皆さんは、「外付けハードディスクドライブ」を使っていますか?「外付けHDD」とも言われます。 これは、いわゆるデジカメやスマートフォンなどでデータを記録する際に使用する「SDカード」の大容量版と言える物です。 サイズは様々で、片手に収まり持ち運びのしやすい小型のものや、デスクトップパソコンと見紛う大型のタイプもあります。また、容量も多岐にわたり数百ギガから数テラまで幅広く、用途により選択することが出来ます。
外付けHDDの用途は様々です。例えばテレビに接続し、レコーダーを使わずにテレビ番組を録画することも可能です。レコーダーを使用している場合は外付けHDD分の容量を増やすことも出来ます。 さらに,録画用の外付けHDDを用意しておくことでレコーダーが故障してしまった場合でも、録画したデータは無事なので「レコーダーの修理で中身をフォーマットされてしまった…」などということはありません。
また違った使い方としては、PCのデータバックアップ役としても効果を発揮します。PC本体の調子が悪く、起動しなくなるといった不具合はよく見られますよね。もしものときのために定期的にバックアップを取っておくことで、別のPCにデータを移し変えることが出来るため、以前の環境を簡単に再現できるのです。 外付けHDDは、データバックアップや、容量増強など役立ちますので、興味のある方は使用を検討してみてください
しかし万全にバックアップを取っていても、操作ミスやウィルス感染などの不慮の事故によって外付けHDDそのもののデータが失われてしまうケースがあります。バックアップが削除されてしまってはどうしようもありません。 そんな大切なデータを復元する際にお勧めなのが、Wondershare社のRecoveritです。 このソフトは、550種類もの膨大な拡張子に対応しており、どんなファイルでも復元できます。また、外付けHDD以外の媒体(PC本体やSDカードなど)のデータ復元も可能です。 今回はRecoveritを使用して外付けhddのデータを復元する手順をご紹介します。
まずは復元したいHDDをパソコンに接続します。そしてパソコンから「Recoverit」を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。「外付けデバイス」タブから復元したい外付けHDDを選択してクリックします。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。
スキャンが終わった後、見つけたファイルは形式ごとにリストされます。「復元する」ボタンをクリックすることでデータは復元します(一部のデータはプレビューできます)。
復元が完了して保存するときは同じデバイスに保存しないようにして下さい。データが上書きされてしまいます。
外付けHDDとRecoveritについてお話してまいりましたが、いかがだったでしょうか?外付けhddから削除されたデータ復元する際は、ぜひRecoveritをご活用ください。
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内野 博
編集長