ビジネスの現場において、USBメモリはデータを物理的に持ち運ぶ手段として利用されています。USBメモリが発売された当初は、USBメモリをなくすと簡単にデータを見られ情報漏えいしていました。現在では、「パスワード付きUSB」が一般的になりUSBメモリをなくしてもパスワードロックされているためセキュリティが保たれています。本記事では、「セキュリティ機能付きUSBメモリおすすめ10選」を紹介します。
USBメモリの紛失などに気をつけていても、人間のやることは万全とは言えません。また、しっかり保管していたとしても、USBメモリの入ったカバンごと盗難されるといった危険性もあります。USBメモリの紛失や盗難を想定した対策が必要となりました。
そこでUSBメモリに以下の機能が付いたUSBメモリが販売されています。
利用開始するときにパスワードの入力を行い、正しいパスワードを入力した場合、USBメモリにアクセスできるようになります。その他にパスワード入力エラー回数が制限を超えた場合、データを消去する機能が付いているUSBメモリもあります。
データは全てハードウエア暗号化(AES256bit:Advanced Encryption Standard 256bit)され保存されています。特殊な機器を使用してメモリにアクセスしようとしても暗号化されたデータのため解読できません。
指紋認証や顔認証などの生体認証機能を搭載しているUSBメモリです。
セキュリティ機能に重点的をおいて「セキュリティ機能付きUSBメモリお勧め10選」を紹介していきます。
アルミ素材の使用で高級感が出ています。また最大読み出し速度が180MB/sのUSB3.0規格です。スライド式なので『端子の埃からの保護が欲しいけどキャップを付け替えが‥』と言う方にピッタリのセキュリティ機能付きUSBメモリとなっています。256bitデータ暗号化機能採用。またELECOM Webサイトからダウンロードすることで、パスワード自動認証機能付暗号化セキュリティソフトPASS×AESも使えます。
ブルーのスタイリッシュな見た目で読み込の際、LED点灯でおしゃれなだけでなくUSBメモリを間違えて外す事故も防げます。パスワード設定で本人以外中身を見られないようにする事もできますし、さらにそのパスワード無効化もできる所は幅広い使い方の一因にもなります。
堅牢な見た目ながら重さは9.2gと軽量。しかしセキュリティ面はその見た目通りでXTSモードのAES 256ビット採用。ファイルは強力に暗号化されUSBメモリのセキュリティも安全です。さらにパスワードの10回誤入力でロック及び強制再フォーマットと、徹底的な情報漏えいを防ぎたい人向けセキュリティ 機能付USBメモリになっています。使用に際してはアプリケーションやドライバのインストールを必要とせず、簡単にパスワードを設定することができます。
色はダークシルバーで統一されており丸い大きな穴が特徴的です。ウイルスチェック機能「Trend Micro USB Security」がこのセキュリティ機能付USBメモリ自体にあり、もし中にウイルス混入のファイルが入ったら、検知や隔離をしてくれるのがセキュリティ機能USBメモリとしてユニークだと思います。またウイルスパターンファイルは、1年間自動更新できます。(ライセンス更新が可能となっています)
色はブラックやホワイトのみならず、ピンクやブルーにグリーンも選べるなどおしゃれな見た目です。「LBファイルロック2」採用でドラッグとドロップのみで暗号化するファイルの選択が可能。見られてもいいファイルと閲覧厳守のファイルを同セキュリティ機能搭載USBメモリ内で分けられるのが面白いと思います。「LBファイルロック2」は、強力な暗号化方式AES256bitを採用しています。コンピューターへのインストールは不要です。
指紋認証の出来るセキュリティ機能搭載のUSBメモリです。6パターン分の登録ができるので共有も可能で使用はただ指で触るだけです。USBメモリ内のデータは全てAES256bitにより自動暗号化。さらに指紋認証が苦手な人のためにパスワード認証へも切り替えられます。動作OSが限られることなく幅広い機器で利用できます。書き込まれるデータはすべて、ハードウエアで自動暗号化されます。
同じく指紋認証の出来るセキュリティ機能付USBメモリです。こちらは10パターン分登録でき、Windows Hello対応でより強固なセキュリティ対策がパスワードなしで実現可能です。さらに証拒否率が3%以下と高く、とにかくこれも内容閲覧を徹底ガードしたい人向けの、セキュリティ機能付USBメモリとなっています。Windows Helloの生体認証と指紋認証キーのUSBドングルを組み合わせて設定をすれば、二要素認証が可能です。
まるでテレビのリモコンにも見間違うような見た目のセキュリティ機能搭載のUSBメモリです。物理キーを入力するタイプになっています。ボタンは一つ一つ独立しているのではなく、隣同士が一つのボタンとなっています。キーパッド付暗号化USBメモリです。USBに直接キーパットを利用して暗証番号を入力して利用します。書き込まれるデータはすべて、ハードウエアで自動暗号化されます。(AES256bit)リチウムポリマー 電池が必要となります。
こちらも物理キーを入力するタイプのセキュリティ機能付きUSBメモリです。数字キーで解除後はセキュリティ機能無しのUSBメモリとして使用可能で、キャップ式ながらストラップホールが付いているので、紛失の心配がその分無くなります。隣同士が一つのボタンとなっている上とは違い独立式になっています。書き込まれるデータはすべて、ハードウエアで自動暗号化されます。(AES256bit)
iPhoneやiPadなら自動でバックアップしてくれるセキュリティ機能搭載のUSBメモリとなっています。亜鉛合金製なので耐久性があり旅行や出張で持ち込むにも便利です。LightningとUSB3.0、Type-Cの3つのコネクタ対応なので様々な端末に使えます。暗号化技術も搭載のUSBメモリですが、どちらかと言うと仕事用よりプライベート用かもしれません。
USBメモリの紛失による情報漏えいやウイルス感染によるデータ喪失へは、セキュリティ機能付きUSBメモリを使用することが重要となります。データのクラウド化も進んでいますが、持ち運びが簡単なUSBメモリの需要はまだまだあります。セキュリティ機能付きUSBメモリの選び方は大きく分けて3つのポイントがあります。
パスワード認証:あらかじめ決めておいたパスワードを入力することで認証を行う。
生体認証:指紋認証や顔認証など生体情報を利用して認証を行う。
物理キー認証:あらかじめ決めておいたパスワードを物理キーで入力することで認証を行う。
ハードウエア暗号化:ハードウエアで自動暗号化される。
ソフトウェア暗号化:暗号化に使用するソフトウェアをパソコンにインストールして使用する。
パスワードを一定回数間違えるとデータを自動的に消去する。
セキュリティ機能付きUSBメモリを利用しているので情報漏えいやウイルス感染の対応ができているかもしれませんが、誤ってUSBメモリをフォーマットしてしまったり、重要なデータを削除してしまったりする場合が発生します。このような場合おすすめなのが、Wondershare Recoveritデータ復元ソフト(Windows版)、簡単3ステップでPC、HDD、SDカード、USBメモリなどから消えてしまったデータを復元してくれます。
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内野 博
編集長