【GoPro動画ファイルを修復】破損したGoPro動画ファイルを簡単に修復する方法

内野博

Sep 25, 2024 • カテゴリ: ビデオ・写真復元/修復

アクションカメラGoProは海外発祥ともあって、一体どういったカメラツールなのか、詳しくは知らないという方もいらっしゃると思います。近年アクションカメラは、GoProが先駆者となり国内メーカーも次々と参入し、カメラという歴史ある製品カテゴリーに新風を吹き込んでいます。
今回はGoProの活用や動画ファイルが破損した場合の修復方法などをご紹介します。

Part1: GoPro利用の発展

Goproをお使いになるには、【GoPro本体】【バッテリー】【microSDカード】の3点が必ず必要です。購入時にバッテリーは同梱されていますが、マイクロSDカードは入ってないので購入しておきましょう。
ではGoProを使うとどんな撮影を行うことができるのかをまとめてみました。GoProはスマホよりもコンパクトサイズですが、実は様々な撮影機能を搭載しています。GoProでの撮影を行う際は主に以下の3つの撮影モードから選択します。

動画撮影(HERO7 Blackでは4K60Pの撮影が可能)
高画質でムービーを撮影することができます。また、GoProは魚眼レンズを搭載していることから、広い範囲を写すことができます。「広角」では、魚眼レンズを使っているような歪みのある映像を撮影できたり、「魚眼無効」では歪みを補正し、通常の画角で撮影を行うことが可能です。

静止画撮影 (HERO7 Blackでは12MPの記録が可能)
写真を撮るモードでは、単発撮りの他に「連写モード」と夜間撮影モード」を搭載しています。「連写モード」では速度調整も可能で、最も早い連写速度では1秒間に30枚撮影が可能です。またナイト撮影モードでは、長時間露光撮影などを実現するためのシャッタースピード調整など可能で、夜間撮影をより美しくシャープに表現することが特徴です。

タイムラプス撮影
一定間隔で静止画を撮影し、画像を組み合わせて再生するタイムラプスは、動画の高速再生のような撮影機能です。定点観測のような映像が撮れる撮影モードです。また夜景の撮影には「ナイトラプス」がおすすめで、オーロラ撮影や星空撮影にオ最適です。
HERO8 BlackとHERO7 Blackでは、「TimeWarp機能」という新機能が搭載され、自慢の手ブレ補正機能から動きながらのタイムラプス撮影を実現できるように進化しました。

２: GoPro動画が破損してしまった原因分析

GoPro動画が破損してしまうには理由があります。破損の原因としては以下の事柄が挙げられます。

GoProが落下して壊れた、水や雨など液体に濡れて水没した
GoProから慌てて記録媒体を抜いたら破損した
機器の処理中に電源が切れた、バッテリーが切れた
動画を保存していた記録媒体（SDカード）からパソコンへ移行や転送するときに失敗した
データのコピーや移行、転送が不完全だった

３: 破損したGoPro動画ファイルを修復する方法

それでは、破損したGoPro動画ファイル修復する方法として２つご紹介しましょう。参考にしてください。

修復方法１：【Wondershare Repairit】動画修復ソフト
GoProの動画ファイルが破損した場合には、動画を修復するルーツが便利です。
【Wondershare Repairit】では簡単な操作で壊れてしまった動画を修復できます。ダウンロードして保存した動画や、変換ソフトを使ってフォーマットを変えた動画などが再生できないときには特におすすめのツールです。破損した動画ファイルの修復率が、旧?Wondershareビデオ修復に比べ大幅に向上しました。これまでなら、修復を諦めていた破損度合いの大きい動画ファイルも「高度修復」モードなら修復できる確率が向上しました。
わずか３ステップで動画修復が可能な【Repairit】。パソコンツールが初心者の方でも、簡単に使えるシンプルな操作画面でありながら、デジタル写真や、動画、オーディオなどを最先端技術を駆使して、ユーザーの創造性の可能性を広げる画期的なツールです。
【Repairit】なら、形式の異なる複数の動画を同時に修復することも可能です。

そして、修復された動画をより鮮明で高画質にしたい場合や、もともと画質が悪い動画を高画質にしたい場合にRepairitの最新バーションに追加された「AI動画補正」機能を利用することがおすすめです。この機能が高度なAIアルゴリズムを使って動画を分析し、動画ファイルの画質を向上することができます。

