普段の仕事やプライベートで、パソコンのメモ帳を使っている方も多いのではないでしょうか。
メモ帳は、軽量でシンプルなため、ちょっとした情報をサクッと記録するのに便利ですが、うっかり保存を忘れたり、誤ってメモ帳ファイルを消してしまったりすることもよくあります。
もし、メモ帳を間違って消してしまった場合でも、焦る必要はありません。
この記事では、消えたメモ帳データを復元する方法と、万が一のデータ損失に備えるための便利なメモ帳アプリやデータ復元ツールをいくつか紹介します。
Part1. 保存されていないメモ帳を復元する方法
windowsアプリのメモ帳ファイルは別名テキストファイルと呼ばれ、大事な要件などをパソコンの中に残しておきたいときに文面として記載できる簡易型ワード機能のようなものです。
windows 11のメモ帳には自動保存機能が追加され、次回起動時に最後に書いた内容が自動で復元されるようになっています。
しかし、この機能がオフになっている場合や、それ以前のWindowsバージョンをご利用の場合は、以下の方法で復元を試してください。
メモ帳ファイルを復元する代表的な方法
- 【方法1】 Windows 11の自動保存機能を確認する
- 【方法2】 一時ファイルから復元を試みる
- 【方法3】 データ復元ソフトを使用する
【方法1】Windows 11の自動保存機能を確認する
Windows 11では、メモ帳に自動保存機能が搭載されています。まず、この機能が有効になっているか確認しましょう。
- メモ帳を開き、右上の歯車アイコン(設定)をクリック
- 「メモ帳の起動時」を確認
- 「前のセッションからコンテンツを開く」が選択されていれば自動保存が有効です
この設定が有効な場合、メモ帳を再起動すると未保存の内容が復元される可能性があります。
【方法2】一時ファイルから復元する詳細手順
- ステップ1:キーボードで「Windows + R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます
- ステップ2:「%AppData%」と入力し、「OK」をクリックします
- ステップ3:開いたフォルダの検索欄で「.txt」と入力して検索します
- ステップ4:日付と時間を確認して、該当するファイルを見つけます
- ステップ5:ファイルが見つからない場合は、「Local」→「Temp」フォルダも確認してください
- ステップ6:「.tmp」拡張子のファイルをメモ帳で開いて内容を確認します
また、メモ帳のほかなにか間違って削除してしまったファイルや、保存されずに消えてしまったファイルがある場合は、下記の記事も参考できます。
【方法3】プロのデータ復元ソフトでメモ帳ファイルを復元
一時ファイルに残っている場合は復元できる可能性がありますが、それでも100%復元できるわけではありません。
しかし、データ復元ソフトを使用すれば、復元できる可能性は高まります。
その中でも、おすすめなのはデータ復元ソフト「Recoverit」です。3ステップだけで、初心者でも簡単に復元できます。
無料でダウンロードして試用することは可能なので、ぜひ使ってみてください。
Recoveritで削除されたメモ帳ファイルを復元する手順。
ステップ1 メモ帳ファイルの元保存場所を選択します。
「Recoverit」を起動してから、削除したメモ帳ファイルの元場所を選択してクリックします。
ステップ2 メモ帳ファイルの元保存場所を検索します。
そうすると、消失してしまったメモ帳ファイルの元保存場所を検索してメモ帳ファイルを探し始めます。検索終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。
ステップ3検索が完了しましたファイルをプレビューして復元します。
削除してしまったファイルをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。
復元できるファイルを見つけたらクリックしてリカバリーを押すと、元の状態に復元できます。
Part2. おすすめのメモ帳アプリ
もっと便利なメモ帳を使いたいと思ったら、ぜひ以下のメモ帳を利用してみてください。
1. notepad++
大切な記録というのは文面だけでなく、数式やコードを用いることがあります。そんな数式やコードを使うときに便利なのが、メモ帳の機能をそのままに情報の構築もできるようになったのがnotepad++です。ソフトウェア開発などに利用すると、便利でしょう。
2. TED Notepa
TED Notepadは、ホームページ作成に必要なHTMLを作成することができます。ブログやホームページを作成する際に便利です。
3. PSPad
PSPadは、テキストエディタ兼ソースコードエディタです。ソフトウェア開発向きの機能を多数備えており、HTMLやJavaなどの言語を編集するのに便利です。
また、複数のデータを一度にセーブできるので、誤ってデータを消してしまうリスクを減らすことができます。
メモ帳を必須のツールになっている
メモ帳を利用している方は多いですが、復元方法を知っている方は少ないのではないでしょうか?
日頃からメモ帳を利用しているならば、復元方法も知っておくと安心ですね。メモ帳を間違って消してしまった/保存する前に閉じてしまったなら、ぜひ「Recoverit」を使って復元してみてくださいね。
Part3. メモ帳データ損失を防ぐ予防策
自動保存設定の確認
Windows 11ユーザーは、メモ帳の自動保存機能を有効にしておくことで、データ損失のリスクを大幅に減らせます。
定期的なバックアップ
- 重要なメモは複数の場所に保存
- クラウドストレージ(OneDrive、Google Drive)の活用
- 「Ctrl + S」での頻繁な保存を習慣化
代替メモ帳アプリの活用
より安全性を求める場合は、自動保存機能が充実したアプリを検討しましょう:
- Notion:自動保存、クラウド同期
- OneNote:Microsoft製、自動バックアップ
- Google Keep:リアルタイム同期
Recoverit - 強力なメモ帳復元ソフト
- パソコン、HDD、ゴミ箱、SDカード、USBメモリから削除したデータを復元
- 写真、動画、音楽、ドキュメントなど1000種のデータ形式に対応
- クラッシュして起動しないパソコンからデータを復元
- 破損した動画を修復