iniファイルを誤って消してしまったという経験をした方はいませんか?特に初心者の方はiniファイルの役割がよく分からず消してしまうといったこともあります。しかしながら慣れている方にもアプリケーションのエラーやパソコンの予期せぬ不具合によってiniファイルが消えてしまい、復元したいという方もいるはずです。ここでは、初心者の方にもわかりやすく復元方法を紹介します。
iniファイルとはWindows上のアプリケーションが動作設定を保存するのに使用するファイルのことです。ファイル名の標準の拡張子が「ini」であるので、このように呼ばれます。現在では別の方法で設定を保存するアプリケーションも多く存在しますが、依然としてこの方式で設定を保存しているものも存在します。もしこのiniファイルが消えてしまうと、アプリケーションがうまく起動しない、設定が消えてしまうなどの不具合に見舞われる可能性があります。誤って消さないよう気をつけましょう。
しかしながらパソコンの予期せぬ不具合や停電によってiniファイルは消えてしまうこともあります。ではもしiniファイルを削除してしまった時、どう対処したら良いのでしょうか?一般的なデータ復旧ソフトは使い方が分かりづらい物が多くありますが、Wondershare 「Recoverit」ではiniを含む多くの拡張子のファイルの復元ができ、シンプルな操作性で初心者の方にも安心、簡単にファイルの復元ができます。無料版ではファイルのスキャンのみ行なえます。時間が経つとファイルが上書きされてしまう恐れがあるので、有料版の購入と早めのデータ復旧をおすすめします。
復元したいファイルのあったHDDの場所を選択する必要があります。必要に応じて選択し、ウィンドウ右下の「開始」をクリックしてください。
スキャン中の画面には、ウィンドウ左側に現在発見されたファイルの一覧を見やすくするための「ツリー表示」、「ファイルビュー」などが存在し、ファイル変更日の絞り込みといったファイルの表示方法の変更も可能です。ウィンドウ上部にはスキャンの進捗状況や見つかったファイルの数、ウィンドウ右上には残り時間が表示されます。
スキャンが完了したら、ウィンドウ左上の「ファイルビュー」をクリックし、その後表示される「グラフィック」、「ビデオ」などの一覧の中から「その他」のツリーを展開してください。ツリーの中に「INI」と表示されているものを選択します。こうすることで削除されたiniファイルの一覧のみが表示され、復元したいデータを見つけやすくできます。復元を行うには、この中から復元したいファイルの左のチェックボックスにチェックを付け、ウィンドウ右下の「復元」をクリックすると、復元が開始されます。
iniファイルを復元することができたでしょうか。このように「Recoverit」では初心者の方にも簡単にファイルを復元することができます。
ファイル復元ソフト「Recoverit」の使い方について、以下操作動画をご覧ください。
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kiki
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