DATファイルを変換する方法

ファイルをダウンロードするときにDATファイルが見かけますね。DATファイルは提供者が指定したアプリだけが開くことができます。本ページでは、DATファイルを変換する方法を紹介します。

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内野 博

Dec 20, 2023 • カテゴリ: ファイル復元・修復

DATファイルとは、「.dat」の拡張子ファイルです。DATファイルは提供者が指定したアプリだけが開くことができます。指定したアプリでDATファイルを開くことが出来たら、変換も可能です。また変換方法は他にもあるので、用途に合うものを活用しましょう。

本ページでは、DATファイルを変換する方法を紹介します。


Part1:DATファイルとは

DATファイルとは、ファイル名の最後に記載されている拡張子が「.dat」となっているものです。DATファイルでは、作成者が指定したアプリケーションで閲覧できるデータを格納できます。DATファイルは特定のアプリで開くことはできず、作成者が指定したソフトでしか開くことができません。そのため、DATファイルを開くには、作成者がどのアプリを指定しているのか知っている必要があります。

DATファイルの作成にはプログラミングの知識が必要で、カジュアルなパソコンユーザーでは作成ができません。


Part2:DATファイルを変換する方法

DATファイルを変更する方法は以下の3つです。

それぞれの変換方法を詳しく解説します。

1)拡張子の変更で変換

Windowsでは拡張子の変更機能を使って、簡単にDATファイルを変換できます。拡張子の変更は、ファイル名を変更することでDATからの変換を可能にする機能です。

以下の手順でファイル名を変更する際に、ピリオド以下の名前を書き換えると拡張子がDATから他の種類へ変更されます。

  1. エクスプローラーを起動
  2. 変換したいDATファイルが保存されているフォルダを開く
  3. 変換したいDATファイルを右クリック
  4. 「名前の変更」を左クリック
  5. ファイル名が枠で囲まれたら、ピリオド以下の箇所で変換したい拡張子を入力
  6. 「Enter」キーを押す

2)Wordで変換

DATファイルが文書データとして作成されているのであれば、Wordでの変換が可能です。Wordでは、以下の手順でDATファイルを開きます

  1. Wordを起動
  2. 「開く」を左クリック
  3. 表示されるダイアログボックスで変換したいDATファイルを左クリック
  4. 「開く」を左クリック

DATファイルを開くことができたら、以下の手順で保存を行います。

  1. 「ファイル」のタブを左クリック
  2. 「名前をつけて保存」を左クリック
  3. ファイルの保存場所を選択
  4. 「ここにファイル名を入力してください」のボックスで任意のファイル名を入力
  5. 「保存」を左クリック

Wordで変換したDATファイルの拡張子は「.doc」や「.docx」になります。ちなみに、Word以外のアプリが指定されているDATファイルでは、その指定されたアプリで開くことで変換できることが多いです。変換手順もWordの場合とよく似ています。

3)オンラインサービスを利用

DATファイルはオンラインサービスで変換することもできます。Googleなどで「DATファイル 変換 オンライン」と検索すると、さまざまな変換オンラインサービスが表示されます。「winmail.dat変換ツール」やオンラインDATコンバーター(ezy zip)などいろいろなサービスがあるので、自身の目的にあったものを選ぶといいでしょう。

DATファイル変換

オンラインサービスでの基本的な変換手順は同じで、最初に以下の方法でDATファイルを開きます。

  1. オンラインサービスの画面で「ファイルを開く」を左クリック
  2. 表示されるダイアログボックスで変換したいDATファイルを左クリック
  3. 「開く」を左クリック

あとは画面の指示に従えば、変換は完了します。

関連記事:DATファイルの開き方を簡単にご紹介


Part3:誤って削除したDATファイルを復元する方法

DATファイルを変換する作業では、誤ってデータを消してしまう恐れがあります。自身の作業によって削除したDATファイルは、基本的には一度ごみ箱へ移されます。しかし、「Shift」キーを押しながら削除してしまった場合、ごみ箱へ移す手順は省かれます。ごみ箱へ移動されていない場合、データ復元ソフトがないとDATファイルを復旧することはできません。

データ復元ソフトはいろいろな製品がありますが、中でも「Recoverit」は操作が簡単でおすすめです。

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以下はRecoveritを利用して誤って削除したDATファイルを復元する手順

ステップ1 DATファイルの元の保存先を選択します。

誤って削除したDATファイルが元に保存したハードディスクドライブ(ディスク C, D, E, F, G) を選択してクリックします。

MTFファイル復元

ステップ2 パソコンのハードディスクをスキャンします。

Recoveritは自動的に紛失したデータのスキャンをスタートします。スキャンが終わったあと見つけたファイルのプレビューができます。

MTFファイル復元

ステップ3  誤って削除したDATファイルをプレビュー・復元します。

「Recoverit」はスキャンで見つけたファイルを復元する前にプレビューすることができます。復元したいファイルに「復元する」をクリックして復元が実現できます。

プレビュー

以上簡単な操作で誤って削除したDATファイルが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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