Excel印刷範囲変更できない問題の
完全解決ガイド

Excelで印刷範囲が変更できない原因を徹底分析。
グレーアウトで設定できない、削除できない、反映されない問題まで症状別に対処法を解説。
ブック保護やシート保護の解除方法、ファイル修復まで画像付きでわかりやすく紹介。
印刷設定でお困りの方に役立つ実践的なトラブルシューティングガイドです。

エクセル 印刷 範囲 の 設定 プライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし エクセル 印刷 範囲 の 設定 3ステップで簡単復元
内野 博
内野 博 更新 Aug 27, 25

エクセルで作成した資料などを印刷する際、印刷しない範囲を設定したい時があります。しかし何らかの理由で印刷範囲の設定ができない時は、どのように対処すべきなのでしょうか。

この記事では、エクセルで印刷範囲を設定する方法や、印刷範囲を設定できない時の解決策についてご紹介します。画像付きで分かりやすくお伝えしていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次


Part1:エクセルで基本的な印刷範囲を設定する手順

まずはエクセルで印刷範囲を設定するための、基本的な手順からおさらいしておきましょう。

印刷したい範囲を選択した状態で、画面上部の「ページレイアウト」タブ内にある「印刷範囲」をクリックしてください。さらに「印刷範囲の設定」をクリックし、範囲設定をしておきます。

エクセル印刷範囲変更できない時の基本設定方法

画面左上にある「ファイル」タブをクリックし、「印刷」を選択します。そうすると、先ほど選択した範囲のみが印刷のプレビュー画面に表示されているはずです。

excel印刷範囲設定できない場合のプレビュー確認画面

プレビュー画面を確認し印刷範囲を変更したい場合は、シートの画面に戻ってセルをドラッグし、再度範囲を選択しましょう。

印刷完了後などで印刷範囲の選択が不要になった場合は、シートの画面に戻り「ページレイアウト」のタブにある

「印刷範囲」を選択し、「印刷範囲のクリア」をクリックすると印刷範囲が解除されます。

印刷範囲変更できない時のクリア操作手順

セルが選択されたままなので、一見すると印刷範囲の設定や解除が分かりにくいですが、印刷のプレビュー画面を開くことで印刷範囲の設定を確認することが可能です。

エクセル印刷範囲変更できない問題のプレビュー確認方法

Part2:エクセルで印刷範囲を設定できない理由

エクセルで印刷範囲を設定できない理由はいくつか考えられます。

印刷範囲を設定できない主な原因

  • 【原因1】:「印刷範囲の設定」ボタンを押していない
  • 【原因2】:改ページプレビュー中で青い線が固定されている
  • 【原因3】:範囲の指定方法が誤っている
  • 【原因4】:セルのドラッグ&ドロップ設定が無効
  • 【原因5】:印刷設定で「印刷範囲を無視」が選択されている

まずはこれらの理由について詳しく解説しますので、どのような原理で問題が起こっているのかを理解しましょう。

原因1 「印刷範囲の設定」をクリックしていない

初歩的な問題ですが、そもそも「印刷範囲の設定」ができていないと、印刷のプレビュー画面を確認しても指定しているはずの範囲が指定できていないことになります。

例えば、シート上ではセルをドラッグした状態になっていたとしても、「印刷範囲の設定」をクリックしないと印刷プレビューに反映されません。

エクセル印刷範囲変更できない原因1の設定画面

「印刷範囲の設定」をクリックしていない場合は、ただ単にセルを範囲選択しているだけの状態なので、必ず設定しましょう。

原因2 印刷の設定で印刷範囲の青い線が動かなくなっている

こちらは「改ページ」を利用して印刷範囲を設定している場合に、起こりやすい問題です。改ページとは、1枚のシートにあるデータを範囲選択し、各指定内容を2ページ以上のページに分けて印刷できる便利な機能です。

excel印刷範囲設定できない改ページの青い線問題

画像にある青い線がページを区分する線になるのですが、印刷時の設定によってはこの青い線が動かなくなってしまうことがあります。

設定の変更方法は後述していますので、心当たりのあるかたはチェックしてみてください。

原因3 範囲の指定方法が間違っている

こちらも前項と同じく、改ページを利用している場合の問題です。

エクセルにあまり詳しくない場合、印刷設定を色々と探っているうちにページレイアウトが改ページに切り替わり、

改ページの仕組みが理解できていないまま印刷範囲を誤ってしまうことがあります。

印刷範囲変更できない時の間違った範囲指定例

上記のように意図しない箇所で青い線が入ってしまうと、印刷プレビューを確認しても印刷範囲が上手く反映されません。

改ページには自動で挿入される「青い点線」と、自分で改ページの挿入や範囲指定をした際に表示される「青い実線」がありますが、どちらもページの区切り線を意味しており、通常の設定であれば自由に動かすことができます。

