Apr 02, 2024 • カテゴリ: ビデオ・写真復元/修復
Macユーザーが時々陥るトラブルとして、iMovieエラーコード10008というケースがあります。これは、MacパソコンでiMovie録画したファイルをアップロードする際に起きるエラーです。せっかく作成した録画ファイルがアップロードできないととても困ります。
この記事ではiMovieエラーコード10008が出たときの対処法について考察していきます。
iMovieでビデオレンダリングエラー(10008)が発生する原因をいくつかリストアップしてみましょう。
これはほとんど場合が、プロジェクトの破損が原因となるようで。プロジェクトに含まれるビデオのある部分が破損している、もしくはエラーメッセージが表す内容としては、プロジェクトをフレームごとに実行すると、黒い画面が表示されるだけのフレームが見つかるはずです。これが、ビデオのレンダリングを妨げる大元の原因のようです。従ってビデオレンダリングエラーが起きてしまうのです。
また、システムから削除されたビデオ、すなわちプロジェクトにインポート後、お使いのパソコンからビデオが削除された場合は、10008のエラーメッセージが表示されるケースがあるとされています。
iMovieエラーコード10008が表示されたときの解決策をご説明します。
先述のように、トラブルの主な原因はプロジェクトの黒いフレーム=破損したフレームです。これは、ビデオに適用したトランジションが原因とされています。
ですから、プロジェクトをレンダリングするには、フレームごとにプロジェクトを再度精査して、問題を特定しなければなりません。
実行すると、プレビュー画面が完全に黒くなる、ビデオが不安定になる、フレームが切り取られる、新しいフレームへ置き換えなどの可能性のあるプロジェクトのフレームが見つかるはずです。
なので、ビデオを再度レンダリングしてみましょう。うまくいけば、問題なくレンダリングできるはずです。
ビデオをプロジェクトにインポートしたとしても、ビデオがソフトウェアによって保存されたという状態なので、自由に削除可能です。
元のシステムから動画を削除した場合、iMovieがコンピュータシステムからビデオを転写するのとほぼ同様のため、プロジェクトのビデオにアクセス不可となります。 つまり、プロジェクトを完了後にパソコンからビデオを削除した場合、10008のエラーメッセージが表示されてしまいます。
このケースでは、インポートしたビデオがインポートした場所と同じ場所にあることを確認後、再度レンダリングすることをおすすめします。
また、ビデオをインポート後、あるディレクトリから他のディレクトリに移動することも、ビデオを削除することと同じになります。
ソフトウェアが指定のディレクトリでビデオを検索するので、ビデオを移動した際は、インポートする時に指定したディレクトリに戻すか、ビデオ全体を再度インポートして、iMovieが認識できるように操作してください。
レンダリングしようとするプロジェクトに、多様な種類のビデオファイル形式があるかどうかの確認も必要です。
このケースに対処する一番の方法は、プロジェクトすべての形式をひとつの互換性のある形式に変換することです。
単一の形式に変換した後、プロジェクトもう一度レンダリングしてみましょう。ファイル形式が原因だった場合には、この段階で解決することが可能です。
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以上の操作で破損した動画を修復する操作は完了です。
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内野 博
編集長