Google Chromeが更新できない問題の対処方法

Google chromeのブラウザは定期的に更新されますが、何らかの理由で更新できない事が時々起こります。この場合、どのように対処すればいいのでしょうか。この記事では、ご解決法をご紹介します。

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内野 博

Apr 12, 2023 • カテゴリ: ファイル復元・修復

Google Chromeは、世界シェアNo.1のインターネットブラウザです。人気の理由は、拡張機能が豊富でカスタマイズ性が高いので運営元のGoogle社の多様なアプリをブラウザ上で操作しやすいことが挙げられるでしょう。

例えば、Webページ内の外国語を翻訳したり、動画のダウンロードができたり便利な機能を活用することで、幅広くインターネットを楽しめます。Google Chromeのブラウザは定期的に更新されますが、何らかの理由で更新できない事が時々起こります。そんな時の対処方法をご紹介します。


Part1: Google Chromeが更新できない原因について

インターネットのブラウザは定期的に更新するシステムになっていて、本来は「定期的に更新」という設定になってる事が大半で、バックグラウンドで自動的に更新がされるはずです。しかし時々更新が正常に行われないことも起こります。その原因についてご説明します。

・Google Chromeの起動・再起動の保留

パソコンを終了する時、ブラウザを終了させることなく、数日間スリープ状態だと、更新が実行されず、保留されてしまいます。本来、ブラウザを閉じてパソコンを起動・再起動することで、バックグラウンドで自動で行われるはずの更新作業が、一時停止している状態になっています。

・パソコンのOSサポートが終了している

お使いのパソコンのOS(オペレーション・システム)が古すぎると、Google Chromeサイドでのアップデート情報が受信できない状況が考えられます。

・「更新は管理者によって無効になっています」というエラーメッセージ

Google Chromeの設定上の問題でこのメッセージが表示され、更新が行われない状態になっています。

Part2: Google Chromeがアップデートできない場合の対処法

Google Chromeが更新できない場合、どのように対処すればいいのでしょうか。代表的な方法をいくつかご紹介します。

・パソコンを再起動

一番手っ取り早い方法は、パソコンの再起動です。再起動することで同時にGoogle Chrome自体も自動的に更新が行われます。

・手動でGoogle Chromeを更新する

  1. Google Chromeブラウザ画面右上の「」にカーソルを置くと「Google  Chromeの設定」と表示されますのでそれをクリック
  2.  一覧の下から2番め[ヘルプ]にカーソルを置くと別窓に[Google Chromeについて]が表示されるのでクリック
    (もしくはアドレスバーに「Chrome://settings/help」と入力する)
  3. Chromeについて」という設定画面が表示されます。この画面で、自動的に最新版の提供が受信されているかどうかの確認が行われます。

新しいバージョンがブラウザ上に受信されていた場合、自動的にダウンロードと更新が始まります。

・Google Chromeの再インストール

パソコン上の何らかのバグが原因でGoogle Chromeを手動でも更新できない場合も考えられます。その時は一旦お使いのGoogle Chromeを再インストールしてみましょう。(以下はWindows10でのやり方を例にあげます)

  1. パソコンの【スタートボタン】(Windowsの窓のマーク)の横の検索ボックスに【コントロールパネル】と入力
  2. コントロールパネルが表示されたらクリック
  3. 左側の「プログラム」という項目で「プログラムのアンインストール」と表示されているので、クリック
  4. 一覧からGoogle Chromeをクリックするとアンインストールと表示されるのでクリック
    (※ パソコン上に以前の余計なファイルが残っていると、再インストールが失敗する事もあるので、できれば「C:\Program Files (x86)\Google」上のGoogle Chrome関連フォルダを削除しておくことをおすすめします)
  5. パソコンの容量が不足していないかを確認する
  6. アンインストールが終了したら、Google Chromeを再インストールする
  7. パソコンを再起動する

豆知識:Google Chromeの消えた閲覧履歴を復元する方法

Google Chromeのバージョン更新で、消えてしまったファイルや、閲覧履歴を復元するには、どうすればいいのでしょうか?

・Google Chromeブラウザ画面から履歴を探す

Google Chromeはクラウド上に、ユーザーの動作内容が保存されているので、再インストール後も、ブラウザ画面から閲覧履歴を復元できます。

  1.  Google Chromeブラウザ画面右上の「」にカーソルを置くと、一覧が表示されます。
  2. 上から4番目に「履歴(H)」と表示されるので、それをクリック
  3. 復元したい閲覧の一覧が出てくるので、お探しの閲覧サイトをクリック

・データ復元ソフトを利用する

もっと簡単に閲覧履歴や、行方不明になったファイルを復元する方法として「データ復元ソフトRecoverit(リカバリット)」をおすすめします。【Wondershare Recoverit】データ復元ソフトは、Windowsパソコンから失われたファイルと削除されたファイルを3ステップと数分で復元可能です。1000種類以上のデータ形式を対応できます。パソコン、ごみ箱、内蔵ハードドライブ、 外付けストレージメディア、さらにはクラッシュしたパソコンからデータを復元することができます。

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RecoveritでChrome閲覧履歴を復元する手順

ステップ1消えたファイルの元の保存場所を選択します。

Recoveritを起動します。起動できた後、下記の製品画面で、消えたファイルの元の保存場所を選択してクリックします。

場所を選択

ステップ2 消えたファイルのデータをスキャンします。

そうするとRecoveritは自動的にデータのスキャンをスタートします。

ファイルをスキャン

ステップ3スキャンしたファイルをプレビューして復元します。

スキャンが終わった後、見つけたファイルは形式ごとにリストされます。「復元する」ボタンをクリックするとデータを復元します(一部のデータはプレビューできます)。

ファイルを復元

消えたファイルをプレビューで確認して復元すれば完了となり、非常に簡単な操作となっています。
また、このソフトを使うことで、Chrome閲覧履歴の復元だけではなく、SDカード外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試してください。

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