選択します。

BCD ファイルを再構築-3

続行するには、現在使用しているアカウントを選択してください。
コンピュータのパスワードがある場合は、それを入力します。

BCD ファイルを再構築-4

コマンド「bootrec /rebuildbcd」を入力します。ここで、「Enter」キーを押してください。
Windows 用のインストールが見つかったら、キーボードに移動して文字「Y」を押します。これにより、リストから起動できるようになり、その結果、システムの BCD が再構築されます。

BCD ファイルを再構築-5

完了したら、次の指示を入力し、各行の後に「Enter」を押します。
bootrec /fixmbr
bootrec /fixboot

BCD ファイルを再構築-6

方法 3: BCR レジストリハイブを再構築する

この方法では、ブートセクターファイルが修復され、再度確立されます。メディア作成ツールを使用してブータブルメディアを作成し、次の手順を実行します。

ブータブルメディアは USB ドライブまたは DVD/CD のいずれかであるため、ドライブの場合は接続でき、CD/DVD の場合は挿入できます。コンピュータを再起動してください。
「BIOS」設定ウィンドウまたは「Boot meu」に移動し、ブート順序をリセットして、ブート可能なプライマリデバイスとしてブート可能なメディアを優先します。コンピュータを起動するには、任意のキーを押します。
システムファイルが完全にロードされるまでお待ちください。
好みのものを選択し、「次へ」をクリックします。
「コンピュータを修復する」オプションを選択します。
次のオプション「トラブルシューティング」を選択します。

BCRレジストリハイブを再構築

「詳細オプション」をクリックします。
オプションのリストから「コマンドプロンプト」を起動し、必要に応じてユーザーアカウントを選択し、アカウントに設定したパスワードを入力します。
[コマンドプロンプト] フィールドに、以下の概要のコマンドを入力し、それぞれの後に「Enter」を押します。
bootrec /FixMbr
bootrec /FixBoot
bootrec /ScanOs
bootrec /RebuildBcd
このウィンドウを終了し、ドライブを取り外し、通常の方法でコンピュータを再起動します。

方法 4: 自動修復ユーティリティを使用する

Windows には、Windows エラーを修正するために使用できる自動修復ツールが組み込まれています。インストールディスクからユーティリティにアクセスし、以下の手順でエラーを修正できます。

Windows のインストールディスクからコンピュータを起動します。
正しい時刻、言語、キーボード入力を選択し、「次へ」をクリックします。
「コンピュータを修復する」をクリックした後、「トラブルシューティング」オプションを選択します。
「詳細オプション」を選択します。
「自動修復」ボタンをクリックし、OSを選択します。

自動修復ユーティリティを使用

方法 5: BIOS/UEFI 構成をリセットする

エラー コード 0xc00000e は、 BIOS/UEFI 構成をリセットすることで解決できます。

コンピュータを通常どおり起動し、必要なキーを押して BIOS 設定ウィンドウを表示します。コンピューターごとにこの機能に対応するホットキーは異なりますが、最も一般的なのは F2、F12、Esc、Del などです。
キーボードの矢印キーを使用して画面を移動し、BIOS セットアップのデフォルトオプションを見つけます。このオプションを見つけたらクリックし、「Enter」キーを押して BIOS のリセットまたは構成を開始します。

BIOS/UEFI構成をリセット

F10 をショートカットキーとして使用し、変更を保存し、BIOS 設定ウィンドウを終了します。PC が自動的に再起動します

方法 6: ブートディスクをオンラインとしてマークする

起動に失敗しないように、コンピュータの起動ディスクをオンラインとしてマークする必要があります。起動可能な USB メディアを Windows 10 コンピューターに挿入し、次の手順を実行します。

挿入した起動可能ドライブからコンピュータを起動します。次に、表示される最初の 2 つの画面で [次へ] と [コンピュータを修復する] を選択して WinRE に入ります。
「トラブルシューティング」をクリックします。ここから、「詳細オプション」に移動することを選択し、「コマンドプロンプト」ボタンをタップします。
使用しているアカウントを選択し、アカウントのパスワードを入力します。
コマンドプロンプトウィンドウで、「diskpart」と入力します。現在のウィンドウ内で「Enter」を押すと、Diskpart ユーティリティが起動します。
PC 上のすべてのパーティションとディスクのリストを表示するには、「list disc」または「list volume」コマンドを入力し、「Enter」キーを押して実行します。
OS が含まれるディスクまたはパーティションを選択する必要があります。これを行うには、「select disc*」または「select volume*」と入力し、「Enter」キーを押します。
選択したディスクまたはパーティションを「オンライン」としてマークするには、「オンラインディスク」または「オンラインボリューム」という命令を入力します。もう一度「Enter」を押して実行します。
diskpart を終了するには、「exit」と「Enter」を入力します。

