USBメモリから誤って重要なExcelファイルを削除されたことありませんか?データ損失は非常に困難な状況ですが、幸いなことに、信頼性の高いデータ復旧ソフトソフトや方法が利用可能です。この記事では、USBメモリから削除されたExcelファイルを効果的に復元するためのいくつかの手順と、それらの手順を実行するために使用できる最も信頼性の高いソフトウェアについて説明します。これにより、削除されたファイルを取り戻すチャンスが大幅に向上します。
私はある会社の支店で、小さな部品を多数管理するチームに所属しています。多数のデータはAccessでも管理出来ますが、私にとってはExcelの方が使い易い為、便利な機能を日々勉強しています。
支店に勤めて約1年が過ぎた頃、残業が多くなって来たので「早く家に帰りたいなぁ、もっと早く作業出来ないかな~」と考え、Excelの機能を調べてみました。そこで発見したのが「マクロ」機能でした。
マクロのプログラムさえ組めば、ボタン一つで一連の作業をやってくれます。私はマクロ作成の方法を一生懸命勉強しました。部長に「多数の部品の在庫を一括管理するのマクロを作っています!これで作業時間は大幅に短縮出来ます!」と自信満々に報告しました。
私は通常業務をこなしながらマクロ作成を行なっていた為、やはり残業が増えましたが、部長からは、マクロさえ出来上がったら早く帰れるからと大目に見てもらいました。
結局10日ほどかかり、マクロが無事完成。私は「はぁ、出来たーーー!!!」と大喜び。その分疲れもどっと出て来ました。
いざ実践を試み、上手く行かない結果が出た部分はプログラムを組み直し、マクロの機能を存分に発揮すべく尽力しました。改良に改良を重ね、やっとパーフェクトなマクロが完成したので、部長に確認してもらいました。とても嬉しい事に、部長より「これはすごいね!!本社に報告しようか」と言われました。
早速本社へメールにてマクロデータを送りましたが、Excelファイルの容量オーバーで送信不可という結果に終わりました。
結局会社のUSBに保存したマクロデータを本社に持って行き、日帰り出張にて報告する事となりました。
出張当日。本社に着き担当者のパソコンへUSBを差し込むと、Excelファイルが出て来ません。
私は勿論データを保存した記憶がはっきりしているので、何故データが出て来ないのかさっぱり分かりませんでした。目の前にいる担当者の方も困惑気味。私は冷や汗が止まりませんでした・・・
焦る気持ちを抑え、私は「原因究明させて下さい!!」とお願いし、担当者の方のパソコンを借りてインターネットで原因を探りました。しかし頭の中は真っ白。何もせず帰って来て、部長に「USBが壊れて報告出来ませんでした」なんて、とてもじゃないけど言えない。部長をはじめ、アポを取ってくれた本社に対する申し訳なさ、これまで一生懸命時間をかけて作成したマクロを公開出来ない悔しさ。
何の為に自分の仕事の時間を割いて本社まで来たのか、とにかく原因を突き止めようと必死でした。そこで思い当たったのが、マクロによるExcelファイルの容量オーバー。USBに負荷が掛かり壊れてしまったとしか考えられませんでした。
しかし、USBが壊れましたでは済まされず、壊れたUSBからでもデータを取り戻せる方法は無いものかと、インターネット検索をした所、Wondershare社の 「Recoverit」を発見しました。
壊れたUSBのデータまで復元(USBメモリのEXCELファイルを復元)出来るのだろうか・・・と不安でいっぱいでしたが、藁にも縋る想いでインストールする事に決めました。
こちらのミスなので有償版を使う事が出来ず、どうしようどうしようと頭を抱えていると、「無料体験版」の文字が!大喜びでインストールし、祈りながら最後に大事なエクセルファイルをUSBメモリから復元することを見届けました。
USBを選んで、「開始」ボタンをクリックしてスキャンを始めます。
スキャンが終わった後、見つけたファイルは形式ごとにリストされます。「復元」ボタンをクリックすることでデータは復元します(一部のデータはプレビューできます)。
ただし、元のデータ損失したデバイスにファイルを保存しないでください。
すると、消えていたExcelデータが復元できたのです!!半ば諦めていたので、USBメモリのEXCELファイルの復元が出来た事が信じられませんでした。 担当者の方も「USBに負荷をかけ過ぎたのは良くなかったね。でも、こんなに早く復元出来るんだ、すごいねぇ」と感心。二人共、 「Recoverit」の機能に圧倒されました。
その後、マクロのプログラムを説明し、作業効率が良いと好評価を頂いたのでほっと胸をなで下ろし本社をあとにしました。 USBは容量が大きなデータを保存し持ち運べるとても便利な機器ですが、負荷をかけ過ぎる事に注意!とても良い勉強になり、今後の大きな課題となりました。
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内野 博
編集長