ファイル・フォルダがショートカットになった
場合の修復方法

ファイル・フォルダがショートカットになって修復しようとする時、どうすればいいでしょうか。本ペイジでは、万が一に備えてショートカットになる原因と修復方法を紹介します。

安全なソフトプライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし 3ステップで操作 3ステップだけ復元可能
内野 博

Jun 29, 2023 • カテゴリ: ファイル復元・修復

Windows10では、保存していたファイルやフォルダがショートカットになる場合があります。ファイルやフォルダがショートカットになる原因は、システムエラーかウイルス感染のどちらかです。修復する際はウイルス感染の恐れがあるため、セキュリティの対策もしておきましょう。本ページでは、ファイルやフォルダがショートカットになった場合の修復方法を紹介します。


なぜファイル・フォルダがショートカットになったのか

ファイルやフォルダがショートカットになったときの対処をする前に、まずショートカットとは何かを理解したうえで原因を知る必要があります。ショートカットとは何か、ショートカットになる原因を解説します。

ショートカットとは

ショートカットとは、内部に保存しているファイルやフォルダにアクセスできるアイコンです。ファイルやフォルダのアイコン左下に矢印がある場合、それはショートカットと認識してください。

フォルダがショートカットになった

アイコンがショートカットだと、別の場所に保存されています。ショートカットは利用頻度が高いファイルやフォルダへスムーズにアクセスするために、デスクトップへ設置されることが多いです。

ファイル・フォルダがショートカット化する原因

ファイル・フォルダがショートカットになる問題では、以下の原因が考えられます。

Windows10では落雷によってパソコンの電源が落ちたり、強制終了するとシステムエラーによってファイル・フォルダがショートカットになることがあります。またウイルスの感染によって、ファイルやフォルダがショートカット化させられるパターンもあり要注意です。

ショートカットになったファイル・フォルダを修復する方法

ファイルやフォルダがショートカットになった場合、基本的な復元方法は以下の2つになります。

それぞれの対処法を詳しく解説します。

コマンドプロンプトでのコマンド活用

ショートカットになったファイルやフォルダを修復するときは、まずコマンドプロンプトを利用して復元を行います。まず以下の手順でコマンドプロンプトを起動します。

  1. スタートボタンを左クリック
  2. 「Windowsシステムツール」を左クリック
  3. 「コマンドプロンプト」を左クリック

コマンドプロンプトが起動したら、ウィンドウの末尾で「attrib -h -r -s /s /d (保存ファイルやフォルダのあるディスクのラベル):\*.*」と入力してから、Enterキーを押してください。この手順を行って、ショートカット化されたフォルダ・ファイルを復元できる可能性があります。

隠しファイルからの復元とウイルス除去

ウイルスの感染によってファイルやフォルダが隠しファイル扱いになった可能性もあります。そのため、隠しファイルの表示とウイルス除去も対処法の1つです。隠しファイルの表示は以下の手順で行えます。

  1. スタートボタンを左クリック
  2. 「Windowsシステムツール」を左クリック
  3. 「コントロールパネル」を左クリック
  4. 「デスクトップのカスタマイズ」を左クリック
  5. 「エクスプローラーのオプション」を左クリック
  6. 表示されたウィンドウで「表示」のタブを左クリック
  7. 「ファイルとフォルダーの表示」のツリーを開く
  8. 「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェ区を入れる
  9. 「OK」を左クリック

ウイルスを除去するにはセキュリティソフトが必要です。以上の対処を行うと、ファイルやフォルダがショートカット化する問題を解消できます。

データ復元ソフトでファイル・フォルダを復元

ショートカットになったファイルやフォルダは、データ復元ソフトを使って復元することも可能です。この場面でデータ復元ソフトを利用するなら、おすすめは「Recoverit」です。

「Recoverit」ではたったの3ステップでショートカット化したファイル・フォルダを復元できます。画面の指示に従って復元したいファイルやフォルダを選択するだけなので、操作は難しくありません。Recoveritはシステムエラーで削除されたデータも復元できるので、万が一の備えに用意しておくと安心です。Recoveritは無料でダウンロードして試用することは可能なので、ぜひ使ってみましょう~

無料ダウンロード Windows版 無料ダウンロード Mac版

以下は、Recoveritでショートカットになったファイルやフォルダを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択することができます。スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンのデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスク・フォルダをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作で大事なファイル・フォルダが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、ファイルの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

HDD復元ソフト

Recoverit - 強力なファイル復元ソフト

    • PC、HDD、ゴミ箱、SDカード、USBメモリから削除したデータを復元

    • 写真、動画、音楽、ドキュメントなど1000種のデータ形式に対応

    • クラッシュして起動しないパソコンからデータを復元

  • 破損した動画ファイルを修復
人気記事
Home > Resources > ファイル復元・修復 > ファイル・フォルダがショートカットになった
場合の修復方法