「このディスクにwindowsをインストールすることはできません」エラーが出る時の対処法

Windowsのクリーンインストール中に「このディスクにWindowsをインストールすることはできません」のエラーが発生する恐れがあります。本ページでは、そのエラーの発生原因と対処法をご紹介します。

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内野 博

Jan 16, 2024 • カテゴリ: HDD復元・復旧

Windowsのクリーンインストール時に発生する「このディスクにWindowsをインストールすることはできません」というエラー。このエラーが発生したときは、HDDの状態や設定に問題があるかもしれません。本ページでは、「このディスクにWindowsをインストールすることはできません」のエラーが発生する原因と対処法を紹介します。


Part1: 「このディスクにwindowsをインストールすることはできません」エラーが出る原因

Windowsのクリーンインストール中に「このディスクにWindowsをインストールすることはできません」のエラーが発生する原因は、メッセージの表示パターンによって異なります。

パターン

原因

このディスクにWindowsをインストールすることはできません。選択されたディスクは GPTのパーティションの形式ではありません。

マザーボードがLegacy BIOSしかサポートしていない。

このディスクにWindowsをインストールすることはできません。選択されたディスクには、MBRパーティションテーブルがあります。

EFIシステムを利用している。

このディスクにWindowsをインストールすることはできません。このコンピュータのハードウェアでは、このディスクでの起動がサポートされていない可能性があります。

ハードディスクの保護が有効になっている。

このディスクにWindowsをインストールすることはできません。ディスクは間もなくエラーになる可能性があります。

ハードディスクのエラーや故障

そのため、メッセージ内容に沿って対処しなければいけません。

Part2: 「このディスクにwindowsをインストールすることはできません」エラーが出る時の対処法

「このディスクにwindowsをインストールすることはできません」のエラーが発生したときは、以下の対処法が有効です。

それぞれの対処法を詳しく解説します。

1)GPTディスクをMBRに変換

まず試したいのは、GPTディスクをMBRに変換する方法です。「このディスクにwindowsをインストールすることはできません」のエラーが発生するときは、マザーボードがLegacy BIOSしかサポートしていない場合が多いです。このパターンではGPTディスクをMBRに変換するとエラーを解消できるので、試してみましょう。GPTディスクをMBRに変換する手順は以下の通りです。

1. 「コマンドプロンプト」または「PowerShell」を管理者権限で開きます。

コマンドプロンプトを開く

2. 「diskpart」と入力してEnterキーを押します。

「diskpart」と入力

3. 「list disk」と入力しEnterキーを押し、ディスクの一覧を表示します。

ディスクの一覧を表示

4. GPTディスクのディスク番号を確認し、「select disk #」と入力します(#はディスク番号)。

ディスク番号を確認

5. 「clean」と入力し、ディスク上のすべてのパーティションを削除します。

「clean」と入力

6. 「convert mbr」と入力し、ディスクをMBRに変換します。

7. Disk Managementツールを開いて、新しいパーティションを作成してフォーマットします。

注意:上記の操作を実行するとディスクのデータが失われますので、事前に大切なデータをバックアップするか、下記のデータ復元ソフトを利用してデータ喪失のリスクを最小限に抑えることをお勧めします。

2)ハードディスクの保護を無効にする

エラーメッセージに「このコンピュータのハードウェアでは、このディスクでの起動がサポートされていない可能性があります」と表示されている場合、ハードディスクの保護が有効になっているかもしれません。
ハードディスクの保護が有効かの確認、無効にする方法はパソコンの種類によって異なります。そのため、メーカーに問い合わせて方法を確認してください。

3)ハードディスクのエラーチェック

エラーメッセージに「ディスクは間もなくエラーになる可能性があります」と表示されている場合、使っているHDDの状態を確認しましょう。PC内蔵のHDDを利用している場合、メーカーに問い合わせて対処法を聞いてみてください。
HDDを取り出して他のWindowsPCに接続できる場合、以下の方法でエラーチェックする方法もおすすめです。

1. デスクトップ上の「このPC」または「コンピュータ」アイコンをダブルクリックして開きます。

PCを開く

2. エラーチェックを実行したいドライブ(例:Cドライブ)を右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。

「プロパティ」を選択

3. 「ツール」タブをクリックし、「エラーチェック」のセクションで「チェック」ボタンをクリックします。

「チェック」をクリック

4. エラーチェックのオプション画面が表示されたら、「ドライブをスキャン」ボタンをクリックします。

「ドライブをスキャン」を選択

5. エラーチェックが開始され、完了すると結果が表示されます。エラーが検出された場合、指示に従って修復を行ってください。

Part3:エラーの修復で消えたデータを復元する

Windowsのパソコンではエラーが発生すると、保存していたデータが消える可能性が生じます。エラーで消えたファイルを再び利用するので、データ復元ソフトを使っての復旧が必要です。データ復元ソフトを使うならRecoveritを検討しましょう。Recoveritはデータ復元率が95%と高性能で、3ステップだけの簡単操作で作業が完了します。無料版でお試しが可能なので、性能をチェックして有料版の購入を検討しましょう。

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以下は、「Recoverit」でWindowsパソコンから間違って消してしまったファイルを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択

パソコンでRecoverit を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、ファイルの元保存場所を選択します。スキャンしたいハードディスクをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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