こちらも後述しますが、改ページの範囲指定の方法を理解することで問題が解決できる可能性があります。

エクセル印刷範囲変更できない改ページの青い実線と点線の違い

原因4 セルのドラッグ&ドロップの設定が誤っている

エクセルではオプション画面にて細かな設定を変更できます。

その中で、セルのドラッグアンドドロップをしない設定にしていると、マウスによる印刷範囲が指定できなくなるため注意が必要です。

この設定はお仕事などで誤操作を防ぐ目的などで役立ちますが、自分でシートを編集する際は少々不便に感じることもあるでしょう。

原因5 印刷の設定で「印刷範囲を無視」を選択している

印刷プレビュー画面にある印刷の設定で、「印刷範囲を無視」を選択していると、

せっかく印刷範囲を指定しても反映されません。印刷の設定で「印刷範囲を無視」が選択されていないか確認しましょう。

エクセルで印刷範囲を設定できない

Part3:エクセルで印刷範囲を設定・変更できない場合の対処方法

それではエクセルで印刷範囲の設定や変更ができない場合の対処法を、具体的に解説していきます。

印刷範囲を設定できない場合の3つの解決策

  • 【方法1】:改ページの仕組みを理解して正しく操作する
  • 【方法2】:「拡大縮小なし」を選択して青い線を動かせるようにする
  • 【方法3】:オプション設定からセルのドラッグ&ドロップを有効にする

前項でお伝えした内容を踏まえ、上記3つの対処法にまとめました。

「印刷範囲の設定」をクリックしていることや、「印刷範囲を無視」が選択されていないことを確認したうえで読み進めてみてくださいね。

方法1 改ページの仕組みを理解する

印刷範囲の設定が上手くいかない、思い通りにいかないときは、改ページが関連している可能性があります。

まず、改ページとは印刷範囲を指定する手段のうちの1つで、同じシート内のデータを任意の箇所で区切り、

2ページ以上にわけて印刷できる機能です。

「ページ」という概念がないエクセルで、ページ分けができる機能ということになります。

改ページ機能でページを追加する方法は簡単です。

・区切り線を入れたいセルの右
・区切り線を入れたいセルの下

上記2点が交わる箇所のセルをクリックしておきます。

今回はデータの色が変わる位置で2ページ目に切り替えたいので、画像の箇所を選択しました。

エクセル印刷範囲変更できない時の改ページ挿入位置選択

次に「ページレイアウト」タブ内にある「改ページ」から「改ページを挿入」をクリックしましょう。

これで区切り線の追加は完了です。「表示」タブ内にある「改ページプレビュー」を選択することで青い線が表示され、選択している範囲と、選択した範囲が何ページに該当するかを確認できます。

改ページを解除したい場合は「ページレイアウト」タブを選択肢、「改ページ」にある「すべての改ページを解除」をクリックします。

excel印刷範囲設定できない場合の改ページ解除操作

改ページを解除すると、画像のようにグレーの点線が表示されることがありますが、エクセルファイルを開き直すことで消滅することがほとんどです。

印刷範囲変更できない解除後のグレー点線表示状態

改ページの範囲選択や解除の手段を理解していれば、大抵の場合は印刷範囲を上手く設定できるはずです。

なお、冒頭でご紹介した「印刷範囲の設定」を併用した場合は、印刷範囲の設定で指定した範囲のみが印刷できるようになります。

「印刷範囲の設定」による範囲指定と、改ページ機能による範囲指定は異なるということも覚えておきましょう。

エクセル印刷範囲変更できない時の設定と改ページの違い説明

方法2 改ページの青い線が動くように設定する

通常であれば、改ページを使用しているときに「表示」タブで「改ページプレビュー」を選択すると、改ページの青い区切り線を自由に動かすことができます。

excel印刷範囲設定できない青い線が動かない問題の確認画面

しかしこの青い線が動かせない場合は、印刷ページの設定を確認してみましょう。

印刷したいシートを開いた状態から「ファイル」タブをクリックします。

印刷範囲変更できない時のファイルタブ設定画面

「印刷」の設定ページへ移動し、「設定」について「拡大縮小なし」を選択しましょう。

エクセル印刷範囲変更できない拡大縮小設定の変更方法

この項目で「すべての列を1ページに印刷」や「シートを1ページに印刷」を選択していると、改ページ機能でページを分けても1枚の用紙に印刷される設定になってしまいます。

