Vimeoはいち早くハイビジョン画質に対応したのをはじめ、数ある無料で利用できる動画配信サイトの中では珍しく配信者が設定を行えば閲覧者が動画をダウンロードすることが可能です。 ただし、ハイビジョン画質のVimeo動画は容量が大きくなることから内蔵ストレージでは間に合わず、sdカードに保存することが殆どです。
Vimeoは2004年にサービスをスタートした動画配信サイトで他社に先駆けて早期にハイビジョンに対応したほか、ガイドラインでユーザー自身が作成した動画のみを投稿できるとしていることから映像作家、映画監督、ミュージシャンなどプロアマ問わず世界中のクリエイターが集まり作品を投稿しています。
2010年には会員数が300万人を突破し1日平均で16000本以上の動画が投稿され、2017年にはライブ動画配信サービスのLivestreamを買収し、新サービスのVimeoLiveもスタートし利用シーンが広がっています。
Vimeoでの動画の再生はストリーミング形式が採用されており、光ファイバー回線などに接続されたパソコンならば問題なく再生できますが、スマートフォンなどモバイルデータ通信を利用する場合にはスムースな再生が厳しい場合もあります。
Vimeoでは動画を投稿したユーザーが設定した場合という条件付きではあるものの、「ダウンロード」ボタンが表示されている場合はデバイスに保存することができます。
一度スマートフォンに保存すれば、その後はインターネットに接続されていなくても再生できるためいつでもどこでも閲覧することが可能です。
ハイビジョン画質の動画の容量は10分程度の動画で約1GBに達するため長編映画となると内蔵ストレージでは足りなくなることもありますが、そんな時はsdカードを利用すると便利です。
sdカードは内蔵ストレージが不足しても保存領域を拡張できる便利なものですが、その一方で稀に認識しなくなることもあり、せっかく保存した大切なVimeo動画を失うこともあります。 そんな時は慌てる前に、まずは原因の切り分けをしたいところです。
最初に疑いたいのが端子の接触不良で、一旦抜いてから再度差し込むと途端に認識するケースもあります。 また、一見しっかり挿入されているように感じても指で軽く押すとさらに奥に入って、それまで以上にしっかりと挿入されることも少なくありません。
端子の汚れが原因で接触不良を起こしている場合はsdカードの端子を乾いた布で拭き、スマートフォンの側は布を使うのが困難なため、押すと空気が噴霧されるエアーダスターなどを使用して埃を吹き飛ばしてから再びsdカードを挿入するのを試します。
スマートフォンではsdカードの認識をソフトウェアで行っているため、フリーズやバグによって認識できなくなることも稀にあります。 設定からストレージを開き、sdカードの欄をタップするとマウントが解除されるので、再び同じところをタップして再マウントを行い、それでも改善されない場合はシステムの再起動を試します。 これでも無理だった場合は他のパソコンなどでそのsdカードを読み込み、もしもここで正常に読み込めればスマートフォンの故障、読み込みに失敗すればsdカードが故障している可能性があります。
Recoveritを起動すると、メニュー画面が表示されます。「外付けデバイス」にsdカードのドライブを選択します。「開始」ボタンをクリックしてスキャンを始めます。
スキャンが終わった後、見つけたファイルは形式ごとにリストされます。「復元」ボタンをクリックすることでデータは復元します(一部のデータはプレビューできます)。
復元が完了して保存するときは同じデバイスに保存しないようにして下さい。データが上書きされてしまいます。
これまでスマートフォンでsdカードが認識されなくなったら保存したVimeo動画を諦めて新たなsdカードを購入する選択をするユーザーが殆どでしたが、「Recoverit」が誕生した現在はその前に試すことができるチャンスが与えられました。 万が一sdカードが認識しなくなる事態に見舞われたら、まずは復元できるか試すと言うのがこれからのデジタルライフの常識となりそうです。
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内野 博
編集長