ボイスレコーダーには、重要な音声情報が含まれているケースが多いでしょう。ボイスレコーダーのデータを削除してしまっても、新たに音声データの上書きを行っていないのなら、簡単にデータを復元できる可能性があります。
この記事では、ボイスレコーダーで削除されたデータの復元方法を解説。手段はいくつかあるので、お困りの方は記事を参考にしてお試しください。
ボイスレコーダーは、あらゆる重要な場面で活躍します。
このようにビジネスシーンでの利用が多く、データを削除してしまうと、資料作成などの場面で、重大な問題が発生してしまう可能性があります。
とくに商談や会議、取材などは全く同じ内容を二度と聞けるわけではないため、速やかに、そして確実にデータを復元することが重要です。
ボイスレコーダーで削除したデータを復元する方法は、主に以下の3つが挙げられます。
この中で、最初に試していただきたいのがデータ復元ソフトウェアの使用です。
ソフトウェアの使用のみでボイスレコーダーのデータが復元できれば、プロに依頼をするよりも低コスト、あるいは無料で復元できる可能性があります。
また、バックアップデータをとっているのであれば、バックアップデータを復元するだけでデータは元通りになるでしょう。
データ復元ソフトウェアを利用すれば、自宅で簡単にボイスレコーダーのデータを復元できます。
例えばデータ復元ソフトウェア「Recoverit(リカバリット)」なら、画像の通り親しみやすいインターフェースで、初めてでも直感的な操作が可能です。
ボイスレコーダーのデータを保存しているメモリーカードをパソコンに接続し、Recoveritを起動します。メモリーカードが表示されたら「スキャンする」をクリックしましょう。
メモリーカードなど、選択したデバイスのスキャンが始まります。Recoveritはスキャン中の操作も可能なほか、フィルターやソート順、ファイル検索などでデータを絞り込めるため大変便利です。
スキャン後、ボイスレコーダーのデータを見つけたら該当データを選択し、画面右下「復元する」を選択しましょう。必要に応じて、プレビューで復元前にデータの内容を確認できます。
以上でWondershare 「Recoverit」を使って、ICレコーダーの失った録音データを復元する工程は、全て終了になります。
音声の録音や再生、復元といった役割分担を明確にしておくことで、どんな時も安定した対応をとることが出来るようになるでしょう。これからは大切なメッセージを思い出と共に綺麗なまま残して頂ければと思います。
データ復元ソフトウェアを利用してもデータを見つけられなかった場合は、プロの業者に依頼をする方法があります。
プロのデータ復元サービスは、料金が業者によって大きく異なります。復元するデータのファイルサイズが大きいほど、障害の程度が重度であるほど料金は高くなるのが一般的です。
あくまでも例ですが、500MB以下のファイルサイズの場合、1万円以下で済むケースもあれば、障害の程度が重度なために数万円の費用が請求されることもあります。
このように、料金は業者、ファイルサイズ、症状などによってさまざまなため、まずは業者に問い合わせをしてみるのがおすすめです。
こまめにデータのバックアップを行っている場合は、バックアップデータからボイスレコーダーのデータを復元できるでしょう。
いつもバックアップデータを格納しているフォルダやハードドライブを探してみてください。
また、バックアップからの復元、データ復元ソフトウェアの利用、プロへの依頼、いずれの方法を利用するにも、できるだけ早い段階での行動が重要となります。
時間の経過や、データの上書きによって復元が難しくなる可能性があるため、ボイスレコーダーのデータが消えてしまっても、まずは慌てずに行動しましょう。
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内野 博
編集長