Windows10アップグレードエラー0x8007001Fを修復する方法

Windowsアップグレードで、「0x8007001F」エラーが表示され、元のOSに初期化された?
本文で「0x8007001F」エラー修正方法をご紹介、エラーで消えたデータの復元方法もご説明!

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内野 博

Sep 25, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

Windows10の場合、Windows7やWindows8.1など特定の条件下において、古いOSからのアップグレードも無償だとなっています。しかし、アップグレードの設定の仕方によっては、その途中で「0x8007001F」というエラー番号が表示され、元のOSに戻される現象に遭遇する可能性があります。ここでは、「0x8007001F」エラーの内容と修正方法を紹介するとともに、紛失したデータの復元方法も説明します。


パート1:Windows10のアップグレード時に行う設定ミスで起こるエラー

使用しているOSがWindow7または、Windows8.1のケースであれば、インターネット経由またはダウンロードしたファイルを使って、windows10へのアップグレードが無料で行なえます。インストール可能な状態になるとアップグレードのダイアログが表示され、更新可能なプログラムのダウンロードをするかどうかが設定できます。
その後、ソフトウェアライセンス事項に同意をして、個人ファイルや使っているアプリの設定を引き継ぐ項目を個別に選択できます。個人ファイルの設定などが終了した時点で、再起動後にwindows10のアップグレードが開始されます。

windows10 アップグレードの段階においては、プログラムなどのインストールや更新プログラムのダウンロードなどを行う関係で、何度か再起動が行われます。通常であれば、数回の再起動を経て、windows10の画面が表示され、アップグレードが終了します。しかし、一部のケースにおいて、インストール途中で「コンピュータに対する変更を戻しています」といった画面が表示され、古いOSの画面に戻されるケースが出てきます。

その際、「0x8007001f 0x20006 replicate_oc 操作中にエラーが発生したため、インストールはSAFE_OSフェーズで失敗しました」と言う内容のエラーが表示されます。「0x8007001F」エラーが表示される原因の一つとして、引き継ぐ項目の設定が大きく影響しています。具体的には、「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選択していると、エラーが表示されやすくなります。

パート2:インストール前の設定を変更してアップグレードをやり直す

「0x8007001f 0x20006 replicate_oc 操作中にエラーが発生したため、インストールはSAFE_OSフェーズで失敗しました」という内容のエラーの修復方法については、インターネット上でいくつもの情報が出てきます。例えば、古いOSを最新の状態にアップデートしてからディスククリーンアップを行う、コマンドプロンプトで「sfc /scannow」をかけてシステム全体のエラー修復を試みるといった具合です。また、KB4516655をインストールしてからアップグレードを再度行うといった内容の情報も見受けられます。

しかし、「0x8007001F」エラーに関しては、アップグレード前の設定が大きく影響しているため、システム上のエラーではないといった点が特徴です。従って、アップグレード前の設定の段階で、3つある選択肢の中から「設定を引き継がない」を選ぶと、「0x8007001F」エラーの表示無しでwindows10へのアップグレードが完了します。

ただし、古いOSの設定を引き継がないため、windows10を使う際に新しく設定をし直す必要があります。また、これまで使っていたアプリや個人で使っていたファイルが全て消去されるため、事前にバップアップを取る必要性も生じます。バックアップをせずにwindows10のアップグレードを行った場合は、専用のソフトを使って失われたデータの復元を行うといった方法が有効です。

パート3:データ復元には「Recoverit」が効果的

「Recoverit」は、Wondershareから販売されているデータ復元ソフトで、記憶メディア内の詳細なスキャンと豊富な種類のデータの復元が可能です。NTFSなど様々なファイルシステムに対応し、高度なアルゴリズムにより高い復元率を誇ります。また、削除もしくは非表示となっているディスク内のパーティションも以前の状態に復元できます。こういった機能は標準で利用できますが、無料版の場合は100MBまでという制限があり、それ以上のサイズのファイルを復元するには、有償版を購入する必要があります。

有償版にはプロとアルティメット、アルティメットプラスの3つがあり、アルティメット以上のバージョンでは、起動できなくなったパソコンからのデータ復元に対応します。

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ステップ1 まず「Recoverit」を起動して、「0x8007001F」エラーで消えてしまったデータの元保存場所を選択します。

「Recoverit」を起動してから、「0x8007001F」エラーで消えたファイルの元場所を選択します。「開始」をクリックします。

「0x8007001F」エラーで消えたファイルの保存先を選択

ステップ2 「0x8007001F」エラーで消えたファイルをスキャンします。

「開始」ボタンをクリックして、「0x8007001F」エラーで削除したファイルをスキャンし始めます。スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。

「0x8007001F」エラーで消えたファイルをスキャン

ステップ3 「0x8007001F」エラーで消えたファイルをプレビューして復元します。

「0x8007001F」エラーで消えたファイルをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいファイルにチェックを入れて、「復元」をクリックすれば完了です!

0x8007001F」エラーで消えたファイルを復元

以上簡単な操作で消えたファイルが復元・復旧できます。

大事なデータを失くした場合、失ったデータの形式にかかわらず、「Recoverit」で復元してみましょう。

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