文書作成ソフトWordは、Microsoft社がWindows、MacOS、Android、iOS向けに販売し、世界シェアNo.1で殆どのパソコンユーザーが利用していると言っても過言ではないでしょう。一般業務で文書作成するのは勿論のこと、学生さんがレポートや論文を作成する場合や、趣味のサークル内での資料や連絡事項などをまとめたりと、多方面で活用されています。
Microsoft officeのExcelやOffice Noteなどと並んでも、一番ユーザー数や利用目的の幅が広いアプリケーションです。Wordで作成された文書や資料を編集する際に、時々削除ができないという事が起こります。このような事態の対処方法をご説明します。また誤って削除したWordファイルの復元についてもご紹介しましょう。
Wordで何ページにもわたって文書作成をして、最終チェックをしている時、必要のないページを削除しようとしても、削除ができないという予想外の事態に遭遇するときがあります。解消する対処法についてご説明します。
Wordは文書だけでなく、図形や記号、表などの特殊コマンドも入力できるという利点がありますが、時としてそれが編集作業に支障を来す場合があります。
例えば、Wordで表作成した際、表の最後に改行が一行入りますが、前のページ全面に表が入力されていると、その次のページの先頭に改行ができてしまいます。 この改行だけが入っているページが、削除できないという状態におちいってしまいます。このようなページを削除するには以下の方法をお試しください。
また、次の方法もあります。
削除したいページ内に、入力した覚えのない「編集記号」がある時、Word画面上は表示されていないので、それが原因でWordのページが削除されないということも考えられます。その場合の削除の方法は以下の通りです。
Word文書の編集作業中に誤ってファイルを消してしまったり、突然の停電やシステム障害などで、ワードファイルが消えてしまったら困りますよね!復元する方法にはどうすればいいのでしょうか?一般的な方法をご紹介します。
パソコンで消失したファイルなどは、大体ゴミ箱に収納されている事が多いので、先ずはゴミ箱をクリックして削除されてしまったワードファイルを探してみましょう。見つかったら右クリックして〘元に戻す〙を選択すれば復元します。
① [スタート] または [検索] アイコンを選択し、検索窓にチルダ文字 (~) を入力
② ③ は「一時ファイルを検索する」と同様
もっと簡単に閲覧履歴や、行方不明になったファイルを復元する方法として「データ復元ソフトRecoverit(リカバリット)」をおすすめします。【Wondershare Recoverit】データ復元ソフトは、Windowsパソコンから失われたファイルと削除されたファイルを3ステップと数分で復元可能です。1000種類以上のデータ形式を対応できます。パソコン、ごみ箱、内蔵ハードドライブ、 外付けストレージメディア、さらにはクラッシュしたパソコンからデータを復元することができます。
無料版のリカバリットは、復元したい対象のデータ容量が100MBまで利用することができます。無料版でお試しになってみて、便利な機能を数台のパソコンでも利用してみたい、復元するデータやファイル等の容量を無制限にしたいと思われたらご購入されてはいかがでしょうか?
Recoveritを起動します。起動できた後、下記の製品画面で、消えたWordファイルの元保存場所を選択してクリックします。
そうするとRecoveritは自動的にデータのスキャンをスタートします。
スキャンが終わった後、見つけたファイルは形式ごとにリストされます。「復元」ボタンをクリックするとデータを復元します(一部のデータはプレビューできます)。
消えたWordファイルをプレビューで確認して復元すれば完了となり、非常に簡単な操作となっています。
また、このソフトを使うことで、Wordファイルの復元だけではなく、SDカード、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試してください。
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内野 博
編集長