方法3 セルのドラッグ&ドロップが使用できるように設定する

最後に、セルのドラッグ&ドロップが使用できる設定になっているかを確認します。
「ファイル」タブをクリックします。

excel印刷範囲設定できない時のドラッグドロップ設定確認

画面左下にある「その他」をクリックし「オプション」を開きましょう。

印刷範囲変更できない問題のオプション設定画面

「詳細設定」にある「編集オプション」の項目から「フィルハンドルおよびセルのドラッグアンドドロップを使用する」にチェックを入れます。

チェックが外れていると、フィルハンドルやセルのドラッグ&ドロップが利用できません。

エクセル印刷範囲変更できないドラッグドロップ機能有効化設定完了

設定が完了したら、画面右下の「OK」をクリックして設定は完了です。

Part4:豆知識:パソコンのトラブルで消えたエクセルファイルを復元する方法

エクセルは、お仕事などで重要なデータを扱うときなどに幅広く活躍するアプリケーションです。

慣れない作業を手探り状態で進める際は、突然のデータ消去に備えておくと安心できます。

大切なデータファイルが消えてしまった場合は、復元専用のソフトウェアを活用しましょう。

Recoverit(リカバリット)」はエクセルファイルはもちろんのこと、動画や写真、音声、ドキュメントファイルなどあらゆるデータ形式のファイルを瞬時に復元します。

誤操作による紛失だけでなく、システムの破損やマルウェアの攻撃など、さまざまなシチュエーションに対応していますので、お仕事で利用されている方はぜひお試しください。

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以下は、Recoverit(リカバリット) で間違って消してしまったエクセルファイルを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

excel印刷範囲設定できない問題対策用データ復元場所選択画面

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

印刷範囲変更できない問題発生時のエクセルファイルスキャン中画面

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたエクセルファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

エクセル印刷範囲変更できない問題発生後の復元ファイルプレビュー画面

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なエクセルファイルが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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パソコンの画面が黒い・カーソルだけになる問題に関するよくある質問

  • パソコンの画面が突然真っ黒になった場合、まず何を確認すべきですか?
    まずはモニターの電源が入っているか、ケーブルが正しく接続されているかを確認してください。デスクトップPCの場合は特に、モニターとPC本体の電源が別々になっているため、両方の電源状態をチェックすることが重要です。また、輝度設定が最低になっていないかも確認しましょう。
  • Windowsアップデート後に画面が黒くなった場合の対処法は?
    Windowsアップデート後の画面トラブルは比較的よくある問題です。まずはバックグラウンドでアップデートが完了するまで数分間待ってみてください。それでも解決しない場合は、セーフモードで起動して、最新のアップデートをアンインストールするか、システムの復元を試してみることをおすすめします。
  • セーフモードで起動する方法を教えてください
    Windows11の場合、設定アプリから「システム」→「回復」→「PCの起動をカスタマイズする」→「今すぐ再起動」の順に進み、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」を選択します。その後、「セーフモードを有効にする」を選択することでセーフモードで起動できます。
  • カーソルだけが表示されて他に何も映らない状況の原因は?
    カーソルだけが表示される場合、Windowsのログイン画面やデスクトップの読み込みに問題が発生している可能性があります。グラフィックドライバーの不具合、システムファイルの破損、またはWindowsエクスプローラーの異常などが考えられます。Ctrl+Alt+Delを押してタスクマネージャーから新しいタスクを実行してみてください。
  • システムファイルの修復はどのように行いますか?
    コマンドプロンプトを管理者として実行し、「sfc /scannow」コマンドを入力してEnterキーを押します。このコマンドによってシステムファイルのスキャンと自動修復が実行されます。処理には数分から数十分かかる場合があります。完了後、PCを再起動して問題が解決したか確認してください。
  • 画面トラブルでデータが失われた場合の復旧方法は?
    画面が黒くなってデータの保存ができなかった場合や、初期化によってデータが消失した場合は、データ復元専門ソフトの使用が効果的です。Recoveritなどの信頼できるデータ復元ソフトを使用することで、消失したファイルを高い確率で復元できる可能性があります。ただし、データの上書きを防ぐため、早めの対処が重要です。
内野 博
内野 博 Aug 27, 25
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