エクセルファイルが開かない場合の対処法を説明します。
最初に複数のエクセルファイルが開かない原因を紹介し、同時に対処法も解説。またexcelファイルもしくはexcelプログラム自体が、ちゃんと開かない場合の修復方法も紹介していきます。
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excelが開かない以前にエクセルを開くためのソフトそのものが、インストールされていない可能性があります。普段はグーグルドキュメントなど、オンライン上でエクセルを見ているので開かないと慌てている可能性も場合によってはあります。
エクセルファイルが開けるソフトをインストール。もしちゃんとインストールしてもウィルス対策ソフトがウィルス有りと誤認定して削除もあります。Microsoft Excelほど有名ならそれは考えにくいかもしれませんが、他の有名でないエクセルが開けるソフトならアンインストールされている可能性も高くなるはずです。
エクセルで開くことの出来る拡張子は色々ありますが、とりあえず「.xlsx」や「.xls」が殆どだと思います。「.xlsx」や「.xls」以外の拡張子を何かしらで変更してしまった際は、エクセルファイルは開かない事があります。拡張子の確認方法はファイル名をそのまま見るか、拡張子まで見えない場合はWindowsの場合はまずエクスプローラーを立ち上げて下さい。
次に「表示」タブをクリックして「ファイル名拡張子」にチェックマークを入れれば、拡張子が表示されます。Macだとファイルを選択した状態で「ファイル」→「情報を見る」の順にクリック。もしくは「Command」と「I」を同時押して下さい。
また、拡張子チェックを表示させても何かしらで拡張子が消えて開かない事もあります。この場合はファイル名の後ろに「.xlsx」や「.xls」などを付けて下さい。
他の人が作ったexcelを見る場合など、バージョンが違うと開かない事があります。防止方法は「ファイル」タブ→「情報」から「問題のチェック」ボタンをクリック。操作を少し続けると「表示するバージョンを選択」の欄が出てきますので、該当する相手のバージョンにチェックマークを入れて「OK」ボタンを押して下さい。
そうしたらバージョン違いによる問題点が表示されます。また古いバージョンで作成したものを新しいバージョンのエクセルで開いた際、自動的に互換モードとなってエクセルファイルが開かない問題を防いでくれます。ただ開かないまではないけど、エクセルのレイアウトが崩れると言ったような問題が出る事があるので、その際は「ファイル」タブから「情報」→「変換」で「名前を付けて保存」で.xlsxで保存すると新しいバージョンで保存して下さい。
もちろんエクセルファイル自体が壊れて開けない場合もありますので、その対処法を説明します。
エクセルを立ち上げ「ファイル」 タブ→ 「開く」 の順にクリック
画面左の「開く」から開けないエクセルファイルを選択し、エクスプローラー内の「開く」の右にあるプルダウンメニューをクリックしましょう。「開いて修復する」を選択すれば作業は完了です。
または開けないファイルを右クリックし、「以前のバージョンの復元」を選択します。
「以前のバージョンの復元」は文字通り、復元可能な更新日時一覧が表示されるので、そこから復元したい状態に近い日時を選び「復元」を押します。
エクセルが開かないと言うよりも、エクセルプログラム自体の動作がおかしい場合の方法を教えます。
デスクトップの検索窓に「コントロールパネル」と入力しコントロールパネルを開きます。
その中から「プログラムと機能」を選択します。
「Microsoft Office~」もしくは「Microsoft 365」と書かれている欄をクリックすると、上に「変更」と言う選択肢が出てくるのでクリックして下さい。
すると「クイック修復」か「オンライン修復」のどちらかが出てくるので選択します。
★エクセルファイルが開かない・見れない時の対処法は、以下の動画でもご覧できます。
Wondershare Repairitで破損した画像ファイルを修復する
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エクセルファイルを追加できたら、右下の「修復」をクリックします。
修復完了すると、修復されたファイルをダブルクリックして修復できたエクセルファイルをプレビューできます。そして、「保存」ボタンをクリックして、修復できたファイルを保存します。
(*ファイルをプレビューできない場合もあります。この場合、直接的にパソコンに保存してファイルを開いてみてください。)
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内野 博
編集長