保存が出来ないなど、エクセルエラーが出る原因とその対処法を各4つずつ紹介します。エクセルは仕事で使っている人は、特にサイズが大きくなりがちだと思います。ここではエクセルならではの問題も交えて解説するので参考にして下さい。
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エクセルファイル中に貼り付けている図形が要因となって、保存中にエラーが出る場合がります。単純に多すぎるのもそうですが、図形のサイズが高さ・幅のどちらでもサイズが0であるのを、excelとしてはあまり良い気がしないようです。
なぜならサイズが0と言うことは、セルのサイズを変えれば大きさも変動すると言う法則がexcelにはあります。特に行削除の際にそこに高さゼロのシェイプがあると、削除されにくく消えたと思い込んでそのまま作業をして、サイズが肥大化と言う事もあります。
また保存のみではなく、ファイルを開いたり保存したりする処理に時間がかかり、ファイルサイズも大きくなっている要因ともなります。
共有違反と言っても定義があまりにも広くて、単純に具体的に言えるものではありません。例えばウィルス対策ソフトに引っかかったり、他のアプリケーションが動いていたり、何かしらで権限が渡されてないからと言うのもあります。ウィルス対策ソフトに要因がありそうなら、一度切ってみるなど自身で対策を得るか、確実とか保証はできませんが別ファイルとして保存が良いかもしれません。
先程の「図形が多すぎ~」問題と似ていますが、こちらは原因が特定しやすい部類だと思います。エクセルに限らずサイズが一定の量を超えると起こりやすい要因です。結局エクセルと言うのは図形や画像を載せたり、表計算もしたり文字装飾も出来たりなどシンプルなメモ帳とは正反対な位置付けとも言えます。
パソコンなどの保存容量がわずかだと、パソコン自体の処理も重くなるのです。エクセルの保存もままならない事も有りえます。さらに容量に余裕があっても処理能力に不足があったら、エクセルエラーの要因ともなります。他のソフトを開いていたり、また2MBのみなどメモリー不足だと、それだけ保存にも時間がかかるのです。例えばWindowsなら左下検索窓に「タスクマネージャー」と入力して起動。「パフォーマンス」のタグを見て85%や90%など100%に迫る使用量だと、メモリー不足だと言えます。
単純に図形の数を減らすのも手ですし、不確定なサイズの要素を無くしましょう。図形を選んでる状態で「書式」タブをクリック。右側の「サイズ」の右側のマークを押して「サイズとプロパティ」を選んで下さい。そこから「セルに合わせて移動するがサイズ変更はしない」か「セルに合わせて移動やサイズ変更をしない」を選びます。
エクセルのサイズが大きすぎて、保存できない場合はサイズを調整します。シンプルに半分に分けて保存したり、いらない部分を削除。写真が多い場合は画像を挿入した状態で「図の形式」タブ→「図の圧縮」をクリック。小さい方の解像度を選択します。
または古いバージョンのexcelでファイルを作り、これを新しいバージョンで開いているとその両方に対応するため、その分ファイルサイズが大きくなる事があります。この場合はその古いバージョンのexcelを、新しいバージョンである「.xlsx」で保存し直して下さい。
上にも書いていますが、パソコンやスマホなどの端末の保存容量が少ないため、エクセルの保存エラーが返される事があります。エクセル以外のファイルを扱っている時によく「重いな」と感じたら、その徴候かもしれません。ですので大きいファイルは、USBメモリーなどに保存。いらないものは削除などして保存容量を空けていきます。また場合によっては外付けHDDを買うなど、保存容量を空けるのではなく保存容量を増やしていきましょう。
例えば他の開いているソフトを閉じる。またSkypeなど常駐しているソフトも調べてみて、今使っていないものは直ちに切りましょう。デフラグと言ってパソコンの散らばっているデータを、きれいに並べるシステムの使用も良いです。但しデフラグを頻繁にするとパソコンの寿命を縮めるので、数ヶ月に一度で十分です。外付けHDDよりも難易度は高いのですが、メモリー増設も視野に入れてみましょう。
保存できないどころか破損して上手く開けないExcelファイル修復なら、Repairitがお薦めです。Repairitは写真や動画やファイルなど、ありとあらゆるファイル形式に対応しており、どうしてもエラーが返されるエクセルファイルも修復できる見込みがあります。
日本語に対応しており、また直感的な操作ができるように設計されています。
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「Wondershare Repairit」を起動した後、「+追加」ボタンをクリックして、破損したエクセルファイルを追加します。
エクセルファイルを追加できたら、右下の「修復」をクリックします。
修復完了すると、「プレビュー」をクリックして修復できたエクセルファイルをプレビューできます。そして、「保存」ボタンをクリックして、修復できたファイルを保存します。
(*ファイルをプレビューできない場合もあります。この場合、直接的にパソコンに保存してファイルを開いてみてください。)
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内野 博
編集長