再生できない/破損したM4A動画ファイルを修復する

内野博

Sep 25, 2024 • カテゴリ: ビデオ・写真復元/修復

m4aファイルを所有していてパソコンで楽しみたいと考えても、どうしてもうまく再生できない場合もあるかもしれません。こちらでは再生できない原因の説明と解決方法を紹介するので、読んでもらえればm4aファイルを楽しめるようになるはずです。紹介するものはどれも簡単な方法なので、悩んでいる方なら是非とも試してみましょう。

パート１：M4Aファイルとは？再生できない/破損した原因とは？

＃m4aファイルとは？

簡単に説明すると、m4aファイルは音声ファイル形式の一種です。つまり、昔からあるmp3やwavファイルの仲間だといえるでしょう。圧縮率が高く音質もよいので、音楽をよく聴く方にはおすすめできるファイル形式です。

＃再生できない/破損した原因とは？

m4aファイルを再生してみて、音楽しか聞こえてこないのは当たり前のことです。上記で説明したようにm4aファイルは音楽データのみ含むものなので、映像はまったくありません。画面が真っ黒のままで音だけが聞こえるのは正常動作なので安心しましょう。もしも、音すらも聞こえてこないというのなら、何かしらの不具合が起こっているので解決する必要があります。

原因としてまず考えられるのは、パソコンにm4aファイルを再生するためのコーデックがインストールされていないことです。パソコンは多くのファイル形式が動かせる便利な機械ですが、そのためにはコーデックが必要になります。また、データを作成するときや移動したときに、アクシデントで破損が起こってしまい、まともに再生できなくなるケースもあります。

パート２：M4A動画ファイルが破損した場合の対処法

1）必要なコーデックをインストールする

m4aファイルが破損しているのではなく、コーデックがないだけかもしれないのでインストールをしてみましょう。コーデックを探すのは難しくはなく、インターネットを使えば簡単です。フリーでダウンロードできる場合もあるので、一切お金をかけずに解決できるかもしれません。もしも、探すのが難しかったり面倒だと感じたりするのなら、m4aファイルを再生できると宣伝するソフトを購入するのも賢い選択だといえます。

2）ファイル形式を変換する（UniConverterを利用する）

m4aファイルにこだわっていないときは、ファイル形式を変換してしまうことも考えましょう。もしかすると、変換することで破損したものが復活するかもしれません。ちなみに、UniConverterを活用すれば、さまざまな種類のファイル形式に簡単に変換することができます。ファイル形式はいろいろありますが、UniConverterは1,000以上のファイル形式に対応しているので、所有するパソコンで再生できるものがきっと見つかるはずです。

破損したM4AがWindows MediaPlayerで再生されない場合--「UniConverter」で m4aファイルをmp4ファイルに変換して、パソコンで見ようとしたとき、Windows MediaPlayerを使おうと考える方もいるでしょう。しかし、Windows MediaPlayerを使ってもどうしても再生できずに困っているかもしれません。もしも、元のm4aファイルを持っているときは、もう一度mp4ファイルに変換してみましょう。何かの不具合でデータが破損して見られなくなっている場合は、それで解決するケースが多いです。

3）専門的な動画修復ソフトWondershare Repairit

もしも、元のm4aファイルが上記の方法を試しても再生できません場合、「Repairit」で修復を試みましょう。Repairitは動画ファイルの破損を修復することに特化したソフトで、かなり多くの形式に対応しています。もちろん、mp4にも対応しているため、ソフトに頼れば問題なく見られるようになる可能性が高いです。ソフトに問題ある動画ファイルを登録して修復を実行するだけで、あとは勝手に見られるようにしてくれるため、誰でも簡単に利用できるのは間違いありません。困っているのなら早速Repairitをダウンロードして破損した動画を修復しましょう。

そして、修復された動画をより鮮明で高画質にしたい場合や、もともと画質が悪い動画を高画質にしたい場合にRepairitの最新バーションに追加された「AI動画補正」機能を利用することがおすすめです。この機能が高度なAIアルゴリズムを使って動画ファイルを分析し、映像の画質を向上させて入力することができます。

M4A動画を修復（Win版） M4A動画を修復（Mac版）

以下は「Wondershare Repairit」で破損した動画を修復する手順です。

ステップ1 　破損した動画ファイルを追加します。

「Wondershare Repairit」を起動した後、壊れた動画ファイルを追加して、右下の「修復」をクリックします。

破損した動画ファイルを追加

ステップ2 　修復の完了を待ちます。

修復の完了を待ち

ステップ3 　無料プレビューして修復された動画を保存します。

無料プレビューして修復された動画を保存

パート３：まずはコーデックの導入から

いくつかの方法を紹介しましたが、まずはコーデックの導入から始めてみることをおすすめします。その方法がうまくいかなければ、ファイル形式を変換してみたり、破損を想定して修復を行ってみたりしましょう。もちろん、原因が一つだけとはいえないため、いくつかの方法を組合わせてm4aファイルを再生できるようにいろいろと工夫することが大切です。もっと簡単にすれば直接専用的な動画修復ソフトRepairitを利用すればいいです。