インターネットの閲覧は、個人の趣味嗜好が強く現れるプラットフォームです。そのため、閲覧履歴や検索履歴を第三者に見られると、あなたのプライバシーに関わるでしょう。今回は、Windows10と11のパソコンやMacで検索履歴や閲覧履歴を削除する方法を紹介します。
ウェブブラウザは日常的に使用され、検索や閲覧履歴が蓄積されます。プライバシーを保護するためには、これらの履歴を定期的に削除することが重要です。以下では、主要なブラウザごとにその手順を詳しく解説します。
Google Chromeは、シンプルで使いやすいインターフェースと高速なパフォーマンスが特徴です。豊富な拡張機能があり、自分好みのウェブブラウザアプリにカスタマイズできます。
Google Chromeで検索履歴と閲覧履歴を削除する方法は、ブラウザを開き、右上のメニューアイコンから進みます。「履歴」を選択し、「閲覧履歴を消去」を選択すれば、これまでに閲覧していた履歴が表示。削除したい履歴を期間ごとに選んで削除できます。また、この操作により検索履歴の削除も可能です。
Google Chromeの検索履歴と閲覧履歴を削除する方法は、以下の手順です。
手順1.Google Chrome画面の右上のメニューより「履歴」を選択し、「閲覧履歴の消去」を選択する
手順2.削除する期間を設定し、「データを削除」を選択する
Microsoft Edgeは、Windowsパソコンに標準搭載されているウェブブラウザアプリです。高速なブラウジングが特徴で、Windowsパソコンユーザーであれば必ず使用したことのあるアプリでしょう。「使い慣れてしまうと標準アプリで十分使える」と、今でも根強いファンユーザーが存在します。
検索履歴と閲覧履歴を削除するには、「設定」を開き、「プライバシー、検索、およびサービス」セクションに移動します。そこで、「閲覧データを消去する」をクリックし、削除したい項目を選択して「消去」をクリックします。
Microsoft Edgeの検索履歴と閲覧履歴を削除する方法は、以下の手順です。
手順1.Microsoft Edge画面の右上のメニューより「履歴」を選択する
手順2.削除する期間を設定し、「今すぐクリア」を選択する
Internet Explorerは昔からのブラウザであり、一部のユーザーにとってはなじみ深いものです。しかし、Windows10や11ではMicrosoft Edgeが標準となっており、2022年6月15日にはサポート終了が決定しました。
Internet Explorerで標準検索履歴と閲覧履歴を削除する方法は、まず「インターネット オプション」から「閲覧履歴の削除」を選択しましょう。削除する項目を選択して「削除」をクリックすれば、検索履歴と閲覧履歴の削除が可能です。
Mozilla FirefoxはGoogle Chromeと同じく、カスタマイズ性が高く、セキュリティにも配慮されたブラウザアプリです。数多くの拡張機能が配布されており、自分の使い方にあったブラウザアプリにカスタマイズできます。また、WindowsやMac、LinuxなどのさまざまなOSに対応することでも人気です。
検索履歴と閲覧履歴を削除するには、メニューアイコンから「プライバシーとセキュリティ」を選択し、「履歴」セクションに移動します。「閲覧履歴を消去」を選択し、削除したい期間と項目を設定して「消去」を選択しましょう。
Mozilla Firefoxの検索履歴と閲覧履歴を削除する方法は、以下の手順です。
手順1.Mozilla Firefoxブラウザを起動し、画面右上のメニューバーから「履歴」を選択する
手順2.「最近の履歴を消去」を選択する
手順3.履歴の種類や期間を設定し、「今すぐ消去」を選択する
SafariはMacOSに標準搭載されているウェブブラウザアプリです。iPhoneやiPadなどのApple製品と高い連携性をもっており、シームレスな切り替えや共有などができます。
検索履歴と閲覧履歴を削除する方法は、「履歴を表示」を開き、「クリア」ボタンを選択します。削除する期間と項目を選択し、「履歴を消去」を選択すると削除が可能です。
Safariの検索履歴と閲覧履歴を削除する方法は、以下の手順です。
手順1.Safariブラウザを起動し、画面左上のメニューバーから「履歴」を選択する
手順2.「履歴を消去」を選択する
手順3.「全ての履歴」または「特定の期間の履歴」を選択する
手順4.「履歴を消去」を選択する
誤って重要なデータを削除した場合でも、心配する必要はありません。「Recoverit」というデータ復元ソフトウェアを利用すれば、削除したデータを簡単に復元できます。Recoveritは使いやすく、様々なファイル形式をサポートしています。WindowsやMacなどのさまざまなOSに対応しており、パソコン初心者でも簡単に操作が可能です。データ復元が必要な場合は、Recoveritをお試しください。
以下は、「Recoverit」 でパソコンから誤って削除したデータを復元する手順です。
「Recoverit」をパソコンにインストールしてダウンロードします。ファイルの元保存場所を選択してクリックします。
スキャンしたいディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。特定のファイルだけ復元したい場合、復元したいファイルが見つかり次第、スキャンを中止して復元することが可能です。
ハードディスクのデータをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいファイルをチェックに入れて、「復元する」ボタンをクリックすれば完了です!
以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試してください。
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内野 博
編集長