Aug 31, 2023 • カテゴリ: ビデオ・写真復元/修復
SNSの普及により需要が高まったGIFファイル。GIFファイルは他の画像用の拡張子と違い、アニメーションを作成できる利点があります。GIFアニメ、動画の作り方は難しそうに思えますが、実はとても簡単です。作成ソフトがなくてもできるので、気になる人は実際にやってみましょう。
本ページでは、WindowsやMacでのGIFアニメの作り方を紹介します。
GIFとは、画像ファイルを圧縮する拡張子の1つです。画像ファイルを圧縮する拡張子はさまざまな種類がありますが、GIFにはパラパラ漫画の要領で簡単なアニメーションを作成できるメリットがあります。
また背景の透明化が可能なので、画像の一部分を切り抜いて使いたい場合にも重宝するでしょう。PNGやJPEGに比べると色数が小さいデメリットはありますが、容量が小さいのでストレージの消費を少なくできます。
以前は簡単なアニメーション作成ではFlashが使われていましたが、非対応のiPhoneが普及したことでGIFの需要が高まっています。またFlashと比べて手軽に作成や再生ができるのも、需要が高まった要因の1つでしょう。
WindowsのPCでは、PowerPointを利用してGIFアニメを作成できます。PowerPointでGIFアニメを作る場合、まず以下の手順を行います。
パラパラ漫画を作る感覚で、動画のコマとなる画像を順番に挿入しましょう。画像が挿入できれば、以下の手順を行います。
品質は以下の4つから選択できます。
特大 |
1080p、24fps |
大 |
720p、24fps |
中 |
480p、15fps |
小 |
240p、15fps |
MacのPCでは、Keynoteを利用してGIFアニメを作成できます。KeynoteでGIFアニメを作成する場合、まず以下の手順を行います。
次に以下の手順で進み、GIFアニメの書き出しに進みましょう。
あとは以下の手順を行うと、GIFアニメのファイルが完成です。
PowerPointやKeynoteが用意できなくても、オンラインサービスを利用する作り方もあるので安心してください。あらゆるファイル変換機能をWebで提供している「Media.io」のサイトでは、GIFファイルの作成サービスも展開されています。このサイトは無料で利用できるので、専用ソフトの購入にお金がかけられない人は活用するといいでしょう。
作り方は簡単で、以下の5ステップで完了します。
このサイトでは動画からでもGIFファイルが作れるところがポイントです。
WindowsやMacのパソコンでは、予想できないシステムエラーによってGIFアニメのファイルが破損する場合があります。PCの基本機能では、破損したファイルの修復はできません。そのため、ファイルを修復するなら、専用ソフトが必要です。
破損したGIFファイルを修復するなら、おすすめはRepairitです。Repairitは3ステップだけの操作で破損したファイルを修復でき、500万人以上のユーザーが利用しています。
「Wondershare Repairit」を起動した後、「+追加」ボタンをクリックし、パソコンから破損したGIFアニメを追加します。そして、右下の「修復」ボタンをクリックします。
「修復」ボタンをクリックし、修復作業が始まります。修復完了まで、少しお待ちください。
修復されたGIFアニメをプレビューして保存します。
以上の操作で破損した動画を修復する操作は完了です。
また、「Wondershare Repairit」を利用すると、動画の修復だけでなく、写真、ファイルの修復にも対応できます。データ破損に困っている方は、ぜひ利用してみてください。
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内野 博
編集長