また、無料試用版でも破損した動画ファイル内からサムネイル表示、また、動画全体をプレビュー再生できるので、有料版のご購入前に、動画が修復できるのかご確認いただけるので安心です。

GoProファイルを修復｜Win版 Windows版 GoProファイルを修復｜Mac版 Mac版

「Wondershare Repairit」は破損動画を修復できた後、無料でプレビューして修復質を確認できます。パソコンに詳しくなくても3ステップで再生できない動画を簡単に修復できます。無料版をダウンロードすることもできるので、試しに使ってみてはいかがでしょうか？「Wondershare Repairit」は再生できない動画を修復する手順をご紹介します。

ステップ1 破損した動画ファイルを追加します。

「Wondershare Repairit」を起動した後、壊れた動画ファイルを追加して、右下の「修復」をクリックします。

破損したMp4動画ファイルを追加

ステップ2 修復の完了を待ちます。

破損したmp4動画の修復完了を待ち

ステップ3 修復したい動画を選択してプレビューします。プレビューで確認後、修復された動画を保存します。

無料プレビューして修復されたmp4動画を保存

Wondershare Repairit - 動画修復ソフト

Windows/Macで再生できない、破損した動画を修復

MOV、MP4、M2TS、MKV、MTS、3GP、AVIなど多くの動画形式に対応

撮影中、記録中、転送中、編集中、変換中、処理中に破損した動画を修復

Canon、Nikon、Sony、GoPro、DJIなどのカメラで撮影された動画を修復

無料ダウンロード無料ダウンロード

修復方法２；VLCビデオプレーヤーで動画を修復する
VLC Media Playerは、ほぼ全てのメディアファイルに対応しているのが特徴で、無料ソフトにもかかわらず、パワフルな性能を持ち合わせています。ダウンロードも非常に簡単で、VLC Media Player公式サイトで「ダウンロードVLC」をクリックするだけです。

《使い方》

VLC Media Playerを起動して、画面上部の「メディア」をクリック→一覧から「ファイルを開く」を選択し、壊れた動画ファイルをVLCにインポート
もう一度、「メディア」を開いて「変換/保存（R）」をクリック→「ファイル」タブ→「追加」を選択して、リストに修復する動画を追加→「変換 / 保存（O）」の「▼」マークをクリックして、「変換」を選択
「変換」ウィンドウが表示される→出力ファイルの「参照」をクリック→変換時の出力先及びファイル名を設定→「プロファイル」項目の右端にある文書のようなアイコンを選択
選択後、「プロファイルのエディション」画面に切り替わる
以下の手順に従って設定を行う
①「カプセル化」をクリックして、壊れた動画と同じファイル形式を選択
②「ビデオコーデック」を選択し、「ビデオ」→「オリジナルのビデオトラックを保持」にチェック
③「オーディオコーデック」→「オーディオ」→「オリジナルのオーディオトラックを保持」にチェック
上記の作業が完了したら、画面上部にファイル名を入力して、「作成」をクリック
再び「変換」ウィンドウに戻る→「プロファイル」項目の「▼」から先ほど作成したプロファイルを選択し、「開始」をクリック→自動的に修復が開始されるので、完了するまで待機

豆知識:GoProカメラで撮った動画が破損しないような簡単ヒント

GoProカメラで撮影した動画が破損しないように保存するにはどのような方法があるのでしょうか？
勿論、GoProカメラからSDカードへデータが入力されていて、そのデータをお手持ちのパソコンに保存する方法が定番でしょうが、先述のとおり、データ移行の際に動画ファイルが破損するリスクもあります。そこで、クラウド上に保存する方法も一つの手段としていかがでしょう。Quikはスマートフォンのカメラロールでお気に入りの写真やビデオを見失い、検索困難を解消することを目的に作られました。

GoProなどで撮影した特別な写真やビデオが撮影できたら、Quikアプリにシェアをすることで、スマートフォンのカメラロールや添付されてきた画像など、様々な場所から画像を追加することも可能です。また、パワフルかつシンプルな編集ツールも用意されています。QuikはiOSとAndroidに対応しており、最新のスマートフォンやGoPro、一眼レフカメラなどあらゆるカメラの写真やビデオに対応しています。