パワーポイントの読み取り専用を設定・解除する方法

どうやってパワーポイントを読み取り専用状態に設定するのか、その状態を解除するのか本文で詳しくご紹介!その上、破損してしまったパワーポイントファイルの修復方法も、ご紹介します。

安全なソフトプライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし 3ステップで操作 3ステップだけ復元可能
内野 博

Aug 31, 2023 • カテゴリ: ファイル復元・修復

PowerPointで使える読み取り専用ってどんなものなのだろう、どうやって設定すればいいかわからない。そんな疑問はありませんか?本記事ではPowerPointでの読み取り専用について説明させていただきます。参考になれば幸いです。


Part1:パワーポイントの読み取り専用の必要性と設定する方法

PowerPointやExcel、Wordにはファイルを読み取り専用にする機能があります。使いみちはあるのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、複数人で同じファイルを共有するなどといった場合には非常に便利で、パスワードを知っているユーザー以外は編集することができなく、ファイルを見るだけに留められると言った効果があります。

それでは読み取り専用にする操作方法を説明していきます。

・読み取り専用に設定

1.PowerPointを起動してファイルを開き、ファイルタブをクリック

パワーポイントの読み取り専用に設定ステップ1

2.「名前を付けて保存」を選択→「参照」をクリック

パワーポイントの読み取り専用に設定ステップ2

3.ツールをクリックし、「全般オプション」を選択

パワーポイントの読み取り専用に設定ステップ3

4.共有ファイルの設定の「書き込みパスワード」に使用したいパスワードを入力し、「OK」を選択

パワーポイントの読み取り専用に設定ステップ4

5.パスワードの確認が表示されるので、もう一度書き込みパスワードを入力して「OK」を選択

パワーポイントの読み取り専用に設定ステップ5

6.保存先を指定し、「保存」する

パワーポイントの読み取り専用に設定ステップ6

以上で読み取り専用モードにすることができました。このファイルをほかの方に共有すると、「読み取り専用」で開く可能です。

パワーポイントの読み取り専用に設定ステップ7

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ExcelやWordにはファイルを開く際に読み取り専用か編集するか、どちらか選べるダイアログが出るという「読み取り専用を推奨する」機能があります。しかし残念ながらPowerPointではこちらの機能はありませんので、読み取り専用モードにしたい場合はこちらの操作方法で読み取り専用モードにする必要があります。

ただし、もう一つ読み取り専用モードにすることができる方法があります。それはファイルを最終盤にするというやり方です。

・ファイルを最終盤にする

こちらは厳密にはセキュリティの機能ではなく、ファイルを読み取り専用にしてあるだけであり完成版なので修正の必要性が無いということを知らしめる意図が強いです。あくまで完成したものに利用される機能ですので自分も書き込みはできませんし、解除もやろうと思えば最終盤にするのと同じ手順を繰り返すだけで簡単にできてしまいます。

1.「ファイル」タブを選択

パワーポイントの読み取り専用に設定ステップ1

2.「情報」から「プレゼンテーションの保護」を選択、「最終版にする」をクリック

パワーポイントの読み取り専用に設定1

3.表示されるメッセージを「OK」していけば終了です。

パワーポイントの読み取り専用に設定2

これでファイルが最終版として保存されます。ファイルを開くと情報バー表示されで最終盤であることが強調されていますので、確認してみてください。また、この状態でドキュメントを確認すると状態プロパティが最終に設定されます。

パワーポイントの読み取り専用に設定3

Part2:パワーポイントの読み取り専用を解除する方法

それではさっそく解除の手順を説明させていただきます。

1.編集したいファイルを右クリック、 プロパティ を選択。

パワーポイントの読み取り専用に解除ステップ1

2.全般タブ内の 「属性」 にある 「読み取り専用」 に入っているチェックを外し、[OK] を選択

パワーポイントの読み取り専用に解除ステップ2

以上で読み取り専用は解除されます。最終盤を利用して読み取り専用にした場合はファイルを最終盤にしたときと同じ手順で解除することができますのでお試しください。しかしこれを行っても読み取り専用の状態が続く、という場合があります。自分で設定したわけでもないのにファイルが読み取り専用に設定されていたという場合の方に多く、なかなか直すことができないという事態に陥ることがあるそうです。

もちろんそのような状態になってしまうのにも理由はあります。主な原因としてよく考えられるのが以下となります。

などがあります。

Officeのライセンスが切れているや共有ファイルを他の人が開いているは非常にわかりやすいです。

かたやライセンスが切れているだけであり、共有ファイルの場合は編集できるのは同じファイルで作業できるのは一人だけですのでよくあることです。また、ネットからのファイルはセキュリティの観点から「保護ビュー」の形で自動表示されることがあり、プレビューウィンドウ機能が有効になっていると強制的に読み取り専用になるのはOSやOSのバージョンの問題によるものが多いようです。

アンチウィルスソフトに関しましてはユーザーを危険性のあるファイルから保護するために強制的に読み取り専用で開くので、ソフトの設定を変えれば直るはずです。基本的にこのような読み取り専用状態に強制的にされると言った自体であってもそこまで深刻な状態であることは少ないです。些細な問題から起きてしまうので、その原因に合わせて対策を立ててください。

豆知識:万が一パワポファイルが破損した場合の対処法

それではファイルが破損によって開けなかった場合の対処法ですが、修理店に持っていくか修復に対応したソフトウェアに頼るしかありません。ソフトウェアにも色々ありますが、私がおすすめさせていただくのはRepairitです。

Repairitは多くの実用的なソフトを開発してきたWondershare社の製品です。僅か3Stepで終わる簡単な操作と高い修復率から高い評価を受けています。パワポなどのドキュメントファイルだけでなく、動画とか、写真とか、いろいろな形式に対応できます。無料ダウンロードしたら、修復する前にプレビューしてファイルを確認できます。もしお困りでしたらぜひご利用になってください。

★以下はRepairitで破損したワードファイルを修復する手順です。

ステップ1 破損したワードファイルを追加します。

「Wondershare Repairit」を立ち上げて、「+追加」ボタンをクリックして、破損したパワーポイントファイルを追加します。

破損したワードファイルを追加

ステップ2 破損したパワーポイントファイルを修復します。

パワーポインファイルを追加できたら、右下の「修復」をクリックします。

破損したワードファイルを修復

ステップ3 修復できたパワーポイントファイルを保存します。

修復完了すると、「プレビュー」をクリックして修復できたワードファイルをプレビューできます。そして、「復元する」ボタンをクリックして、修復できたファイルを保存します。
(*ファイルをプレビューできない場合もあります。この場合、直接的にパソコンに保存してファイルを開いてみてください。)

修復したワードファイルをプレビューして保存

破損したファイル修復ソフト

Wondershare Repairit - ファイル修復ソフト

  • Windows/Macで開けない、破損した動画・写真・ドキュメントファイルを修復
  • MOV、MP4、M2TS、MKV、MTS、3GP、AVIなど多種類の形式に対応
  • 撮影中、記録中、転送中、編集中、変換中、処理中に破損した動画を修復
  • Canon、Nikon、Sony、GoPro、DJIなどカメラで撮影された動画を修復
  • ワード、エクセル、PDF、パワーポイントなどのファイルを修復
人気記事
Home > Resources > ファイル復元・修復 > パワーポイントの読み取り専用を設定・解除する方法