Feb 01, 2024 • カテゴリ: ビデオ・写真復元/修復
数年前から注目されているAI技術。2023年には、とうとう一般ユーザーでも扱いやすい環境が生まれました。画像生成も、そんな一般化されたAI技術のひとつです。AIに細かい指示を送ることで、イメージした画像を生成してくれます。今回は、AIで画像を生成するツールトップ10を紹介。もしも、生成した画像を高品質化したいときは、データ修復ソフトRepairitがおすすめです。ぜひお試しください。
AIで画像を生成するツールトップ10を紹介します。どのツールも、最新技術を搭載したAI自動生成ツールです。イメージする言葉で指示書を送り、まるでプロが描いたような画像を作成しましょう。また、ツールによってメリットやデメリットがあります。しっかり把握し、使いやすいお気に入りのツールを選んでください。
参考元:OpenAI DALL·E
OpenAI DALL·Eは、テキストと画像から自動生成してくれる画像生成ツールです。テキストであれば、イラスト風から実写風の画像まで生成が可能。画像であれば、イメージした下書き画像をもとに自動で描画してくれます。ただし、テキストから生成する場合は非常に詳細な指示を送ることが必要です。
現状、テキストで複雑な形や色使いが施されている画像を描こうとすると、成功率が格段に下がることが報告されています。プロンプト(AIへ送る指示書)を詳しく理解するか、テキストからある程度のイメージを定め、さらに画像から自動生成する方法がおすすめです。
参考元:DeepArt
DeepArtは、画像を芸術家によるアート風画像に加工してくれるサイトです。変換してくれる絵のタッチは非常に豊富。モザイク絵や油絵、版画などに出力できます。
また、これらのタッチは「芸術家が書いた有名作品」から選択が可能です。たとえばエドヴァルド・ムンクの有名作『叫び』であれば、ツールにある『叫び』の画像を選んで指定します。そのため、画家や作品名が分からなくても、一覧からひと目で選択できる仕様です。
Prismaは、スマホユーザー向けに開発された画像加工アプリです。任意のテーマをタップするだけで、画像全体の雰囲気を加工できます。スマホユーザーから高い人気があり、その理由は豊富な加工テーマと、素早い変換処理技術です。通常の「色彩」「明るさ」の変更やフレーム追加、背景変更機能はもちろん、数十種類もの加工テーマが存在しています。
またAIが人物を判別してくれるため、「人物+背景」「人物のみ」「背景のみ」のそれぞれにテーマを加工することも可能です。処理速度も数秒なため、スマホユーザー向けにおすすめのツールです。
参考元:Fotor
使い勝手の良さに関して言えば、Fotorがおすすめです。AI画像生成により、さまざまな画像を生成できます。生成できる画像の種類はさまざま。「Twitterのヘッダー」「PCの壁紙」「Zoom背景」なども生成が可能です。生成元となるデータは、テキストまたは画像から指定できます。写真風やアニメ風、3D風など多種多様なスタイルがあるため、好みにあったものを選びましょう。
参考元:NightCafe
直感的な操作が特徴のNightCafeは、パソコン操作が不慣れな方にもおすすめです。既存のテーマを選び、数回のクリックだけで簡単に画像生成が完了します。また複数の画像を選択すれば、それらを組み合わせたコラージュ画像の生成も可能です。
AIのプロンプトに慣れた方であれば、テキストからの生成もできます。テキストに加えて、アルゴリズムやモデル、スタイルなどもカスタマイズできるため、よりイメージに近い画像の生成が可能です。
参考元:Midjourney
テキストでAI画像生成するために必要な指示書「プロンプト」に慣れた方は、Midjourneyを使ってみてはいかがでしょうか。Midjourneyで画像を生成するためには事前アカウント登録が必要ですが、プロンプトに使用するコードが紹介されているため参考にしながら作成できます。チャットツール「Discord」が導入されているため、わからないプロンプトを誰かに質問できることも可能です。
参考元:Starry AI
Starry AIは、パソコンとスマホの両方から使用できるツールとして人気のあるツールです。プロンプトとなる英単語を羅列すれば、テキストから画像が生成されます。また、画像からの生成にも対応しているため、簡単なプロンプトで生成した画像をもとにイメージと近づけると良いでしょう。イメージの大元となるテーマが生成前に選べることも嬉しいポイントです。
参考元:DeepAI
DeepAIは、AI画像生成機能をもった画像加工サイトです。サイトはシンプルで直感的な操作で選択できるため、ほかのツールと比べて扱いやすい仕様となっています。テキストと画像からの生成はもちろん、もととなる画像にプロンプトを指定して加工することも可能です。
参考元:Dream Studio
Dream Studioは、2022年8月に公開されたAI画像生成サイトです。サイトのインターフェースは非常にシンプルで、サイトに遷移すると早速作成ページが表れます。テーマや画質を指定し、テキストまたは画像から自動生成。出力枚数を指定すれば、簡単に画像の生成が可能です。
また、昨今のAI画像生成ツールには否定プロンプトの入力が可能なものもあります。否定プロンプトとは、画像に描画したくないものをキーワードで指定できるものです。否定プロンプトを入力することで、よりイメージに近い画像を生成できます。Dream Studioにも否定プロンプトが入力できるようになっており、非常に使いやすいツールと言えるでしょう。
参考元:Craiyon
OpenAIをもとに作成されたオープンソースモデルのCraiyonは、テキスト入力で画像生成できるツールです。正確には、前述の「OpenAI DALL-E」の基盤を用いており、オープンソースのメリットである膨大なデータ量をもとに開発。そのため、機械学習により高品質な仕上がりが期待できます。
今回は、AIで画像を生成するツールトップ10を紹介しました。どのツールも最先端のAI技術を使用しており、上手く入力すれば期待するイメージの画像が作成できます。もしも、完成した画像の画像が気になる方は、データ修復ソフトRepairitをお試しください。
Repairitはもともとデータ修復ソフトで、データの破損を修復することに長けていました。最新バージョンの製品では、AI技術により画質を向上させる「AI写真補正」機能が追加されました。「生成された画質が荒い」といった方は、Repairitがおすすめです。非常にシンプルな操作で、誰でも簡単に扱えます。もちろん撮影した写真やダウンロード画像などにも使用が可能です。ぜひお役立てください。
「AI写真補正」機能について、詳しくはこちらへ。
まず、Wondershare Repairitを起動して、「そのほかの種類の修復」から「AI写真補正」を選択します。青い色の「+追加」ボタンをクリックすると、画像をアップロードすることができます。
写真をアップロードすると、出力解像度を選択し、右下にある青色の「補正を開始」ボタンをクリックして、数秒間待ちます。
修復が完了すると、「処理が完了しました」というメッセージが表示されます。修復された写真を確認することは可能です。問題なければ、「すべて保存」をクリックして保存してください。
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内野 博
編集長