【Mac】パワーポイント中の動画が再生できない場合の対処方法

内野 博

Sep 25, 2024 • カテゴリ: Macデータ復元

はじめに

Macパソコンでパワーポイントに挿入した動画が再生できない状況が起きる時があります。そんな時、どうすれば解決するのでしょう？今回はMacのパワーポイント中の動画が再生できない場合の対処方法を修復ツールも交えてご紹介します。

Part1:【Mac】パワーポイントに挿入した動画が再生できない原因

Macパソコンでの「会議やプレゼンでの必須ツール」で汎用されているのはKeynoteかPowerPointが挙げられます。プレゼンの場で、説明時に動画を見せると説得力も大幅にアップします。ところが、パワーポイントでスライドに挿入した動画がうまく動かず、プレゼン中に焦ってしまった、というトラウマをお持ちの方も少なくないと思います。挿入した動画が再生できない原因はいくつかありますが、例えば以下のようなものが挙げられます。

• パワーポイントに対応していない形式の動画が挿入されている
• 画像描画に負担がかかっている
• ディスプレイ アダプタのドライバに問題がある  
• リンクした動画がいつの間にか移動

上記の原因は、予期せぬ場合で起きますので注意が必要です。

Par2: パワーポイントにある動画が再生できない問題の解決策

　パワーポイントにある動画が再生できない問題は、どうすれば解決するのでしょう？いくつかの方法を試してみましょう。

・方法1：パワーポイント対応の動画形式に変える　

　パワーポイントの動画形式に対応していないケースでは、対応する動画形式に変換することで再生可能となります。オープンソースで使うことのできる動画変換ソフトもあるので、これらのものを使って変換しましょう。

・方法2：パワーポイントのグラフィックの詳細設定を変更

　次の操作で、画面描写の圧力を軽減した後、再生できるようになります。

1.   パワーポイント画面のファイルから「オプション」を選択
2.   詳細設定から「スライド ショー実行中はハードウェア グラフィック アクセラレータを無効にする」にチェックを入れる

・方法3：パソコンのグラフィック設定を変更

パワーポイントの設定ではなく、パソコン本体でグラフィック設定を変更して、画面描写の負荷を軽減する対処方法もあります。※パソコンの機種によって操作が異なることもあるので適宜お調べください。

1.   「スタート」をクリック→「コントロールパネル」を選択→「デスクトップのカスタマイズ」「個人設定」「画面の設定」「詳細設定」を選択
2.   「トラブルシューティング」をクリックし「設定の変更」を選択
3.   「ハードウェアアクセラレータ」のつまみを1まで減らし「OK」をクリック
4.   パソコンを再起動

・動画ファイルをハイパーリンクの設定にする

動画を埋め込まずに、パソコンなどに保存した動画とリンクさせることで再生可能になります。

1.   スライド内に新規オブジェクトを挿入
2.   オブジェクトの上で右クリックをして「ハイパーリンク」を選択
3.   「ハイパーリンクの挿入」で保存された動画を選択→「OK」をクリック

・動画修復ソフトWondershare Repairitを使う

【Wondershare Repairit】では簡単な操作で動画を修復できます。

ダウンロードして保存した動画や、変換ソフトを使ってフォーマットを変えた動画などが再生できないときには特におすすめのツールです。

破損した動画ファイルの修復率が、旧・Wondershareビデオ修復に比べ大幅に向上しました。これまでなら、修復を諦めていた破損度合いの大きい動画ファイルも「高度修復」モードなら修復できる確率が向上しました。

わずか３ステップで動画修復が可能な【Repairit】。パソコンツールが初心者の方でも、簡単に使えるシンプルな操作画面でありながら、デジタル写真や、動画、オーディオなどを最先端技術を駆使して、ユーザーの創造性の可能性を広げる画期的なツールです。

【Repairit】なら、形式の異なる複数の動画を同時に修復することも可能です。また、無料試用版でも破損した動画ファイル内からサムネイル表示、動画全体をプレビュー再生できるので、有料版のご購入前に、動画が修復できるのかご確認いただけるので安心です。

以下は「Wondershare Repairit」で破損した動画を修復する手順です。

ステップ1 　再生できない動画を追加します。

「Wondershare Repairit」を起動した後、再生できない動画を追加して、右下の「修復」をクリックします。

ステップ2 　再生できない動画の修復完了を待ちます。

修復完了しましたら、修復できた動画をプレビューできます。

ステップ3 　修復された動画を保存します。

修復された動画を保存します。複数個の動画の場合、「すべて保存」をおすすめします。

PART3 : 豆知識―パワーポイントに動画を挿入する方法

様々なシーンで、印象的なプレゼンなどに役立つパワーポイント。

どのようにパワーポイントに動画を挿入するのか、いくつかの方法をご紹介します。

《 動画ファイルを埋め込む方法 》

① 動画を追加したいスライドを表示

② 「挿入]」タブから「ビデオ」の下にある矢印をクリック→「このコンピューター上のビデオ」 を選択

③ 「ビデオの挿入」 から挿入したい動画ファイルを選択→「挿入」をクリック

《 動画ファイルをリンクする方法 》

◇別ファイルとして保存した動画ファイルをリンクする方法は次の操作になります。

① 動画を追加したいスライドを表示

② 挿入したい動画ファイルを任意のフォルダに収納

③ 「挿入」 タブから「ビデオ」の下にある矢印をクリック→「このコンピューター上のビデオ]」を選択

④ 「ビデオの挿入]」から挿入したい動画ファイルを選択→「挿入」ボタンの横にある下向き矢印をクリック「ファイルにリンク]を選択

◇オンライン動画共有サービスなどの動画をリンクする方法は以下のように操作して下さい。

 ① オンライン動画共有サービスなどで追加したい動画のURLをコピー

 ② 「挿入」タブから「ビデオ」の下にある矢印をクリック→「オンラインビデオ」を選択

 ③ 入力欄にURLを入力→「挿入」をクリック

Wondershare Repairit - 動画・写真修復ソフト

• Windows/Macで再生できない、破損した動画ファイルを修復

• MOV、MP4、M2TS、MKV、MTS、3GP、AVIなど多種類の形式に対応

• 撮影中、記録中、転送中、編集中、変換中、処理中に破損した動画を修復

• Canon、Nikon、Sony、GoPro、DJIなどカメラで撮影された動画を修復

無料ダウンロード 無料ダウンロード