Nintendo Switchは、世界中で愛されている人気ゲームハードの一種です。数多くの名作タイトルが存在し、発売から7年経った今もその人気ぶりは落ちません。しかし、ゲームユーザーにとって最も残念な瞬間といえば、セーブデータの消失でしょう。今回は、Nintendo Switchのセーブデータ復元の方法を注意点とあわせて解説。
スイッチのセーブデータは本体保存メモリーにしか保存されません。なおスイッチの中でもセーブデータに関しては、Nintendo Switch Onlineを使わない限り復元は不可能と見た方が良いです。
ちなみにmicroSDカードはスイッチのダウンロード版ソフトや追加コンテンツと言ったセーブデータ以外のソフト関連データ。ユーザーが撮った画面写真や動画などが入ります。(なおソフト関連データも本体に入れる事が可能です。ちなみにゲームカードはSwitchでのパッケージ版ソフト本体の事で、セーブデータとは無関係になります。)
もしNintendo Switch Onlineに加入していたら、自動的にスイッチのセーブデータが任天堂側にバックアップされ復元が容易になります。
Nintendo Switch Onlineサービスには、「セーブデータお預かり」と呼ばれるセーブデータの自動バックアップ機能があります。Nintendo Switch Onlineに加入することで、セーブデータをクラウドに保存し、別のSwitch本体でもデータの復元が可能です。(一部のタイトルには非対応のものも存在します。)
また、Nintendo Switch Onlineの特典として、オンラインプレイや『スーパーファミコン』『ファミコン』『ゲームボーイ』のプレイも楽しめます。未加入時と比べて遊べる幅が格段に広がるので、強い対戦相手を求める方や懐かしいゲームを楽しみたいユーザーにおすすめです。
万が一、セーブデータが紛失した場合は、データ復元ソフトを利用する方法もあります。その中でも、データ復元ソフト「Recoverit」は高い復元率と使いやすさで評価が高いソフトウェアです。パソコンとSwitch本体を接続し、対象のデータをスキャンして復元できます。使い方は非常に簡単で、パソコン画面に表示される操作案内に従うだけです。パソコン操作に不慣れな方でも復元できるので、ぜひお試しください。
以下は、「Recoverit」 でスイッチのユーザーから削除してしまった写真や動画などのデータを復元する手順です。
「Recoverit」を起動する前に、外付けデバイスをパソコンに接続しましょう。カメラ、外付けHDD、USBメモリ、SDカードなどが認識可能です。ターゲットの場所として「外付けデバイス」を選択してください。
スキャンしたいmicroSDカードをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。新バージョンではスキャンの時間を大幅に短縮するバージョンアップを行いました。また、スキャン結果はリアルタイムで表示されます。
microSDカードのデータをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいmicroSDカードのファイルにチェックを入れて、「復元」をクリックすれば完了です!
以上簡単な操作でmicroSDカードから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、microSDカードの復元だけではなく、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試してください。
Nintendo Switchのセーブデータに関するトラブルが解決できない場合は、Nintendoのカスタマーサポートに相談することも重要です。専門のサポートスタッフが丁寧に対応し、問題を解決する手助けをしてくれます。
Nintendo Switchのセーブデータは、プレイヤーにとって非常に重要な情報です。失われたセーブデータを復元するために、Nintendo Switch Onlineやデータ復元ソフト、カスタマーサポートを活用しましょう。安全なゲームプレイを楽しむために、セーブデータのバックアップと復元を常に意識しておくことが大切です。
専用の復元ソフトであっても、スイッチのセーブデータが他のデータで上書きされ復元出来ない事があります。ですのでユーザー自らしてしまった。もしくは予期せぬ出来事でデータが削除されても、それ以降スイッチもしくはmicroSDカードを使い続けている期間が長いほど復元が困難となります。
ょってスイッチのセーブデータを復元したい場合、スイッチもしくはmicroSDカードはなるべく使わず(他のデータを入れない)ただちに復元作業にあたって下さい。
Nintendo Switch Onlineに加入してスイッチのセーブデータを預けていても、加入しなくなったらそこからの復元は不可能になります。ただし加入離脱後なら180日以内に再加入すれば、Switchのセーブデータは復元可能です。
ですが加入終了から約半年間が過ぎていたら、任天堂側のスイッチのユーザーデータも削除されていると思われますし、紹介する復元ソフトは当然、任天堂側から勝手にデータを入手するソフトではありません。
Nintendo Switchのセーブデータを復元する際には、いくつかの重要な注意点があります。これらのポイントを押さえ、失われたデータを迅速かつ効果的に回復しましょう。
セーブデータを復元する際には、可能な限り最新のバックアップを使用しましょう。古いバックアップを使用すると、最新の進行状況やアイテムが失われます。定期的にバックアップを取る習慣をつけ、常に最新のデータを利用しましょう。
セーブデータを復元する際には、現在のセーブデータが上書きされる可能性があります。とくに、手動でバックアップを取る場合は、誤って古いデータで上書きしてしまわないように注意しましょう。データを復元する前の確認作業が重要です。
Nintendo Switchでは、ゲームごとに独立したセーブデータが管理されています。復元作業を行う際には、対象となるゲームのセーブデータを正確に特定し、復元対象として選択することが重要です。間違ったデータを復元してしまうと、意図しない結果を招く可能性があります。取り返しがつかなくならないよう、慎重に作業を進めましょう。
Nintendo Switchのセーブデータを復元する際には、最新のバックアップを使用し、セーブデータの上書きに注意し、ゲームごとのセーブデータの扱いにも細心の注意を払いましょう。これらの注意点を守ることで、失われたデータを確実に復元できます。
ゲームをしたことのある人なら当然と言えますが、セーブデータは非常に重要です。これはNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)プレイヤー以外にも言えるでしょう。セーブデータは、ゲーム内の進行状況や達成した成果、獲得したアイテムなど、プレイヤーの努力と時間が詰まったデータです。
セーブデータが失われると、プレイヤーはゲームの最初からやり直す必要が生じます。とくに長時間をかけてクリアしたり、難易度の高いボスを撃破したりした場合、その成果を失うことは怒りや悲しみなど複雑な感情が湧き上がってくるものです。
また、Nintendo Switchは携帯型ゲーム機としても利用できます。外出先や移動中にプレイすることも珍しくありません。そのような状況下でセーブデータが消失すると、プレイヤーは不便を強いられるばかりか、ゲームへのモチベーションも低下してしまう可能性があります。
そのためNintendo Switchのセーブデータは単なるゲームデータではなく、プレイヤーの価値ある時間や努力の結晶であり、大切に管理する必要があります。定期的なバックアップや注意深いセーブデータの取り扱いを心がけることで、失われたデータのリスクを最小限に抑え、安心かつ楽しんでプレイが可能です。
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内野 博
編集長