Jan 09, 2025 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元
現在サポートされているWindowsのバージョンは7以降ですが、諸般の事情でサポート期限が切れているWindows XPパソコンを利用しているユーザーも多くいます。例えば、パソコンを装置の制御用に使用しているケースがあります。パソコンを利用して工場で使用されているような装置や一部の理化学機器制御する場合があります。装置を制御するためのプログラム(ソフトウェア)が他のバージョンでは正常に動作しないケースがあるため、サポート期限が切れた後でもインターネットから切り離した上でWindows XPパソコンが使用されている場合があるのです。
インターネットに接続しない限りは、ハードウェアが正常であればサポート期限が切れたOSを利用しても何ら問題がないため、現在も多くのWindows XPパソコンが使用され続けています。パソコンを使用する際に、必要なファイルを誤って削除してしまう場合があります。Windowsの場合はファイル消去(ゴミ箱を空にする)を行うと、データにアクセスすることができなくなってしまいます。アクセスができなくなったとしても他のデータを上書き保存しない限り、ファイルの内容はディスク上にそのまま残されています。このためWindows XPパソコンで誤ってゴミ箱を空にしてしてしまった場合でも、専用のソフトウェアを使用してファイルを復元させることが可能です。
Windows XPはサポート期限が切れているため、ファイルを復元するための専用ツールの種類がかなり限られてしまいます。最近になって開発されたソフトウェアの多くは、Windows7以降にしか対応していないからです。
以前に作られたフリーソフトを利用する方法もありますが、無料で入手可能なツールの多くは復元ができるファイル形式や容量に制限があります。さらにディレクトリごと削除してしまった場合には、シェアソフトを利用しなければ対処できません。Wondershare「Recoverit」を使用すればWindows XPにも対応可能でファイル形式や容量の制限もなく、ディレクトリも回復させることができます。ソフトウェアのプログラムファイルは100MB以下なので、ディスクの容量が限られている昔のパソコンでも問題なくインストールすることができます。
スキャン終了後にファイルが見つかれば画面にリストアップされるので、復元したいファイルをチェックし復元ボタンをクリックしてください。復元したファイルを保存する場所を指定するウィンドウが表示されますので、適宜保存場所を指定します。 これでファイルの復元が開始されるので、後は待つばかりです。
いかがでしたか?
大事なファイルを誤って削除してしまった場合はぜひ、この「Recoverit」を利用して復元できるか試してみてください。無料体験版もあります。体験版では、データのスキャンまで可能で、復元操作には製品版が必要になります。スキャンを体験版で実行してみて、復元できることがわかったら製品版を購入すると言うのも、一つの手段ではないでしょうか。
Wondershare「Recoverit」はWindows XPパソコンでも動作可能な数少ないデータ復元ツールのひとつです。ファイルを誤って消去してしまった場合に備えて、あらかじめパソコンにインストールしておくことができます。
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内野 博
編集長