Sep 25, 2024 • カテゴリ: ビデオ・写真復元/修復
パソコンでさまざまな動画の視聴を楽しんでいる方は多いでしょう。そんな時に、動画がフリーズしたり再生できなくなったりすると、とてもストレスが溜まります。そこで今回は、Windows10で動画がフリーズする原因と、破損した動画ファイルを修復する方法について解説します。考えられる原因を排除して、快適な動画視聴を楽しんでください。
通信環境が悪くて、通信速度が遅い場合には動画フリーズがよく起こります。特に動画サイトで動画を見ている時に起こるフリーズには、通信環境が大きく関係していると考えられます。なお、平日の20時以降や休日はネットを利用する人が多く、さまざまなサイトが重くなりやすいです。そのため、回線が混雑していたりサイトのサーバーが耐えられなかったりして、動画再生中にフリーズします。
あまりにもスペックが低いパソコンで動画を再生すると、重くなってフリーズすることもあります。また、デバイスが故障している場合でもフリーズすることがあるでしょう。
そもそも動画のファイルが破損しているため、動画再生できないというケースもあります。頻繁にフリーズしたり、「再生しようとしているファイルが壊れています」というエラー画面が出たりする場合は、破損の可能性が高いです。
破損してしまった動画は、ビデオ修復ソフトで修復してください。ソフトはたくさんありますが、ここではwindows10でも使用できる、一番人気かつ安全な動画修復ソフト
「Repairit」(リペアリット)をおすすめします。修復できる動画ファイル形式が多く、各カメラデバイスで撮った動画を対応できます。近年人気になった360度カメラ、アクションカメラなどへも対応できます。フリースした動画を流れが正常な動画に修復しましょう。
さらに修復した動画をより鮮明で高画質にしたい場合にRepairitの最新バーションに追加された「AI動画補正」機能を利用することがおすすめです。この機能が高度なAIアルゴリズムを使って動画を分析し、風景、街並み、ポートレート、監視カメラデータなど、様々なシーンの動画において、ノイズ除去やシャープ化を行うことで、映像のクオリティを向上させることができます。
無料版もありまして、ぜひダウンロードして体験してみてください。
「Wondershare Repairit」を起動した後、Windows10でフリーズした動画を追加して、右下の「修復」をクリックします。
まずは通信環境を見直してみてください。最低限5Mbpsは必要で、10Mbpsくらいあれば快適に動画を見ることができるでしょう。古い回線を使用している場合や、モバイルルーターが低速の場合はインターネット回線を切り替えることをおすすめします。また、20時以降や休日の夜などの混みやすい時間帯はなるべく避けることも大切です。
あまりにも安価なパソコンを使用している場合、動作が重くてフリーズすることが多いです。ですが、簡単に新しいパソコンを購入することは難しいでしょう。そこでまずは、再起動をしてみてください。とても簡単な方法ですが、これだけでも動作が軽くなってフリーズが解消されることがあります。まず初めに試してみることをおすすめします。
キャッシュというのは、1度アクセスしたページのデータを保存して、再度同じページにアクセスした時に早く表示する仕組みのことです。ネットを使っていると自然とキャッシュが溜まっていきます。とても便利な仕組みですが、キャッシュが溜まることでパソコンの容量が減っていくことがあり、その結果動画再生などの動作が遅くなる可能性があります。そこで、キャッシュクリアを行いましょう。
Internet Explorerの場合は、ツールからインターネットオプションを開いて、全般タブを選択します。そして閲覧履歴の項目にある「削除」から「お気に入り Web サイト データを保持する」のチェックを解除してください。そして「インターネット一時ファイル」 「Cookie」 「履歴」をチェックして削除し、OKを押したら再起動しましょう。
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内野 博
編集長