「保存した動画や転送した動画が再生できない」ということは、どうしても起こってしまうものです。ただ、原因をしっかりと理解して、正しい対処方法を知れば、そうした問題に対処できるようになります。そしてなにより現代は動画の時代ともいわれており、動画トラブルに対する対処方法を覚えておくだけで心強い味方になるはずです。そこで今回は、動画が再生できない場合の原因と対処方法についてご紹介していきます。
保存したり、転送したりした動画をPCで再生する際に、「この動画は再生できません」等のメッセージが表示されることがあります。こうしたメッセージが表示されてしまうのには、いくつか原因があるのです。ここでは、代表的な4つの原因を紹介していきます。
動画を再生するための「Windows Media Player」などのプレイヤーのバージョンが古い場合などは、動画が再生できないことがあります。またプレイヤーが、保存または転送した動画のファイルフォーマットに対応していない場合も再生できません。
保存または転送した動画に対応するコーデックがインストールされていないと動画が再生できません。また他のコーデックが競合してしまい、動画が再生できない場合もあります。
DRM付き動画とは、専用再生ソフトを使用した上で専用サーバーに問い合わせないと再生できない、制約付きの動画のことです。そのため、一般的なプレイヤーでは再生できない仕様になっています。
動画ファイルがなんらかの原因によって破損してしまっている場合も、動画を再生することができません。よくある破損の原因としては、転送中にトラブルが起きてしまったパターン、動画を保存していたUSBメモリやSDカードが物理的な要因によって破損してしまっていたパターン、などがあります。そして、動画そのものが破損してしまっている場合は、「動画を修復」できるソフトを活用することが大切になります。
「この動画は再生できません」等のメッセージが表示された場合でも、正しい対処方法を取れば問題が解決できるはずです。ここでは動画が再生できないことに対する、一般的な対処方法とおすすめの対処方法について紹介していきます。
動画が再生できない場合の一番簡単な対処方法として、「他のプレイヤーで再生を試す」というものがあります。プレイヤーによって対応しているファイルフォーマットが違うからです。それでも対処できない場合は、「プレイヤーをアップデートする」ことが有効です。古いバージョンのまま使っていると、対応できない動画フォーマットがあり、再生できない原因になります。ここまでで対処できない場合、「コーデックのインストール」が必要です。
また「不要なプレイヤーやコーデック」を削除することで、再生したい動画のコーデックと競合してしまうことを防ぐことができます。これらの対処方法をすべて試しても再生できない場合は、動画のファイルが壊れてしまっている可能性が非常に高いです。
上記のような一般的な対処法でも対応できない動画ファイルの破損に対応できるのが、動画を修復するソフトです。いくつかある動画を修復するソフトの中でも一番おすすめなのが、Wondershare社から発売されている『Repairit』というソフトです。『Repairit』は、様々な原因で破損してしまった動画ファイルを修復することができます。
対応しているファイル形式も幅広く(WMV、ASF、MOV、MP4、M4V、3G2、3GP、FLVなど)、WindowsにもMacにも対応している優れものです。さらに修復手順も簡単なので、動画修復をするのが初めての人にも使いやすい仕様になっています。またWondershare社は「24時間無償技術サポート」をしているので、安心して使えるのも特徴の一つです。
「Wondershare Repairit」を起動した後、再生出来ない動画を追加して、右下の「修復」をクリックします。
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内野 博
編集長
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