VLC Media Playerで壊れた動画ファイルを修復する方法

皆さんは、PCの破損やファイルの不具合などで、壊れてしまった動画を修復したいと思った事はありませんか?そんな時は、万能メディアツールVLC Media Playerを利用して、迅速&安全に修復を行いましょう。今回は、VLC Media Playerで破損した動画を修復する方法について紹介します。

安全なソフトプライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし 3ステップで操作 3ステップだけ修復可能
内野 博

Feb 28, 2024 • カテゴリ: ビデオ・写真復元/修復

皆さんは、PCの破損やファイルの不具合などで、壊れてしまった動画を修復したいと思った事はありませんか?そんな時は、万能メディアツールVLC Media Playerを利用して、迅速&安全に修復を行いましょう。今回は、VLC Media Playerで壊れた動画を修復する方法について紹介します。

一、万能メディアツールVLC Media Playerとは

VLC Media Playerは、フランスの非営利団体VideoLANプロジェクトが開発・提供しているオープンソースのメディアプレーヤーです。ほぼ全てのメディアファイルに対応しているのが「VLC Media Player」の特長で、無料でありながらパワフルな性能を持ち合わせています。

更に、メディアの再生だけでなく、ストリーミング再生や動画の変換、PC画面録画と言った便利な機能も搭載しています。また、DVD/BDの再生も可能で、PCを利用する上で頼もしいツールです。ちなみにダウンロード方法も非常に簡単で、VLC Media Player公式サイトを開いて「ダウンロードVLC」をクリックするだけです。

二、VLC Media Playerで壊れた動画を修復する方法

ステップ1 ソフトウェアの起動

まずは、VLC Media Playerを起動して、画面上部の「メディア」をクリックします。
一覧から「ファイルを開く」を選択し、壊れた動画ファイルをVLCにインポートします。

ステップ2 修復する動画の追加

再度、「メディア」を開いて、「変換 / 保存(R)」をクリックします。
「ファイル」タブ→「追加」を選択して、リストに修復する動画を追加します。
追加したら、「変換 / 保存(O)」の「▼」マークをクリックして、「変換」を選択します。

ステップ3 変換設定を行う

そうすると、「変換」ウィンドウが表示されます。
出力ファイルの「参照」をクリックし、変換時の出力先及びファイル名を設定します。
続けて、「プロファイル」項目の右端にある文書のようなアイコンを選択します。

ステップ4 プロファイルの設定

選択後、「プロファイルのエディション」画面に切り替わります。
「プロファイルのエディション」画面では、以下の手順に従って設定を行います。
1.「カプセル化」をクリックして、壊れた動画と同じファイル形式を選択
2.「ビデオコーデック」を選択し、「ビデオ」・「オリジナルのビデオトラックを保持」にチェック
3.「オーディオコーデック」→「オーディオ」・「オリジナルのオーディオトラックを保持」にチェック
上記の作業が完了したら、画面上部にファイル名を入力して、「作成」をクリックします。

ステップ5 壊れた動画ファイルを修復する

そうすると、再び「変換」ウィンドウに戻ります。
「プロファイル」項目の「▼」から先ほど作成したプロファイルを選択し、「開始」をクリックします。
自動的に修復が開始されるので、後は終わるまで暫く待ちます。

三、VLC Media Playerでも修復できない時は「Wondershare Repairit」を使おう!

このようにVLC Media Playerなら簡単に壊れた動画を修復する事ができます。しかし、VLCはあくまでもメディアプレーヤーなので、壊れた程度によって修復できない事もあります。もし、修復できない場合は、Wondeshare社が販売する動画修復ソフト「Wondershare Repairit」がオススメです。

さらにRepairitの最新バーションでは高度なAIアルゴリズムを利用した「AI動画補正」機能が追加されました。この機能を使って動画ファイルのディテールを鮮明にし、ノイズを減らし、ぼかしを除去し、最高のビジュアルを実現できます。また、AI技術を活用しているため、従来の手法では難しかった細部の補正もスムーズに行うことができます。ぜひこの機会に体験してみましょう。

破損した動画ファイル修復ソフト

Wondershare Repairit - 動画修復ソフト

  • 簡単な3ステップで破損した動画ファイルを修復
  • MOV、MP4、M2TS、MKV、MTS、3GP、AVIなど多様なの形式に対応
  • Canon、Nikon、Sony、GoPro、DJIなど多種なカメラに
  • ファイルを無料で修復し、プレビューすることが可能
  • Windows・Mac両方にも対応しています

編集中やデータ転送中と言ったあらゆる状況で破損してしまった動画ファイルを簡単に修復できるのが本製品の特長です。MP4やM2TS、FLVを始めとしたほぼ全ての動画形式に対応していて、ファイルサイズ・個数に関係なく3ステップでの修復が可能です。また、Windows及びMac PCだけでなく様々なデバイスの動画も修復が可能で、デジカメ、GoPro、ドライブレコーダーなど、多岐にわたります。この機会にぜひ購入を検討してみましょう。

「Wondershare Repairit」で壊れた動画を修復する方法

ステップ1、壊れた動画ファイルを追加します。

「追加」ボタンをクリックして、フォルダーから破損した動画ファイルを選択します。
ポイント:異なるいくつかの形式のビデオでも、同時に修復できる機能があります。

壊れた動画ファイルを追加

ステップ2、修復を開始します。

「修復」ボタンをクリックし、修復作業が開始されます。修復作業が完了すると、修復された動画を保存してプレビューするように指示するウィンドウが表示されます。「OK」をクリックして、修復した動画を保存します。

修復を開始

ステップ3、修復された動画ファイルをプレビューして保存します。

「プレビュー」ボタンをクリックして、修復された動画をプレビューします。保存する前に、ビデオコンテンツをチェックして、修復された動画ファイルが本物であるかを確認できます。

修復された動画ファイルをプレビューして保存

今回紹介した記事を参考に、VLC Media Playerで壊れた動画を修復してみましょう。もし、VLCでも修復が出来ないという場合は、「Wondershare Repairit」を公式ページからダウンロードしましょう。

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