DATファイルとは、「.dat」の拡張子ファイルです。DATファイルは提供者が指定したアプリだけが開くことができます。指定したアプリでDATファイルを開くことが出来たら、変換も可能です。また変換方法は他にもあるので、用途に合うものを活用しましょう。
本ページでは、DATファイルを変換する方法を紹介します。
DATファイルとは、ファイル名の最後に記載されている拡張子が「.dat」となっているものです。DATファイルでは、作成者が指定したアプリケーションで閲覧できるデータを格納できます。DATファイルは特定のアプリで開くことはできず、作成者が指定したソフトでしか開くことができません。そのため、DATファイルを開くには、作成者がどのアプリを指定しているのか知っている必要があります。
DATファイルの作成にはプログラミングの知識が必要で、カジュアルなパソコンユーザーでは作成ができません。
DATファイルを変更する方法は以下の3つです。
それぞれの変換方法を詳しく解説します。
Windowsでは拡張子の変更機能を使って、簡単にDATファイルを変換できます。拡張子の変更は、ファイル名を変更することでDATからの変換を可能にする機能です。
以下の手順でファイル名を変更する際に、ピリオド以下の名前を書き換えると拡張子がDATから他の種類へ変更されます。
DATファイルが文書データとして作成されているのであれば、Wordでの変換が可能です。Wordでは、以下の手順でDATファイルを開きます。
DATファイルを開くことができたら、以下の手順で保存を行います。
Wordで変換したDATファイルの拡張子は「.doc」や「.docx」になります。ちなみに、Word以外のアプリが指定されているDATファイルでは、その指定されたアプリで開くことで変換できることが多いです。変換手順もWordの場合とよく似ています。
DATファイルはオンラインサービスで変換することもできます。Googleなどで「DATファイル 変換 オンライン」と検索すると、さまざまな変換オンラインサービスが表示されます。「winmail.dat変換ツール」やオンラインDATコンバーター(ezy zip)などいろいろなサービスがあるので、自身の目的にあったものを選ぶといいでしょう。
オンラインサービスでの基本的な変換手順は同じで、最初に以下の方法でDATファイルを開きます。
あとは画面の指示に従えば、変換は完了します。
DATファイルを変換する作業では、誤ってデータを消してしまう恐れがあります。自身の作業によって削除したDATファイルは、基本的には一度ごみ箱へ移されます。しかし、「Shift」キーを押しながら削除してしまった場合、ごみ箱へ移す手順は省かれます。ごみ箱へ移動されていない場合、データ復元ソフトがないとDATファイルを復旧することはできません。
データ復元ソフトはいろいろな製品がありますが、中でも「Recoverit」は操作が簡単でおすすめです。
誤って削除したDATファイルが元に保存したハードディスクドライブ(ディスク C, D, E, F, G) を選択してクリックします。
Recoveritは自動的に紛失したデータのスキャンをスタートします。スキャンが終わったあと見つけたファイルのプレビューができます。
「Recoverit」はスキャンで見つけたファイルを復元する前にプレビューすることができます。復元したいファイルに「復元する」をクリックして復元が実現できます。
以上簡単な操作で誤って削除したDATファイルが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。
Windowsパソコンを操作していると、必ずアイコンに触れます。マウス操作が必要なWindowsパソコンは、「アイコン」の絵によって視認性を高めています。そんなアイコンですが、自分でオリジナルのものを作成し、変更することも可能です。今回はWindows10や11で、アイコンを作成する方法を紹介します。もしもデータが消えたときは、データ復元ソフト「Recoverit」がおすすめです。 ...
Linuxはオープンソースのオペレーティングシステムで、さまざまなデバイスに対応しています。多数のアプリケーションやツールを利用でき、コマンド操作による素早い操作が可能です。今回は基本操作として、システムをシャットダウン・再起動する方法を解説します。 ...
PDFファイルはお仕事などでの作業でよく使われるドキュメントファイルですが、ファイルの容量が大きすぎるとメールに添付できないなどの問題が発生します。この記事では、PDFファイルの容量を減らし軽量化する方法を5つの項目に分けてまとめました。 ...
内野 博
編集長