せっかく録画した動画が、なぜか再生できないケースはしばしばあります。特に取り返しのつかない映像の場合、ショックは計り知れないでしょう。この記事では、録画した動画が再生できない原因とあわせて、修復するために試したい方法を紹介していきます。再生できない動画であっても何とかなる可能性がありますので、諦めずにチャレンジしてみましょう。
テレビに録画したはずのデータが再生できない場合、記録装置が原因となるケースは多いでしょう。
テレビ番組の録画にはHDDやUSBメモリ、SDカードを使うケースがあります。これらの記録装置は衝撃や経年劣化によって、機械が故障したり中のデータが損傷したりして、読み取れなくなるケースがあるのです。なお、軽微なトラブルとしては、テレビに入ってるソフトウェアが古く、HDDなどの装置に対応していないケースがあります。この場合、ソフトウェアを更新すると解決することもあるので、試してみましょう。
他に、DVDに記録した映像が、テレビで再生できないトラブルも多くあります。DVDはまず、CPRMに対応していないことが、原因として考えられるでしょう。CPRMはコピーガードとして知られるもので、著作権などを保護するための仕組みです。近年はCPRM対応のディスクや再生機器などを揃えないと、再生できないような環境になっています。また、DVDのデータが破損していたり、ディスク自体に傷がついて読み取り不能な場合も、テレビで再生できません。
動画修復ソフトRepairit(リペアリット)は17年間のソフト開発歴史があるWondershare社より発売していた動画修復ソフトです。修復できるファイル形式は、MOV、MP4、M2TS、MKV、MTS、3GP、AVI、FLV、M4Vなど多種類のファイル形式に対応しています。Canon、Nikon、Sony、GoPro、DJIなど主要なカメラブランドで撮影された動画も修復できます。修復された後の動画をプレビューしてから保存できますので、無料版でもごダウンロードして体験してください。
「Wondershare Repairit」を起動した後、再生できない録画を追加して、右下の「修復」をクリックします。
テレビで再生できない録画データを修復するには、専門の業者に相談するのも行けると思います。専門業者に相談する際に、ひとまずHDDやDVDは安置しておいて、ネットで実績のあるサービスを探してみてください。業者によって、テレビ向け録画データに対応していない場合もあります。しかし、諦めずに探すと成功事例を紹介している業者が幾つか見当たりますので、信頼できるものを選んでいきましょう。HDDの読み取り装置が壊れているだけで、データが無事な場合は復旧できる可能性が高いようです。データが壊れている場合、その部分は修復できなくても、他は取り出せる可能性はあります。HDDの他、USBメモリなどにも対応がある業者があるので、相談してみてはいかがでしょうか。
DVDについてはディスクに傷が入っている程度なら、研磨することで修復できるケースもあるようです。研磨が得意な業者もあるので、探してみるのも悪くありません。データ破損の場合は、データ復旧に対応のある業者に相談してみましょう。完全報酬制の業者なら、ダメもとで試すことも可能です。
録画データがテレビで再生できない、と言ったトラブルを防ぐためにはバックアップを用意することが大切です。具体的には、例えばHDDに録画したら、DVDやブルーレイにダビングしておきましょう。もしもHDDに異常が生じても、他でバックアップできるわけです。また、アナログデータも長期間保存すると、テープにカビが生えたりして駄目になる可能性があります。ビデオテープや8ミリフィルムの映像を、デジタルデータに移してくれる業者もあるので、利用してみるのがおすすめです。
なお、録画用HDDは調子が悪いと感じたら、無理に使い続けないことが大切です。繊細な装置なので、故障しかけのまま使うとダメージが広がり、問題が雪だるま式に大きくなりかねません。自分で色々試したくなるものですが、逆効果になる可能性があるのです。データが消え始めたり、異音がしている場合は、あまり無理せずに早めにプロに相談しましょう。
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内野 博
編集長
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