Excelを使用していて誤ってデータを削除してしまったことはないでしょうか?Excel(エクセル)は、デスクワークをする方々にとっては使用する機会が頻繫にあると思います。Excel(エクセル)を使用した時に、Excel(エクセル)のデータを保存せずに終了したことがよくあります。Excel(エクセル)の保存が忘れた場合のデータ復元も必要があります。
エクセルのウィンドウを閉じる際には「保存して終了しますか」といった表示がされると思います、しかし、誤って「いいえ」を選択してしまうと、データが保存されずExcelが終了してしまいます。また、PCの異常終了やフリーズなどによって止む無くデータが失われてしまう場合があります。こういった場合にはどうすればいいのでしょうか?
Excelでは有事の際に文章データが失われないようにバックアップデータを定期的に保存する機能が用意されています。この機能を利用することで、次回起動時に自動保存されたファイルとして表示される場合があります。エクセルにて保存せずに終了してしまった際にも復元できます。初期設定では、10 分間隔で自動保存されるため、タイミングによってかなり編集状況が戻ってしまうので注意してください。初期設定では有効になっていますが、有効になっていない場合は適宜設定が必要になります。
以下に設定項目の表示方法を記載しておきます。操作の手順はExcel 2013を例に記載します。
これで、Excelでファイルを保存せずに終了してしまっても復元可能です。「保存しますか?」のウィンドウで「いいえ」を押してしまった場合でも、回復用のデータが保存されるようになり、より安全にExcelを利用できます。
Excelの自動保存ファイルの保存場所はWindows10ならば、 「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\」となっています。これは、自動保存と同じ設定項目で変更可能です。 ここで設定したフォルダの中に、文書データが丸ごと保存されておりますので、確認してください。
ここまで、自動保存によるファイルの復元やバックアップの設定方法についてみてきました。しかし、予想外のことは起こるものです。どれだけバックアップ設定や定期的に保存するように気を付けていたとしてもデータが失われてしまうことはあり得るのです。
例えば、ハードディスクが破損してしまった場合や、PCが起動不可能になってしまったというケースです。こうなってしまっては並大抵の方法ではデータを復旧するのは非常に困難です。
しかし、まったく手段がないというわけではありません、失われてしまったデータを復元するには、「データ復元ソフト」を使用します。もちろんエクセルでの保存し忘れたデータも復元出来ます。次項でおすすめのデータ復元ソフトをご紹介します。
データ復元ソフトでおすすめなのはWondershare社の「Recoverit」です。このソフトは、誤って削除してしまったファイルの復元や、突然消えてしまったファイルの復旧も可能なソフトです。 加えて、上記で例に挙げた起動しなくなってしまったPCやハードディスクからデータを復元する機能を備えていますので、不慮の事故でデータが失われてしまっても復元できる場合があります。
無料体験版もありますので、実際に復元できるかどうか確認することもできます。Excelの 自動保存機能で復元を出来なくても「Recoverit」を使ってファイルを復元してみてください。
以下に「Recoverit」を使って、Excel(エクセル)の保存が忘れた場合のデータ復元の手順を記載しておきます。
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内野 博
編集長
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