ブートディスクをオンラインとしてマーク

ウィンドウを閉じてください。

方法 7: BIOS で Windows 8.1/10 WHQL サポート設定を確認する

Windows 8.1/10 BIOS の WHQL サポート設定には、主に 2 つの目的があります。1 つは UEFI サポートを有効にすること、もう 1 つは起動プロセス中に署名されたドライバーを確認することです。この WHQL サポート設定がシステムで有効になっていない場合は、有効にする必要があります。WHQL サポート設定が無効になっていると、コンピュータが起動してエラーコード 0xc00000eが表示される可能性があるため、これによりコンピュータはスムーズに起動します。上記の方法 5 に示すように BIOS 設定に移動し、確認します。

Windows 8.1/10 WHQLサポート設定を確認

方法 8: データを救出して Windows を再インストールする

他のすべてが失敗した場合は、Windows OS を再インストールする必要があるでしょう。Windows を再インストールするとすべてが消去されてしまいます。そのため、Windows を再インストールする前に、重要なデータを救出する必要があります。データの救出にはサードパーティソフトウェアを使用するのが最適であり、Recoveritを強くお勧めします。このソフトウェアの使用手順については、次のセクションで説明します。作成した起動可能な USB ドライブと次の手順を使用して Windows を再インストールします。

起動可能ドライブからコンピュータを起動し、表示される最初のページで「次へ」をクリックします。
「今すぐインストール」を選択します。

Windows OSを再インストール-1

新規アクティベーションではなく再インストールを行っているため、プロダクトキーを持っていないことを示す場合にクリックします。

Windows OSを再インストール-2

OSを選択し、「次へ」を選択して次に進みます。
ライセンス条項に同意し、もう一度「次へ」をタップします。

Windows OSを再インストール-3

「カスタム: Windows のみをインストールする (詳細)」を選択して続行します。

Windows OSを再インストール-4

Windows 10 のインストールに必要なドライブを選択します。通常、ドライブは「ドライブ 0」です。このドライブをクリックして「削除」を選択すると、ドライブからパーティションを削除できます。
「OK」を押します。

Windows OSを再インストール-5

空のパーティションを選択し、「次へ」を選択します。

Windows OSを再インストール-6

Windows の再インストールが完了したら、新しいユーザーアカウントを作成し、要件に合ったセットアップを行うことができます。

エラーコード0x00000eが原因で保存されていないデータまたは失われたデータを回復する方法

Recoveritは、さまざまなデータ損失シナリオから失われたデータ、または保存されていないデータを回復するために使用できるサードパーティソフトウェアです。データを紛失した場合、またはエラーコード 0xc00000eが原因でアクセスできない未保存のデータがある場合、Recoverit は最適なツールです。また、システムのごみ箱、フォーマットされたドライブ、外部記憶装置、破損した SD カード、内蔵ハードドライブ、クラッシュしたシステムなどからデータを取得することもできます。Recoverit は Windows OS だけでなく Mac OS でも完全に問題なく動作します。画像、オーディオ、ビデオ、圧縮ファイルなどのさまざまな種類のデータを回復するためにも利用してください。

無料ダウンロード | Win 無料ダウンロード |Mac

以下の 3 ステップのプロセスにより、Recoverit を使用して、 エラーコード 0xc00000eが原因で保存されていないデータまたは失われたデータを回復できます。

ステップ 1: 場所を選択する

ファイルを回復したい場所を選択し、クリックします。

recoveritインターフェース

ステップ 2: 場所をスキャンする

そうすると、ツールによって場所がスキャンされます。失われたデータや保存されていないデータはすべて復元されます。

データのスキャン

ステップ 3: プレビューと保存

確認したら、「復元する」ボタンをクリックして、取得したすべてのデータを保存します。

復元された写真をプレビュー

まとめ

エラーコード 0xc00000eにはいくつかの要因が考えられますが、このエラーを修正するにはプロセスへの取り組みが必要です。Windows 10 がこのエラーに悩まされている場合は、問題の解決に役立つ適切な記事を参照してください。失われたデータや保存されていないデータについては、その場所にアクセスし、Recoveritを使用して回復できます。

無料ダウンロード | Win 無料ダウンロード |Mac