【Windows10】SSDはデフラグが必要か

デフラグはデータの分割状態を解除したので、パソコンの処理速度も改善できますが、SSDで行うと不具合を起こす不安視もあります。このようにSSDはデフラグが必要なのかという問題について、必要派と必要じゃない派があります。本ページでは、Windows10でSSDはデフラグが必要かについて解説します。

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内野 博

• カテゴリ: HDD復元・復旧

Windows10のデフラグは、ストレージを最適化してパソコンの処理速度を最善の状態にする機能です。しかし、SSDを利用している場合、デフラグの必要性に関しては賛否が分かれています。賛否両方の意見を見ている限りSSDのデフラグを行うかは、今後の処理速度の変動を見てから判断するのがいいかもしれません。本ページでは、Windows10でSSDはデフラグが必要なのか解説します


SSDデフラグとは

Windows10の機能である「デフラグ」とは「最適化」とも呼ばれていて、SSDやHDDを最適化できるツールです。パソコンを使ってデータを保存したり、削除することを繰り返すと、ストレージが断片化して処理速度の低下を招きます。デフラグを行ってストレージを最適化すると、断片化を解消してパソコンの処理速度が安定するとされています。

SSDはデフラグが必要か

SSDを利用するうえでデフラグをする必要があるのかについては、賛否が分かれているというのが正直なところです。インターネット上で調査した「SSDのデフラグは必要じゃない派」と「SSDのデフラグは必要派」の意見をまとめました。

必要じゃない派の意見:デフラグはSSD向け機能ではない

Windows10のデフラグは、HDDの使用を想定した機能です。そのため、SSDで行うとかえって不具合を起こすのでないかと不安視されています。

現にHDDでデフラグを行った場合、保存データが消えるリスクが伴います。そのため、SSDでデフラグを行うと保存データが消える危険性が高まるかもしれません。

またSSDにデータ書き込み回数の上限があることも、デフラグは不要と考える原因になっています。データ書き込み回数の上限は、SSDの寿命といっても過言ではありません。SSDはHDDと違ってデータの上書きができず、保存ファイルを変更するには元のデータを消して書き込む仕様です。そのため、デフラグを行うと多くの書き込み消費してしまいます。

必要派の意見:SSDをデフラグして処理速度が良くなった事例がある

SSDのデフラグが必要と考える人は、処理速度の向上に繋がることが理由としています。インターネット上の情報では、SSDでもデフラグをしないと処理速度が低下し、デフラグをしたことで改善したとの事例が挙がっています。ただし、SSDの製品によってデフラグの効果が違う点は否めません。デフラグの効果が出るSSDもあれば、効果が出ないSSDもあるので一概に良し悪しは断言できません。またデフラグをしないことによる処理速度の低下も個体差で変わる可能性があるため、これから様子を見つつ判断するのがいいでしょう。

現在のSSDは改良され、デフラグをせずに性能を保てるようになっています。そのため、SSDが新しいモデルであるほどデフラグが不要とも考えられるでしょう。古いモデルのSSDを使用していて処理速度が遅くなったと感じるなら、デフラグを検討する価値はあります。

SSDをデフラグする方法

Windows10では、以下の方法でSSDのデフラグを行うことができます。

  1. エクスプローラーを起動
  2. 表示されたウィンドウの左側で「PC」を左クリック
  3. 「デバイスとドライブ」の項目で最適化したいSSDを左クリック
  4. ウィンドウ上部に表示される「ドライブツール」のタブを左クリック
  5. 「最適化」を左クリック
  6. デフラグが終了するのを待つ

手順はHDDの場合と変わりません。

ドライブの最適化で消えたデータを復元

Windows10のデフラグは、本来HDDでの利用を想定した機能とされています。そのため、SSDで利用すると何かしらの問題が発生するかもしれません。発生が想定される問題の中には、保存データの消失があります。保存データの消失はHDDをデフラグする場合でも発生する問題でした。そのため、SSDでデフラグを行う場合は、よりデータ紛失のリスクが高くなるかもしれません。

Windows10の基本機能では失ったデータを復旧できないので、SSDのデフラグを行うならデータ復元ソフトを用意しておくのが望ましいです。データ復元ソフトを用意するなら、「Recoverit」をおすすめします。

「Recoverit」は500万人以上のユーザーから利用される実績があり、その理由はデータ復元成功率にあります。Recoveritのデータ復元成功率は95%と高く、デフラグでSSDから消えたデータを復旧できる期待値は高いといえるでしょう。対応のファイル形式は1000種類以上なので、拡張子によって復旧できない問題も起きません。

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以下は、「Recoverit」 でSSDから消えてしまったデータを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、復元したいSSDを選択してクリックします。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 SSDから消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 SSDから消えたデータをプレビューして復元します。

SSDのデータをスキャンした後、失われたデータがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいデータにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でSSDから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、SSDの復元だけではなく、SDカードの復元USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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